2024年4月14日日曜日

伝記:リーゼ=マイトナー(マリッサ=モス著):
邦訳,2024年(岩波書店) 出版
マイトナー女史は、“原子核の分裂”を初めて発見!
不幸にして、それが “原爆” 開発に悪用された!
"皮肉な" 歴史: もし、オッペンハイマーが毒殺を犯したら、原爆は誕生しなかった!

目下、JR新宿駅東口界隈でも、米国映画 “オッペンハイマー"(3時間の大作)が上映されつつある。主人公(ロバート=オッペンハイマー,1904-1967)は、ユダヤ系の米国物理学者であるが、戦時中、“原爆開発”[マンハッタン計画] の指揮をとった。この原爆開発に従事した研究者の大部分は、(放射能の被爆で)早死にしたが、主人公も(喫煙のせいか、被爆のせいか)
“咽頭がん”で死亡した! さて、この“呪われた”計画は、皮肉にも、ドイツ国内で起こった "2つの発見" の結果(産物)である。
1938年末に、ドイツの化学者、オットー=ハーンが、ウラン原子核(92)に中性子を当てたところ、バリウム元素(56)が発生したが、其の理由がさっぱりわからなかった!
そこで、彼の研究所の同僚だったが、ユダヤ人迫害のために、スエーデンに亡命したリーザ=マイトナー女史(物理学者)に、その解析を依頼した。翌年始め、マイトナー博士は、その現象が、ウラン原子核の分裂であることを、突き止めた。つまり、Ur (92) が Ba(56) とKr (36) に分裂したことを発見した!(それまで、原子核は分裂しない、と考えられていた)...
更に、この原子核分裂が “連鎖反応”的に進行し得ることも判明した。しかも、この原子核分裂によって、質量が減少するために、それに相当する莫大なエネルギー(E=MC2、アインシュタインの有名な等式) が放出されることもわかった: エネルギー(E)= 質量(M) X 光速度(C) の二乗. 皮肉にも、ハーン博士は、戦後,(マイトナー博士の解析に基づく)大発見に対して(戦争に勝利した敵国からの推薦により)"ノーベル賞" を独占!
勿論、それは原子力の平和利用にも役立つが、“原爆”という兵器にも、悪用されうる! 
こうして、戦時中のドイツと英米の研究チームで、それぞれ、“原爆の開発”レースが開始した。
なお、マイトナーは、米英の“原爆開発”計画に誘われたが、きっぱり断った! お蔭で、長生きした!
幸か不幸か、英米のチームが、まず原爆の開発に成功し、("敵国"日本の) 広島と長崎に、("日本" によるハワイ真珠湾攻撃の“仕返し”に)、其れを投下した!  
勿論、(平和主義の)マイトナー女史は、それ (原爆の開発) を大変残念がった!
なお、映画“オッペンハイマー”には、原爆による“広島・長崎の惨状”は、全て“カット”されている(日本人観客には、極めて不満! 米国政府・大衆には、“反省の跡”が見られないからだ!)
戦後、最終的には、オッペンハイマー(原爆の父)も マイトナー(原子核分裂の母)も、原爆/水爆の使用を禁止する運動を展開した。そのために、オッペンハイマーは、米国で, 忌まわしい“赤狩り”の対象になり、結局、“英雄の座”から長らく失脚させられた。。。

その赤狩りで、オッペンハイマーの失脚に 主(悪)役を演じたのは、米国原子力委員会長のルイス=ストローズだった。彼は、オッペンハイマーが戦後間もなく、プリンストン大学で、アインシュタインと、そっと密談をした折に、彼の "悪口" を囁いた、と勘違いして、オッペンハイマーに悪意を抱き始めた! 実は、この2人は、戦後は、“核兵器の使用を辞めよう”と、相談していただけだった。皮肉にも、善良そうで、実は“悪玉”、のストロ-ズ役の演技が、最も光っていた。!
https://www.magellantv.com/articles/robert-oppenheimer-lise-meitner-and-the-moral-fallout-from-the-atomic-bomb

最近、新宿のピカデリー座で、映画“オッペンハイマー”を観た。実は、主人公は、“理論”物理学者で、実験が不得意だった。英国のケンブリッジ大学留学中に、実験に悩まされて、実験担当教師の厳しい仕打ちを恨んで、青いリンゴに青酸カリを注射して、暗殺を図った(幸いにも、助け舟が出て、未然に中止した!)という、ショッキングな場面が、映画の鼻に登場した。吾が輩には、未知のことで、“史実”かどうか不確かだが、主人公には“感情的に高ぶり易い”性格があるようだ。その助け舟(恩師、ニールス=ボーア)のおかげで、彼はドイツのゲッチンゲン大学で、理論物理学をエンジョイできたそうである。
もし仮に、オッペンハイマーが、ケンブリッジで毒殺に成功していたら、恐らく、彼は逮捕され、刑務所で生涯を送り、原爆開発を指揮するチャンスは全くなかっただろうし、広島や長崎にも、原爆は投下されなかったろう。(皮肉な)歴史は、一人の教師の命を救い、何万人もの命を奪った! "神も仏もない" 酷い世界である!

原爆開発を大々的に扱った映画は、 この“Oppenheimer" が恐らく最初だろうが、小説の形では、1959年に、パール=バック女史によって、出版されていた。”Command the Morning" という表題。その邦訳が出版されるまでには、ほぼ半世紀を要した。(被爆した)日本人全体が、ひどく“原爆アレルギー” だったからだ。2007年になって、ようやく径書房から、我々の邦訳が出版された。題名は“神の火を制御せよ”(原爆を作った人々)。この小説に登場する唯一の女性科学者、ジェイン=アールは、実は“架空の人物”ではない。ジョアン=ヒントンと呼ばれる女性物理学者がそのモデルだった。
彼女は、1940年に日本で開催予定の冬期五輪に参加する米国スキー選手団の一員だった。しかし、戦争のため、開催が中止になり、彼女は、マンハッタン計画に参画する破目に陥った。1945年6月に、原爆一号のテストが、成功した後、2発の原爆の建設が、軍部の圧力により、進められていた。“敵国”独伊は既に降伏していた。残るは日本だけ! そこで、2発の原爆は、日本へ投下されるという噂が流れ始め、(彼女を含めて)十数人の(良心的な)科学者たちが、 原爆の使用を辞めるよう、嘆願書を作成して、Oppenheimer 所長、軍部やトルーマン大統領に、迫った。最終的には、その嘆願書は無視され、広島と長崎の上空で、原爆が炸裂した! 彼女は、その野蛮な米国政府・軍部に抗議して、米国を去り、中国の北京に永住を決めた。
2007年の邦訳出版に際し、我々は、ヒントン女史の所在を突き止め、既に“車椅子生活”をしていた 女史を、日本に招待し、広島を訪問する機会を与えることができた。恐らく、彼女が、マンハッタン計画に参画していた科学者の中で唯一の“広島訪問者”だろう。2,3年後、彼女は88歳の長寿で穏やかに永眠した (Oppenheimer は1960年に、東京を訪問したが、広島や長崎を訪問する勇気も, 誠意もなかった!).
歴史上の偶然とは、世にも不思議なものである。実は、吾が輩が、2007年の夏に、米国のBaltimore で、線虫の実験をしている内に、PAK遺伝子を欠損した変異体が、野生株より、6割も長生きすることを発見したが、その時に、研究所の一室を貸してくれた北京生まれの教授は、ヒントン女史の娘と、北京大学医学部で、クラスメート同士だった! この地球は広いようで、意外に狭い!

注 (教訓):“PAK遮断剤”は、副作用がないから、悪用され得ない!
できれば、“悪用されない” 発見・発明を心がけよう!
ノーベルは、自分の開発した“ダイナマイト”が、戦争に悪用されたのを嘆き、(全人類の福祉に貢献する)発明・発見を奨励するために、“ノーベル賞”を設立した。

我が輩は、偶然にも、マリー=キューリーやリーザ=マイトナーと同じ誕生日(11月7日)を分かち合う運命に生まれたので、我が輩自身の研究分野(分子生物学)で、特に若い"女性研究者" の養成に長らく貢献してきたことに、誇りを感じている。

2024年4月11日木曜日

野田正彰 著 :“陳真”(2004年)

戦前に東京で生まれ、戦後(動乱期)の台湾を経て、“共産革命・文化革命”下の中国大陸で生き抜き、更に重症の “結核”をも克服した(心優しい)中国女性のユニークな生涯。
副題は、戦争と平和の旅路。1932年に生まれ、2004年に、72年に渡る“波乱万丈”な人生を閉じる。13歳(中学生)で、(日本から台湾への船上で)”漂浪の小羊“ という短編 ”私小説“(日本語)を綴る、言わば ”天才少女“。
北京放送局から、"日本人向け" の放送を長らく担当。NHKでも、”中国語“ 講座を担当。
東京・荻窪に生まれ、なんと ”谷川俊太郎“ (詩人、92才)とは幼馴染
著者の野田さんは、北大出身の精神医。

2024年4月10日水曜日

富士山登山に, “登山料”(2千円)徴収!
富士山は、遠くから “眺める”山
登るのは、もう “辞めよう”!

富士山を山梨県側から登る "吉田ルート" で通行料2千円を徴収する条例案が4日、県議会で全会一致で可決!
この ”登山・通行料“ は、多くの ”心無いハイカー“ による山道の”荒れ“を修繕するために、使用されるらしい!、
亡父(アマチュア登山家)が生前、“富士山は眺める山で、登るべき山ではない”、と曰く。
そして、死ぬ前に、眺めの良い御殿場(富士山麓)の墓地に“自分/家族の墓”を設定した。
我が輩は、父の忠告(先見の明)に従い、富士山には、登ったことはない。穂高槍やヨーロッパのアルプス(マッターホルン)等に比べて、登山技術を要しない“スタミナ試し”の山に過ぎないからだ。
我が輩(遺骨)は、(死後)その墓に入る予定はない。(海へ流れる)川に "散骨" してもらって、“七つの海”を自由に泳ぎたい! 父から息子への更なる“進化”である。

2024年3月26日火曜日

PAK 研究に基づく(健康長寿) "農/漁業" 変革
"PAK 遮断成分" 生産を中心とする農耕/漁業
大豆, モズク, 海鼠, ゴーヤ, ぶどう, ピーナッツ,
アカシア等 には, "PAK 遮断成分" が豊富!

特に, 大豆は, "植物性蛋白: 源となるばかりではなく, ビタミンK2 (納豆成分) やゲニスタイン等の"PAK 遮断成分" 源になる. 然も, (じゃが芋同様) 米 (稲) などより も栽培がずっと簡単である. 大豆の生産量は、北海道が全国一!しかし、“豆腐”の消費量は、北海道(と沖縄)が全国最低? その理由は、“豆腐の食文化”(中国伝来の"精進" 料理)が浅い("美味しい" 食べ方 と“薬効”を知らない)から。。。但し、沖縄には、特有の豆腐文化(シマ豆腐、ロクジュ豆腐など)がある!
参考書:“豆腐の文化史“(2023)原田信男著

“納豆”の消費は、東日本(”関東” と“東北”)が中心。"関西" ではあまり普及していないようだ。
(肉食が盛んな)沖縄では、いわゆる“大豆”文化が豊かではないが、(地元特産の)モズク、ナマコ、ゴーヤ等(PAK遮断食材)で、それを "十分" 補充していたようだ。しかしながら、敗戦後、米軍“基地”の建設に伴い、“ファストフード”が食生活を脅かし、島民の4割近くが、"肥満症" に陥りつつある。従って、この島民の現状を打開するためには、米軍基地を、島(国)外に移転する必要がある!

2024年3月24日日曜日

憲法のない国? が地球上に, 9カ国もある!
"マッカーサー憲法" を "破棄" , 英国流に
"Common Sense" で, 政治を行なおう!
天皇の "象徴的な" 機能は, "AI" で十分!

驚くなかれ, "成文" 憲法がない国は、英国、ニュージーランド、イスラエル、サ ウジアラビア、リビア、オマーン、バチカン、ブータン、サンマリノの9か国。 
従って, 憲法がなくても, 國は成り立つ! 英国の場合は, "憲法の代用" として , マグナ=カルタ (大憲章) というのが, 13世紀前半に, 成文化されたが, (実際 には) 全ての政治は, 言わば "常識 " (Common Sense) によって, 施行されてい るようだ.
Note:
1215年、イングランド王ジョンが封建貴族たちに強制されて承認、調印した文書。 前文と63条からなり、国王の徴税権の制限、法による支配などを明文化し、王権 を制限、封建貴族の特権を再確認したもの。 権利請願・権利章典とともに英国立 憲制の発展に重要な役割を果たした. しかし, "一般国民" (庶民) には, 全く関係 ない文書.
豪州にも, 憲法はあるようだが, 我が輩は一度も読んだことがない! 憲法とは, 日常生活には, 全く不用! と言うわけで, 敗戦後の米国製 "マッカーサー憲法" を (日本国民が) "破棄" して, 英国流に "Common Sense" で, 政治を行なうこと は可能! 当然のことながら, わけのわからぬ "象徴天皇" (制度) は, "御陀仏" となる!
実は, 象徴天皇 (全く権限のない天皇) は, マッカーサー元帥の "傀儡" (かいら い) だった!
現在は, "与党" (自民党政権) の 傀儡!
例題:
(短い) 横断歩道に立った瞬間, 信号が "赤" になった. 憲法 (交通規則) には, "青" 信号に変わるまで, 待て, と記してある. ところが, 我が輩の亡父は, こう曰く: 左右を良く見て, 車が来ていなかったら , (急いで) 渡れ! 後者は, いわゆる "Common Sense" である.
我が輩は, 亡父に従い, "交通違反" を続けているが, (横断歩道で) 車や自転車に轢かれそうに なったことは全く無い!
交通違反をするのは我が家のみならず! ボストン市内にあるハーバード大学正門前にある横断歩道を渡る人々 (Elite) は, 信号機 (ロボット) を見ない. 車の動きに従って, 横断する!
信号機は一定時間毎に点滅を繰り返しているだけで, 車の動きは見ていない! その信号機に盲目的に従うのは, バカバカしい! しかしながら, その理屈は "並 の" 小学生には, 難しいかもしれない. 否, "余裕教育" のお蔭で, 並の成人に も難解かもしれない..... "象徴天皇" の役割 とは, 言わば, この "交通信号" (ロボット) に近い!
言い換えれば, 天皇の "象徴的な" 機能は, "AI" によって十分果せる!

2024年3月23日土曜日

"COVID" 登場と共に, "令和" 天皇の出番が無くなる!
次の内閣の最大課題は, 憲法1-8条を削除すること!
天皇には, "象徴すべき物" が, 遂に無くなった!
国民の "血税" による " 無料食い" はもう御免!
存続させたいなら, "裏金" (脱税) 収入で, 維持せよ!

"カゴの鳥" が, "下界" (大空) へ飛び立つ時が, 遂にやって来た!
"国民" にとっても, "天皇家" にとっても, "Win-Win"である!
"宮内庁" の職員らは, どこかで, 新しい職を探すべし!
これが, "トロツキー流" の, "無血" (令和) "革命" である.
以上が, 我が "天皇解放革命" 党の 最大スローガンである!
第2 のスローガンは, "永世中立國宣言" である.
第3 のスローガンは, "共和国" 宣言: つまり, 首相を (直接国民投票による) "大 統領" に置き換える!
警告:
鳩山 (元首相) らが結党した"共和党" は, "共和制" とは全く無関係 (=天皇制擁護 !) !
又, (右翼に) だまされるな!

第4 のスローガンは, "男女平等の実質化" である. 国会議員の半数は "女性" とする!
日本 "共和国" では, 結婚しても, "姓を変える" 必要は無い!
産まれてくる "子供の姓" は, 夫婦間で相談/選択すれば良い.
海外の実例:
トロツキー夫妻の場合は, 奥さんは旧姓のまま, 息子は母親の姓を選択.
豪州の 我が相棒 (研究助手) だった中国 (北京大学) 出身の医学者夫婦も, 奥さんは旧姓のまま, 息子も母親の姓をとっている. 従って, これが 21世紀の"トレンド" である!
第 5 スローガン: 議会は "一院制" にする! " 参" 議院は "衆" 議院の単なる "コピー" に過ぎない (税金の無駄使い!).
以上の "5" つのスローガンが全て達成できれば, "日本共和國" は, 世界をリード する "最も近代的な" 国家となるだろう...諸君諸姉の "努力" を大いに期待して いる...

さて, 初代の日本共和國の大統領候補として, 一体どなたを推薦したら, 良いだろ うか? 我が輩の頭には, 数人の政治家の顔が浮かぶ.... その一人は, 沖縄知事 の玉城デニー氏 (オール沖縄代表) である. 2024年末の米国大統領選挙では, 共 和党の "トランプ" が再選される可能性が強い. そこで, それに対抗して, 日米安 保 (条約) を破棄して, 沖縄を始め日本列島にある米軍基地を全て, グアム島, あるいは米国本土に引き揚げてもらう交渉をしてもらうには, 最適の人材である . 勿論, 日米二世だから, (例の "森さん" とは違い) 英/米語会話力は, 抜群で ある!

2024年3月22日金曜日

"ソ連" (USSR) の建設を巡るスターリン (独裁者) と
トロツキー (理論家) との "対立" (権力闘争)
" 権力" 主義 (現実) は, 社会主義の "理想" を裏切る!
結論: ゼレンスキーはトロツキーから学べ!

"目的は手段を選ばず" 方式は, 結局, "目的"をも失う!
ロシア革命は, "帝政" を一時的に倒したが, 新しい (暴力的な) 独裁主義を生み 出した. 一般民衆にとっては, 結果的には, 何の利益ももたらさなかった!
アイザック=ドイッチャー著: " 武力なき予言者" (トロツキー) の邦訳は, 60年 前に出版されたが, 我々は, この伝記から, 一体何を学び取ることができるだろ うか?
我が輩は"科学者" (分子生物学者) であり, 医者や政治家/為政者ではないから, 明らかにトロツキー派に近く, 独裁者スターリン側には, 同情する気は全くない が, 重要なのは, (1924年に急死した "レーニン" が育てようとしていたが) トロツキー派に明らかに欠けていた要素 (非現実性) を, 発掘 することである. 蛇足ながら, この著作は, 英国の元首相 "トニー・ブレア" (労働党) の愛読書の一つとして, 知られている...
著者ドイッチャーは, ユダヤ系のポーランド人 (社会/共産主義者) だが, ナチス によるポーランド占領後, 英国へ亡命. 戦後, 先ず, スターリン伝を出版後, こ の "トロツキー伝" を出版したが, 後者が, 彼を著名にした...
この "トロツキー伝" (訳本) が出版されたのは, 我が輩の学生時代だったが, 当 時は, 読む暇は全くなかった! 学生/院生時代, 我が輩は, "研究の鬼" と呼ばれるほど, 研究に没頭していたから だ!
幸い, 80歳を過ぎ, ゆっくり本を読む時間/余裕ができた!
ロシアやイスラエルのみならず, 腐敗し切った欧米や極東の政治を改善するために, この伝記が役立つことを, 期待する....
一つだけ結論できることは, トロツキーは "一世紀ほど早過ぎて" 生まれた, と言うこ とだ. もし, 彼が ("物乞い役"しか演じない 喜劇俳優) ゼレンスキーの代わりに, 現在のウクライナを率い ていたら, 若しかすると, ロシアのプーチンと, ある程度の和解/講和が結べたか もしれない, という微かながらの "希望" (可能性) が浮かび上がった! 言い換えれ ば, ゼレンスキーはトロツキーから"演技"を学べ, という事だ. ゼレンスキーはプーチン と同様, "テストステロン" (戦闘意識) 過剰で, 頭なし!