2022年10月9日日曜日

「誰がために鐘は鳴る」(ヘミングウエイ作、1940年)

セント=ジョルジ同様、 米国のノーベル賞作家、アーネスト=ヘミングウエイ (1899-1961) は冒険家だが、明 らかに反戦主義者だった ("ベトナム戦争" に強く反対!)。 「武器よさらば」や「誰がために鐘は鳴る」などの名作 を残している。 後者は、後に名優ゲイリー=クーパーとイングリッド=バーグマン共演で、映画化された。 1936年に始まったスペイン内戦 (独裁者フランコ政権に対する義勇軍の戦い) で、 米国から義勇軍として参加した青年 (ジョーダン) に扮するクーパーが、フラン コ軍の進軍を防ぐため、決死隊として、鉄橋をダイナマイトで見事に爆破する。 だが、 撤退中に、彼は敵の銃弾に倒れる。。。その瞬間、(彼の死を悼むかのよ うに) 遠くで教会の鐘が鳴る。。。つい最近、ロシア領と (ロシアへ無理矢理に 併合された) クリミア半島を結ぶ「ロシア製の長い鉄橋」が (何者かによって) 爆破された! その瞬間を描いたあるウクライナ画家の作品を背景に、スナップ ショットを撮る若い男女のシーンがインターネットに掲載された。その映像を見 た瞬間、我が輩は、懐かしの映画「誰がために鐘は鳴る」の最後のシーンを思い 出した。。。歴史は繰り返される!
「For whom the bell tolls」は確か、我が高校時代の英語の 「side-reader」 の 一つ。。。

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