2023年7月12日水曜日

(糸引き) 納豆の起源は、どうやら "ネパール" !!
納豆が、COVID などRNAウイルスの予防に効く!
その有効成分は、“ビタミンK2”(PAK遮断剤)!
COVID患者体内では、K2 量が極端に低い!


納豆の起源: 
納豆は “日本固有の食材”と、思っている人々が多いが、実際には、外来の食材文化であり、仏教や文字(漢字)などと共に、日本に渡来した。仏教の起源はインド、漢字の起源は中国だが、納豆の起源は、どうやらネパールらしい。ネパールの食材で、“キネマ”と呼ばれる発酵大豆は、いわゆる“糸引き納豆”で、カレー汁の中に入れて食すると美味だそうである。詳しくは、横山 智著:納豆の起源(NHK book)を参照。

COVID が流行し始めた2020年頃に、”食品と科学”という雑誌に、COVIDによる肺炎がPAK依存性であるから、その予防や治療に、“PAK遮断剤” (例えば、ビタミンD3, フコイダン、プロポリスなど) が有効であると、我々は力説した。さて、それから二年後(2022年)に、オーストリア(Graz 医科大学)の医学専門家チーム (Harald Mangge et al) が、極めて驚くべき臨床データを発表した。COVID感染者体内のビタミンK2 (納豆中のPAK遮断成分) 濃度が、健常者に比べて、極端に低い (5分の1 以下!) ことを発見した。 言い換えれば、これ等の患者は、ビタミン K2 (Menaquinone-7) 不足のために、COVID に感染・肺炎になった可能性が高い。K2は老化現象、特に骨がボロボロになる病気(骨粗しょう症)の予防に有効だが、炎症などの予防にも有効。
文献:
H Mangge, F Prueller, C Dawczynski et al (2022).
Dramatic Decrease of Vitamin K2 Subtype Menaquinone-7 in COVID-19 Patients.
Antioxidants (Basel); 11:1235.
Harald によれば、Grazは、(いわば "京都" のような)古都で、ウイーンに首都が移されるまで、長らく"オーストリア=ハンガリー帝国" の首都 だったそうである。ウイーンに比べて、政治的に、“革新的”で、目下女性が市長だそうだ! 来年の夏、Graz(ウイーンから汽車で 2時間半)を初めて訪れ、セミナーをする予定。

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