2023年10月31日火曜日

愚かな「テストステロン戦争」(ハマス 対 イスラエル)
「人口過剰」の現状を打開する「PAK 」の活性化?
「PAK の活性化」に伴い、「墓場」 が訪れる!
「戦争の首謀者」の"去勢"以外に「停戦への道」はなし
「テストステロン」の関与せぬ「チェス盤」上で勝負!

「さ迷えるオランダ人」という題名のワーグナー作曲の有名なオペラがある。 (封建的かつ選択の自由が乏しい) 日本を離れ、過去半世紀に渡り、欧米や豪州をさ迷い住んだ我が輩を、「さ迷え る日本人」と呼ぶ輩 (我が級友) がいる。 彼自身も米国に長らく(数年) 住んでいたが、 とうとう「細君」を見つけて、最終的には、故郷の長野(山奥)に治まった。 実は、彼は (珍しく) ロシア語を悠長に話すので、ソ連/ロシアに安住するかもしれ ない、と我が輩は思っていたのだが。。「毎朝、お米のご飯を食べないと、力が出ない」とこぼし、高圧炊飯器を日本からわざわざ取り寄せた彼には、海外生活は (「冒険」というよりは) 「苦痛」だったのだろう。 パン食や即席ラー麺などで生活できる我が輩とは、かなり海外生活の "スタイル" が違っていた。。。

我が輩は、ユダヤ人が戦後、アラブ民族が住む中東に「イスラエル」という国を (英国の助けを借りて) 無理矢理に建設したのは、「間違い」だったと思う。 た とえ、 "キリスト" が誕生する以前に、ユダヤ民族が その地方 (パレスチナ) に住ん でいたという歴史 (史実) があるにしても、2千年以上ずっと、その地はアラブ住民の土地だったからだ。
その地に住みたいならば、勝手に土地を買い、家を建てれば良い。 国境を作り、アラブ人を追い出すことは、豪州大陸 (オセアニア) に何千年も住んでいた "原住民族"を追い払い、英国の植民地「豪州」を勝手に建設した "強引な" やりかたと良く似ている。
我が輩は、豪州に35年、永住しているが、自分の家の回りに、「国境」の壁を建設したことはない。 垣根のドアを押せば、誰でも「ビザ無し」に通行できる。
「民族主義」とは、他の民族の文化や言語を上手にこなすことのできない 言わば 「低能児」(or 石頭) の生き方である。 我が輩は (優秀な)「さ迷えるオランダ人やユダヤ人」 達を歓迎したい。
「テストステロン」はPAKを活性化することによって、明らかに 「知能を低下」させている。。
最悪の存在は、ありもしない「神」をねつ造して、(相い対立する) 様々な宗教に より人々の間に「亀裂」 (分断) を創り出した、いわゆる「予言者や宗教団体」 である。
考古学によれば、肌の黒白(あるいはその他の色) に拘らず、全ての人類の祖先は、 アフリカ大陸の東岸に発祥して、メラニン色素を合成する酵素を支配する遺伝子 (特にPAK4) 上の変異により、いわゆる「七色の肌」を持つ様々な人種が誕生した。 言い換えれば、全ての民族の「祖先」は (肌や宗教の違いに拘らず) 「同一」で ある。 「人類は全て兄弟」というベートーベンの「第九」交響楽に耳を傾けよう!
統計: ユダヤ人の総人口: (海外移民 1100 万人、イスラエル内 600 万人)
Cf. 日本人の総人口: (海外移民 400 万人、日本国内 1億2000万人)
つまり、「さ迷えるユダヤ人」の数のほうが、「さ迷える日本人」の数よりもずっ と多い。
ユダヤ人の「頭脳流出」: Of the 965 individual recipients of the Nobel Prize between 1901 and 2023, at least 214 have been Jews or people with at least one Jewish parent, representing 22% of all recipients. (Jews currently make up approximately 0.2% of the world's population). In other words, they are 100 times more intelligent than the rest! Only 13 Israeli received Nobel prize, clearly indicating that “Flying Jews” are far more intelligent than those in Israel.

2021年の冬季、豪州の北方 (亜熱帯地方) のケアンズに、避寒のため、3か月ほど 滞在した際、バックパッカーが多く泊まる安宿(ユースホステル) で、我が輩は、 「さ迷えるオランダ人」に、初めて出会った。 フィリップという老人 (我が輩よ り多少高齢) だった。彼は、若い頃、オランダのアムステルダムから、出稼ぎの ため、豪州のパース にある有名な「ダイヤモンド炭鉱」で働くため、移民として やって来たそうだ。彼には、オランダ人には、珍しい特技があった。チェスばか りではなく、「将棋」も指す名人だった! その昔、北海道にスキーを楽しみに 出かけた際、暇にまかせて、将棋をマスターしたそうだ。我が輩も、その昔、父 から将棋を伝授され、父親を凌ぐ腕になったが、フィリップには、とても歯が立たなかった! 近くの図書館にある "チェス盤" (8X8 or 9X9)を利用して、 厚紙で 自製した将棋の駒を使って、何度か対戦してみたが、常に最後に「王手」をかけられた。 彼は正 に、(他国でその「異文化」をマスターしうる) 「さ迷えるオランダ人」だった。
NOTE: チェスと将棋の "起源" は、紀元前300年頃の古代インドで遊ばれていた「チャトラン ガ」に遡る。 その後、ペルシャを経て、ヨーロッパに渡来した物が「チェス」(8X8)。 中国を経て、日本に渡来したのが「将棋」(9X9)。 ルールはかなり違うが、"駒" の数や種 類は全く同じ。 従って、「水平思考」により、マスターし得る。。。
よって、ハマスとイスラエルの「チェス」の名人同士が対戦し、「平和的に」(頭 脳で) 勝敗を決すべきである。 我が輩が、もし「国連事務総長」ならば、そう 提案するだろう。。。ロシアとウクライナの紛争も、「チェス」で勝敗を決めるべきだ! つまり、「テストステロン」の関与しない勝負をすれば、紛争解決にも (人口の"過半数"を占める) "女性" が幾らか貢献できるチャンスが出てくる。。。 もっとも、チェスや将棋/碁の如き「生産性のない」 (言わば自閉症/自己満足的な ) ゲームに興味を持つ女性はそんなに多くはいないが。。。
戦争を回避するために、クーベルタン男爵が始めた「五輪」 (スポーツの祭典) も、 一世紀以上を経て、"形骸化" した今日、それに代わるべき「戦争回避」策が早急に必要!

2023年10月30日月曜日

PAK遺伝子上の変異により、癲癇などの異常が発症!

PAK 分子上、いわゆる「自己制御」ドメイン中の 「Met 143」 が別のアミノ酸に 置換されると、PAK遮断分子 (CRI-PAK) が結合できなくなり、PAK が異常活性化 され、幼児に癲癇などの「精神/神経異常」が発症する。 結果としては、通常、"短命" に終わる。 詳しくは、下記の文献を参照:
G Scorrano, G D'Onofrio, A Accogli et al (2023).
A PAK1 Mutational Hotspot Within the Regulatory CRIPaK Domain is Associated With Severe Neurodevelopmental Disorders in Children. Pediatr Neurol. 149: 84-92.
言い換えれば、これらの異常は、 D3 や K2 などの天然 "PAK 遮断剤" の併用で治療しうる

2023年10月27日金曜日

寿命 (LS) を「PAKの活性度 (P%) の関数」として、
表現する「PAKの定理」: LS = 80 X (1 + 60-P/100)

人類の平均寿命は (先進諸国では) 、男性の場合80歳前後、女性の場合は88歳前後 である。 この男女差 (10%)は、主に Y染色体上の「SRY 」遺伝子による男性ホルモン「テス トステロン」の生産及び分泌による「PAKの活性化」(=20%!) に基づく。。。
さて、線虫の場合は、20度で平均14日 (2週間) であるが、PAKを完全に遮断する と、6割ほど延長することを、我々は10年程昔、実証した。 マウスの場合は、平均 寿命が2年半であるが、PAKを完全に遮断すると、矢張り6割ほど延長することが、 ごく最近、証明された。 さて、人類の場合は、PAK遺伝子を欠損させる実験は、 未だなされていないので、どうなるか確信はないが、「進化論」 (水平思考) に 従えば、恐らく、哺乳類であるマウスと同様だと、推測できる。
人類の場合は、ダウン症 (DS) と呼ばれる遺伝病で、(染色体21上の) PAK遺伝子が1。5倍になっているケー ス (短命) が良く知られている。更に、NF2 (脳腫瘍) の場合、マウスでも、人類 でも、(PAKの異常活性化のため) 寿命が4割ほど短縮されるケースが知られている。
これらのいわゆる「点と線」を繋ぐデータを基にして、平均寿命(LS) をPAKの活 性度 (P) の関数として、数式に表現してみる初の試みをしてみた (仮称、寿命を算出する「PAKの定理」!)。
すると、「PAK遮断剤を使用して寿命を延ばそう」とする 試み (治療) に (参考にすべき) かなり興味深い視点 (事実) が浮かび上がった。
以下の式では、仮に (平均的) 「健常者」のPAK活性度 を (男性の場合) =60%, (女性の場合) =50% としてみた:
"男性" の場合: LS = 80 X (1 + 60-P/100) ,
in the case of P=0% (PAK-null), 80 X 1.6 =128
In the case of P=90% (NF or DS), 80 X 0.7=54
"女性" の場合: LS= 88 X (1 + 50-P/100,
in the case of P=0% (PAK-null), 88 X 1.5 = 132
In the case of P=75% (NF or DS), 88 X 0.75=66

解説: 以上の式から、試みに100歳まで生き抜くためには、P値が幾らである必要があるかを逆算すると、男性の場合は、 P=45% (vs 60%) 女性の場合は、 P=43% (vs 50%) で十分であることが判明した。 つまり、男性の健常者のP値を 「2.5割」下げれば、(女性の場合も、僅か「1.5 割」だけ下げれば) 十分であることがわかった。 これは、明らかに (市販されている安価な天然のPAK遮断剤で) (努力すれば) 十分「実現可能な数値」である!
更に、 P 値が健常者の1。5倍 (90%) と予想される 「DS やNF/TSC 」 患者の場合 も、少なくとも "健常者レベル" に達するためには、 現状の「3分の1」ほど PAK値を下げれば、十分 (治療可能) であることも予想される。。。
言い換えれば、 いわゆる「鬼に金棒」、 例えば、「D3 とK2」 の併用、あるいは「D3 と乳酸飲 料 (カルピス等) 」の併用などで、達成しうるだろう。。。驚くなかれ、(一昨年に) 前述したが、線虫の場合、乳酸菌 (酪酸 などを含む) のみを 摂取でも、寿命が「4割」も延びたという実験例がある!
なお、哺乳類と線虫の基本的な違いは、後者には骨格、心臓、四足、視覚が存在し ないことである。 しかしながら、これらの体格/機能は、「PAK とは全く無関係」 である。
注:
「P 値」を正確に測定する方法は、未だ確立していないが、 (人類ならば) 血圧から概算す ることは可能。 血圧が ほぼ「P 値」に比例するからである。 例えば、男性の場 合、平均値は 125/80 mmHg である。 この値に近ければ、P=60%。 女性の場合、 平均値 (110/70 mmHg) に近ければ、P=50%。 「極めて危険な」高血圧値は、180/120 mmHg 以上。 この場合、 P 》90%。
ただし、たとえ P=0% でも、血圧は〇にはならない! PAK 以外の幾つかのキナー ゼ etc が、"生命に必須な最低の血圧" (=60) を十分支えているからである。

2023年10月24日火曜日

号外: HDAC阻害剤 (FK228, SAHA, TSA, 酪酸 など) は、
CYP24 転写の阻害により、D3 と相乗作用を発揮する!
全ての固形腫瘍の増殖を、D3 とカルピスの併用で、
根治しうる可能性あり (=水平思考) !

台湾の研究グループ (Huang 夫妻) の発見 (2021年) によれば、カルピスなどの酸乳飲料が D3 の作用を増強する! (意外にも) D3の受容体 (VDR) 遺伝子の発現が 促進される!
REFERENCE:
Fu-Chen Huang, Shun-Chen Huang (2021).
The Combined Beneficial Effects of Postbiotic Butyrate on Active Vitamin D3-Orchestrated Innate Immunity to Salmonella Colitis. Biomedicines. 9: 1296.

前述したが、乳酸菌発酵食品中には、(健康長寿をもたらす) 「酪酸」 (HDAC/PAK遮断剤 ) が豊富に含まれている。 酪酸も D3 も各々、(固形腫瘍の増殖に必須な) 「血管新生」を抑えることが知られ ている。
REFERENCE:
H Ogawa, P Rafiee, PJ Fisher, et al (2003).
Sodium butyrate inhibits angiogenesis of human intestinal microvascular endothelial cells through COX-2 inhibition.
FEBS Lett. 554: 88-94.
従って、 (スイゾウ癌を含めて) 全ての固形腫瘍の増殖を、 "D3 とカルピスなどの併用"で、克服 (根治) しうる可能性あり! 故事にあるが如く、「二刀流」 (武蔵) の方が「一刀流」 (小次郎) よりも強し!

驚くなかれ、20年ほど昔 (2002年) に、ウイーン医科大学の研究チームが、HDAC阻害 剤である "TSA" がCYP24 遺伝子の発現を抑えることを既に発見していた。 TSA は酪 酸 (カルピス) 同様、HDACを阻害することによって、下流にある "PAK" を遮断する。 従って、HDAC阻害剤 (FK228, SAHA, TSA, 酪酸 など) 全ては、CYP24 転写を阻 害することによって、 D3 と相乗作用を発揮することは "ほぼ" 確実 ( ("将棋" で言えば、「王手」一歩手前) !
Hesso Farhan, Heide S Cross (2002). Transcriptional inhibition of CYP24 by genistein (and TSA). Ann N Y Acad Sci. 973:459-62.
もし、「酪酸による CYP24 転写の阻害」が実証できれば、 (ノーベル賞は兎も角)「三島海雲財団」賞は "100%" 確実だ!

NOTE:「三島海雲記念財団」(本部: 都内 "JR恵比寿駅" 付近) から (ビタミンなど "食品の科学" に関する) 学術研究助成金が毎年タップリ出ている。
個人研究には100万円 (約60件)、共同研究 (約5件) には200-500万円 (競争率は 4-5倍!)
三島海雲は、(百年以上昔) 乳酸菌飲料「カルピス」を開発した人物であるが、最 近、ビタミン K2 に関する研究で、ドイツのミュンヘンで (海外) 研究している 東北大医学部出身の医科学者 (三島 英換 博士 ) も受賞している。 詳しくは、
https://www.mishima-kaiun.or.jp/assist/natural-science/

2023年10月23日月曜日

(我々が選んだ) "分子医化学上" の偉大な発見/発明
("Best 12" Since 1881#)

1. DNA Structure (Double-Helix)
2. Genetic Code (Triplets)
3. PCR (Polymerase Chain Reaction)
4. Peptide and DNA Sequencing (Fred Sanger)
5. GM (recombinant) Technology
6. Penicillin or PAS (Para-Amino-Salicylate)
7 Antibody or Vaccine# (Louis Pasteur) for boosting immunity

8. Click Chemistry (CC) For Drug Synthesis (Barry Sharpless)
9. Reporter Genes (Luciferase and GFP)
10. Oncogenes and Anti-oncogenes (RAS, GAPs, RB, p53, Merlin)
11. "Pathogenic" and "Aging" Kinases (PAK1 and TOR)
12. "PAK1-Blockers" (Ivermectin, Propolis, D3, K2, Fucoidan, Melatonin, Calpis etc )
: 8-12 までは、未だ "教科書には載っていない" 知識 (雑学=「最先端の知識」)。

来年 (2024) は、哺乳類で「PAK1」と呼ばれる燐酸化酵素(キナーゼ) が発見され てから、丁度30年目に当たる。 以来、この酵素が発癌ばかりではなく、様々な難 病の原因になっていることが判明した。従って、「病原酵素」とも言われる。然 も、この酵素が欠損した変異株 (動物) は、野性株より6割も長生きする。この 「加齢」酵素の発見がもたらした最大の収穫は、様々な(既存の) PAK1遮断剤によ り、様々な難病が治療しうること、そして、最終的には、人類全てに "健康長寿" を もたらす可能性が生まれたことである。 極めて残念ながら、「PAK1」の名は、文 部(文科) 省公認の教科書には、未だ載っていない。
医者という輩は大部分、教科書を"丸暗記"して、点数を稼ぐ"優等生"である (我が輩の"ひがみ"か?)。 残念 ながら、 ("医者の卵"は) 晴れて医学部を卒業後は、いわゆる「雑学」(教科書に載っていない知識 ) を、全く勉強をしないので、「PAK1」については、文字通り「無知」である。 反って、難病に悩む患者の方が、(「必要は発明/発見の母」という原理に従って ) 「PAK1」について、割合良く勉強しているが、悲しいかな (肝心の) 医者と相談 しても、全く理解してもらえない! 過去30年近く、このような「喜劇」という か「悲劇」が、世界中で、繰り返されている。 この悪循環を、如何に断ち切った ら、良いだろうか? 「PAK1」研究者の大部分は、大学の教師でないから、"教科書" など執筆しない。 我が輩自身も教科書など、一冊も出版したことがない! 教科書とは、「過去 ("化石" 同様) の知識の "反芻"」に過ぎないからだ!
医科学研究の"最先端"を歩む我々は、いわゆる「COVID対策」に "旧態依然" としたワクチンやマスクしか推奨 (否、強要) できない WHOを始め「世界中の医療界」に、不信感 (否、怒り) を抱かざるをえない。
中学生用の数学の教科書には、「ピタゴラスの定理」と呼ばれる2千年以上古い知 識が必ず載っている。直角三角形の長辺 (c) の二乗は、他の二辺 (a, b) の二乗 の和に等しい (「東大理3」への合格率を誇る 「灘高」の生徒なら誰でも熟知している!!) 。 さて、この (化石的な) 定理は如何に逆立ちしても、"難病" の治療には全く役立たない。
しかしながら、同じく2千年以上古い、医学の祖「ヒポクラテス」の推奨する「プ ロポリス」と呼ばれる「PAK1遮断剤」(蜜蜂の調剤) に関しては、如何なる理科や 医学の教科書にも載っていない。 驚くなかれ、プロポリス (特に、NZ産のCAPE を 含む「Bio 30」) は、副作用なしに、スイゾウ癌や "COVID" 肺炎 などを根治しうる!

2023年10月22日日曜日

テストステロン (男性ホルモン) は「争い」 (戦争) の素!
PAK/TOR遮断剤で、去勢できないものだろうか?

2013年の (ドイツのチュービンゲン大学からの) 研究論文によれば、 男性ホルモンの生産/分泌は、PAK/TOR依存性なので、これらの"遮断剤" 処理で、 「無益な争い」を最小限にとどめることは可能。。。

Reference:
Shuchen Gu, Michalis Kounenidakis, Eva-Maria Schmidt, et al (2013).
Rapid activation of FAK/mTOR/p70S6K/PAK1-signaling controls the early testosterone-induced actin reorganization in colon cancer cells. Cell Signal. 25: 66-73.

従って、原理的には、ビタミンD3 や K2 などで、戦争を回避することは可能。。。 問題は一体誰が、ロシアやイスラエル等の指導者 (暴君) に、それを勧めることができるかである。
("誰=弱者の味方"が猫の首に鈴をつけるか?)
"国連"のある専門家筋によれば、敵の大将をドローンで "暗殺"する必要はない。「あそ こ」を正確に射止めれば、瞬時に戦意を失う! これが、戦争の「平和的な」解決法である。。。
驚くなかれ、線虫 (C. elegans) の社会では、殆んど大部分が雌で、しかも「自家生殖」だから、繁殖にも「雄」は必要ない。さぞかし「平和な社会」であろう。。。

2023年10月21日土曜日

認知症の原因: CDC42-PAK1 シグナル経路

PAK1 の「異常な活性化」が認知症の一因であることが、かなり以前から、知られ ていたが、「遺伝学的な」直接の証拠はなかった。 2023年10月に、遂に、その証 拠が見つかった。広東のグループによって、PAK1 を活性化する "CDC42" というG 蛋 白を不活化する 「CDC42 GAP」 遺伝子 (抗癌遺伝子) を欠損させると、マウスに (典型的な) 認知症が発症し、"タウ蛋白の燐酸化"や "BA 42蛋白の凝集" が生じる! 従って、種々の (「BBB」を通過しうる) PAK遮断剤 (D3, K2, プロポリス、フコ イダン、メラト二ン, カルピスなどの酸乳飲料 etc) で、認知症の治療や予防が可能である!
我が輩は"80"を越して、人の名前を忘れ易くなったが、 D3 と K2 (納豆) の御蔭か、 「推理力」は益々冴えてきた!
Reference:
Zhu M, Xiao B, Xue T, et al (2023).
Cdc42GAP deficiency contributes to the Alzheimer's disease phenotype.
Brain. 146: 4350-4365.
言い換えれば、CDC42-activated kinase (ACK) も、 PAK1 と同様、 (発癌ばかりではなく) "認知症の原因" で ある可能性が高い。。。

2023年10月19日木曜日

PAK遮断/D3 強化剤の迅速なスクリーニング法:
CYP24 遺伝子プロモーター + GFP 融合遺伝子 (GM)

我が輩は80を越え、流石に「老骨」になったが、足腰と頭だけは、未だ健在! そこで、亡父の口癖に従い、「生きている内に頭を働かせ」てみた。

結果的には、20年ほど昔に、線虫で開発された GM遺伝子「CL2070」の 改良版になるが。 CL2070 では、熱ショック蛋白遺伝子(16.2) のプロモーター部 分に蛍光蛋白 (GFP) の遺伝子部分を融合して、プロモーターがPAK遮断剤によっ て、活性化されると、透明な線虫が GFPで、緑色の蛍光に輝く仕組みである。こ の仕組みで、PAK遮断剤="健康長寿" 剤がスクリーニングできる。

さて、我が輩の融合遺伝子 (仮称: PRF2025) では、CYP24 遺伝子プロモーターに GFP遺伝子を融合後、(RAS癌) 培養細胞は、 GFP蛍光で輝くが、細胞をPAK遮断/D3 強化剤 (CYP24遺伝子を抑制) で処理すると、蛍光が瞬く間に、抑制される仕組み である。 96個のプレート (Micro-titer plate) で、多数の薬剤が「蛍光」を指標に、敏速にスクリーニ ングできる。 問題は、先ず、(PAK遮断剤などにより抑制される) 「CYP24 遺伝子 プロモーター」部分を同定する作業に始まる。。。

According to a 2005 Ph. D. thesis (19 pages) by a Chinese student at Adelaide University in Australia: https://digital.library.adelaide.edu.au/dspace/bitstream/2440/37863/9/01front.pdf One of the key promoters on this gene is activated by a transcription factor called "ETS", which is activated by the oncogenic PAK1-ERK-JNK signaling pathway. Thus, in theory, this ETS-binding site (from -132 to -119) of CYP24 gene (promoter) could be used for linking to GFP (or Luciferase) gene.
For detail, see the following article (published in 2005):
Biochem J. 389(Pt 3):753-62.
Molecular action of 1,25-dihydroxyvitamin D3 and phorbol ester on the activation of the rat cytochrome P450C24 (CYP24) promoter: role of MAP kinase activities and identification of an important transcription factor binding site
Barbara K Nutchey, Josef S Kaplan, Prem P Dwivedi, John L Omdahl, Antonio Ferrante, Brian K May, Charles S T Hii (2005).
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15836435/

2023年10月15日日曜日

第一回「PAK研究財団」賞の設定 (2024年6月頃)
地球温暖化を克服し、「健康長寿」をもたらす為に
「PAK1の発見」30周年を記念する事業

2007-2013年に渡る "線虫" を中心とする我々の研究の結果、病原酵素「PAK1」が加齢 酵素でもあることが、遺伝学的に証明された。 "PAK1遺伝子を欠損" した変異体が、 野性株に較べて、「熱耐性」が9倍に飛躍、 6割も長生きした。 2022年には、全く同様な結果 (寿命の延長) が "マウス" でも証 明された! 従って、(天然あるいは合成を問わず) 「PAK1 遮断剤」が全て、癌 や認知症等の難病の治療ばかりではなく、「健康長寿」に役立つことが明らかに なった! 加えて、PAK1 遮断は、「少子化」をもたらし、世界的な「人口過剰状態の解消」 をもたらす!

そこで、今後、PAK1 遮断剤の開発及びその強化に結び付く画期的な研究に多大な 寄与をした研究者 (年令、国籍を問わず) に対して、我が「PAK研究財団」から賞 金 (研究成果のサイズにより、100 - 200万円) を授与する, という決定をした。 第一回の 授与は、来たる2024年6月頃に予定している。

さて、ほんの僅かな資産しか持たぬ「貧乏薬学者」の我が輩が (80歳を越えながら突然) かくの如き "極くささやかな"「薬学」賞を、一体何故敢えて始めたのか、 その理由を、ごく簡単に説明/紹介したい。

先ず、最近の「ノーベル医学/生理学賞」の内容に、極めて「失望」して いるばかりではなく、ある意味で「怒り」を禁じ得ないからである。 「ネアンデルタール人と人類 (ホモ=サピエンス) が、太古に交配した」とい う考古学的な証拠を、化石のDNA 分析から発見した (然も、研究所内で、同僚の 妻を寝取った) ある学者が、2022年に、ノーベル生理/考古学賞を得た。 人類全体 の「健康長寿」の促進を究極的にめざすべき医学/生理学の分野で、 "太古" に起こった「異種間の セックス」が一体どんな貢献をしているのだろうか? 然も、受賞者本人 (及びそ の父親で、「婚外受胎」を犯した人物が、やはりノーベル医学受賞者=Prostaglandin の発見者) の極めて乱れた 「性道徳センス」 (=極端な"セクハラ"文化!) に、甚だ疑問を感じる。

2023年のノーベル医学賞にも、いささか疑問を禁じえない。 COVID 対策として、 一世紀以上昔に、ルイ=パスツールによって開発された「ワクチン」という手法は、 今日、言わば (分子病理学を無視する) 「化石」的なアプローチである。 COVID を含めて、いわゆる「RNAウイルス」による感染やそれによって発生する(肺や脳 内などの) 炎症や発癌は、全てPAK依存性である。 何故、市販のPAK遮断剤を使用 しないのか? なるほど、「RNA を使用するワクチン」製造自身は、新しい方法 ではあるが、ワクチンという概念は「化石」である。「ひっきり無しに変異し続 ける」病原ウイルスには殆んど対処できない (「イタチごっこ」の繰り返しであ る)!
たとえ, ウイルスは変異しても、(発症自身は) 「PAK依存性」に変らないこ とを、ウイルス/ワクチン学者はちっとも理解していない! これらのウイルス病 は、各種のPAK遮断剤 (イベルメクチン、プロポリス、センシンレン、ビタミンD3/K2、 フコイダン、メラトニン 等) で、十分に治療し得るのだ。 ワクチン療法は、ファイザー 等のごく少数の製薬会社に、"過大な" 利益をもたらすに過ぎない! WHO を始め、 世界中の「医療行政の貧困さ」を如実に露呈している。 ノーベル財団 (少なくとも、医学/生理学賞の審査員ら)は、これら の "無知な" (あるいは "腐敗し切った") 団体の「尻馬に乗っている」に過ぎない! (我が輩が知る限り) ノーベル化学/生化学賞の審査員らは、もう少しまともな決定 (選考) をしている。

もう一つ、付け加えれば、 (自然科学分野の)ノーベル賞の受賞が遅過ぎる! 発見から半世紀も経っ て、発見者が既に「化石」寸前 (85歳を過ぎ、片足をかん桶に突っ込む) まで 、評価されないケースがかなり多い! 然も、両足をかん桶に突っ込んだ (死亡した) 多くの科学者には、何の評価を与えられていない! (少なくとも) 「科学者」に対 する表彰とは、言わば「現在進行形」で、与えられるべきである。優れた (将来性のある) 発見/発 明を、(未だ「油の乗った状態」で) 更に助成することが、必要だからである。 (妻やその息子/孫が三代がかりで活躍している) 数学の分野では、「フィールズ賞」の受賞は、40歳未満!とされている。 自然科学分野のノーベル賞の受賞が益々「高齢化」傾向にあるのは、科学者同士の「足の引っ張り合い」の結果 (反映) だろうか?

特に (競争の苛烈な) 米国内では顕著だが、同じ分野で研究する者同士が協力せず、 逆に "論文発表や助成金獲得" の場で、「相手の足を引っ張り合って、妨害しあっている」、という醜い姿 (現状) では、科学の「正常な発展」は、とても期待できない! 我が輩自身が在米10年後に、とうとう米国を去って、 豪州に永住を決めた理由の一つは、 この醜い「足の引っ張り合い」だった。 科学とは、いわゆる「もんじゅの知恵」を絞り合ってこそ、速やかに発展するものであるからだ。
三人寄れば文殊の知恵: https://www.jitco.or.jp/webtomo/pdf/sannin_vn.pdf

なお、我が「PAK 研究財団」による最初の活動は、2015年に沖縄の琉球大学構内に、 PAK研究センターの支部を立ち上げたこと。3年継続し、主な成果は、PAK遮断剤を、 「美白作用」でスクリーニングできることを発見。 更に、「Click Chemistry」 で、カルボン酸を持つPAK遮断剤 (ケトロラック) をエステル化によって、その細 胞透過性を500倍以上、飛躍させることに成功! 次の事業は、数年前 (2019年 10月、COVIDパンデミック直前) に、PAK研究に関する最初の国際シンポジウムを、 米国ニューヨーク市内で主催 (男女各々 5名ずつを講演者として招待)。 来たる2024年の表彰は、3つ目の活動 ( 「PAKの発見」30周年を記念する事業!) 。

2023年10月12日木曜日

漢方「センシンレン」もビタミンD3 を強化する可能性
3つのビタミン (D3, K2, アンドロ) を組み合わせて
「健康長寿」を促進!?

数年前に、スイゾウ癌の専門家 (トム=アドリアン) から、不思議な現象を聞いた。
実は、彼は十数年前に、ある海鼠の成分 (「フロンドサイドA」 と呼ぶサポニン の一種) が、スイゾウ癌の増殖を強く抑制することを発見したが、それが「PAK遮 断剤」であることを、(数年前に) 我々は確認した。その後、センシンレンのPAK遮 断成分である「Andrographolide」(通称、アンドロ) が、海鼠成分の抗癌作 用を100倍ほど増強することを発見した! とトムから聞いたが、そのメカニズム がさっぱり不明だと、こぼしていた。。。
https://patents.justia.com/patent/20200054657
さて、ごく最近になって、 「水平思考の名人」である我が輩の頭脳に、ハタと閃 いたものがある。実は、目下、ビタミンD3 の抗癌作用を強化するために、ビタミ ンK2 を利用する策略を摸索している。 D3 は体内で、「CYP24 」と呼ばれる酵素 に水酸化されて、不活化されるが、この酵素の遺伝子発現がPAK依存であることが、 わかっている。従って、PAK遮断剤であるビタミンK2 で、この酵素の発現を抑え ることができれば、いわゆる「鬼に金棒」になる!
同様な発想で、「アンドロ」が、ビタミンD3 やフロンドサイドAを不活化する酵 素 (CYP24 あるいは同類のhydroxylase) の遺伝子発現を抑える「可能性」がある ことに、気付いた!
もし、この発想が的を射っていれば、「安価なセンシンレン でも、ビタミンD3 を強化する」ことができるはずである。。。
近い将来、3つのビタミン (D3, K2, アンドロ) を上手に組み合わせた "健康長寿を促進する" ビタミン錠剤 (いわゆる「デラックス」版) が市販されるようになるかもしれない。。。 蜜蜂が調剤した "NZ産 プロポリス" (Bio 30) の改良版になるだろう。。。
Reference:
Feng Qiu , Xiao-Long Hou, Kyoko Takahashi, et al (2012).
Andrographolide inhibits the expression and metabolic activity of cytochrome P450 3A4 in the modified Caco-2 cells. J Ethnopharmacol. 141(2):709-13.
ひょっとすると、ステロイド系統の「アンドロ」が直接、CYP24 活性を抑えている可能性もある。。。
タイの国立病院では、COVIDワクチンの代わりに、センシンレンが "COVID治療薬"として、 使用されている。「アンドロ」に強い "抗 COVID 作用" (IC50=34 nM) が証明されているからである。
Anti-COVID effect of “Andro”:
K Sa-Ngiamsuntorn, A Suksatu, Y Pewkliang et al (2021).
Anti-SARS-CoV-2 Activity of Andrographis paniculata Extract and Its Major Component Andrographolide in Human Lung Epithelial Cells and Cytotoxicity Evaluation in Major Organ Cell Representatives. J Nat Prod 84: 1261-1270.
新薬の開発には、「莫大な資金と歳月がかかる」臨床テストが最大の障害 (足かせ) になって いる! 医療行政 (特に、米国のFDA) による「薬害処理」の貧困さに由縁している。 ビタミン類は栄養素で「医薬ではない」ので、いわゆる「薬害」(副作用) はない!
従って、何億年もかけて積み重ねた (特に温帯の)「蜜蜂の知恵」天然 (ポプラや柳由来) のPAK遮断剤 (CAPEを含む) を 幾つか組合せて「プロポリス」と呼ぶ妙薬を編み出す作戦を、人類も踏襲せざるをえない!
プロポリスは(元来) 限られた蜜蜂社会のために生まれた作品だが、我々人類の場 合は、"量産のできる" (然も、互いに相補的な) "ビタミン類"の中から、PAK遮断剤を幾つか組み合わせ、膨大な人類社会全体に恩恵が 往き渡るようにせねばならない!

Very interestingly, according to the two articles (1, 2), a micro RNA, called “miR-125b” which blocks the “PAK1-dependent” melanogenesis, also suppresses CYP24 gene. Thus, it is most likely that any PAK1-blockers (including K2 and Andro) suppress CYP24 gene, to potentiate D3 eventually. We are currently confirming this hypothesis directly with A549 cancer cell culture.
1. KH Kim, BH Bin, J Kim, et al (2014). Novel inhibitory function of miR-125b in melanogenesis. Pigment Cell Melanoma Res. 27: 140-4.
2. Komagata S, Nakajima M, Takagi S et al (2009). Human CYP24 catalyzing the inactivation of calcitriol is post-transcriptionally regulated by miR-125b. Mol Pharmacol. 76: 702-9.

2023年10月3日火曜日

2023 Nobel Prize for mRNA Vaccination Tech!
製薬会社ファイザーをボロ儲けさせた功績に対する「ノーベル医学賞」!

新型コロナ(COVID) ワクチンにつながる技術: 2氏にノーベル生理学・医学賞 (2023).
小さな町 (in Hungary) の娘からワクチンの立役者: カリコ博士(right)
Karikó K, Buckstein M, Ni H, Weissman D. (2005).
Suppression of RNA recognition by Toll-like receptors: the impact of nucleoside modification and the evolutionary origin of RNA.
Immunity. 23(2):165-75.

Although this technoloy led to mass-production of COVID mRNA vaccines, without these vaccines, COVID infection and fibrosis (lung inflammation), which depends on PAK1, could be easily prevented with a series of natural or synthetic PAK1-blockers such as propolis, a combination of vitamin D3 and K2, fucoidan and ivermectin, even if COVID is highly "mutated".
Some times, "low" tech (common sense or wisdom !) is far more powerful than "high" (recombinant) tech.
The former US president, Jimmy Carter, was celebrating his 99th birthday a few days ago, although he has apparently no knowledge on the recombinant tech. Quite ironically, during his presidency (1977-1981), I discovered the first "PAK1" (myosin I heavy chain kinase) from a soil amoeba at NIH toward the end of 1977!
Rather interestingly, Jimmy used to be nick-named "Peanuts" when he was a young lad in Georgia. According to the 2014 article from University of Georgia, Peanuts are among rich sources of Resveratrol, which is a natural "PAK1-blocker". Thus, instead of taking anti-COVID vaccine, simply eating peanuts could lead to the longevity...
Ref: Jocelyn M Sales, Anna V A Resurreccion (2014). Resveratrol in peanuts. Crit Rev Food Sci Nutr. 54(6):734-70.