2021年11月25日木曜日

「農芸化学」とは、様々な「善玉」菌 や黴 などを
駆使し、種々の発酵食品 (酸乳、チーズ、酒、味噌、
醤油、納豆など) や抗生物質などを開発する応用学。

この世の中には、大きく分けて、有害な「悪玉」微生物 (病原菌、黴、病原ウイル ス など) と、有益な「善玉」微生物 (乳酸菌、酵母、茸 など) が雑居している。 その善悪を適切に見究めて、「善玉」だけを上手に利用して、様々な発酵食品や 抗生物質などを開発するのが、「農芸化学者」の主な役目。片や、「悪玉」微生 物 (例えば、COVID などの病原ウイルスや病原菌/黴など) を予防、撲滅するため に、日夜闘うのが、主に医学部や薬学部に属するいわゆる「病原微生物」学者の 役目。
(薬学部 "微生物化学" 出身の) 我が輩はどちらかと言えば「後者」に属するが、前述のごとく、様々な発 酵食品や抗生物質 (例えば、ペニシリンやイベルメクチンなど) が、悪玉「微生 物」や、その他多くの難病の予防や治療にも役立つので、「前者」の領域にも、 多いに関心を抱いている。。。言い換えれば、学問とは、特に「応用学」は、「縦割り」のみでは良 (う ま) く機動せず、常に「水平思考」を駆使して、関連した領域から、出来るだけ 多くの有益な知識を吸収/導入せねば、成功しない! これが、半世紀を越える我 が輩の "アメーバ研究" に始まる「(微生物の猟人) 人生」の結論である。。。
1977年に, 我々が「土壌アメーバ」から最初に発見した病原キナーゼ「PAK」が、我々 "哺乳類" にも存在することが判明するまで、17年もの歳月を要した! 恐らく、当時の生化学者の間には、 (進化論的な) 「水平思考」が欠けていたからだろう。。。

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