2023年12月21日木曜日

NATO (北大西洋条約機講) がもたらした
"ウクライナ 対 ロシア" (泥沼) 戦争
"手詰まり" 状態の "早期解決" (案) ?
"日米安保" がもたらす中国との戦争?!

NATO 加盟國 (現在 31カ国) の中には, 北米の米国やカナダや, 実際に北大西洋 (NA) に面している英国, アイスランド, フランス, オランダ, ベルギー, ドイツ , デンマーク, スペイン, ポルトガル, ノルウエーの欧州諸国の他に, "大西洋に は全く関係のない" 19カ国 (全体の6割!) が, 現在, 加盟している.
そこに, 同じく NAに面していない "ウクライナ" (ロシアの隣國!) が加盟するのは, 極め て異常である!
1999年までは, (主に) 西欧諸国が, 旧ソ連に対抗して加盟したが, ソ連崩壊後は , 旧ソ連衛星國 (東欧諸国) が続々加盟して, (実質的には) "ロシア封じ込め" (Anti-Russia) 軍事同盟になった!
従って, ロシアの "鼻の先" に存在 するウクライナがNATOに加盟すると, (敵対する) NATO諸国とロシアとの間に "緩 衝地帯" が全く無くなる. そこで, "危機" を直に感じたロシアの独裁者プーチ ンに, (未然に) ウクライナへ侵略して "緩衝地帯" を確保する "口実" を与えた , と解釈できる.
言い換えれば, NATOへの加盟を言い出した (喜劇役者) のゼレンスキーは, (祖国 を戦争に巻き込む) 大きな (外交上の) "間違い" を犯した, と言える... 喜劇が "悲劇" になった!

取り敢えず "休戦" して, ロシアはクリミア半島をウクライナへ返却して, 代わり に, ロシア系住民が多い "ウクライナ東部" を, "緩衝地帯" (非武装地帯) とし , ウクライナは NATO には加盟せず,
"永世中立" を宣言するという解決案は, 如何 なものだろうか? メルボルンに住む "ウクライナからの移民" の多くは, その妥協案に賛同 している...
戦争が長らく続けば, 人口の多いロシア (ウクライナの3倍!) が, 人海戦術で勝利 を掴む.... ウクライナは既に, "兵士不足" で, 国外のウクライナ市民 (25-60歳 , 男子) にまで, "徴兵" を強制し始めている (末期症状!). もっとも, 海外に避難した市民の大部分は, 老人と子供と女性ばかりであるが.
メルボルン居住の (ウクライナ) 市民は, "喜劇役者の "尻拭い" は, 真っ平御免だ! " と言っている.
従って, ゼレンスキーには "二者選択" しかない: 1. ドローンで "プーチンを暗殺" する. 2. (休戦会談で) プーチンを前に, "絶妙な演技" を披露する (チャップリンなら後者を 取るだろう):

来る3月にロシアでは大統領選挙がある. プーチンはそれに当選するために, 何らか の"勝利"宣言がしたい. ウクライナ東部が"緩衝地帯"になれば, " 祖国(ロシア ) を "NATO の攻撃" から救った" ことになる. ゼレンスキーも, NATO諸国を何回も 回って, "乞食のごとく" , 武器や軍資金をせがむ必要がなくなる上に, クリミ ア半島を奪回できれば, "勝利宣言" ができる...

ウクライナは, (ソ連が崩壊した当初に) スイスやオーストリアのごとく, "永世中立" を宣言すべきだった! (実は) ソ連の崩壊に伴い、1991年にウクライナは独立し、一時, "中立国" を宣言し、旧ソ連のロシアや他の独立国家共同体(CIS)諸国と限定的な軍事提携を結びつつ、1994年にはNATOとも平和のためのパートナーシップを結んだ。だが (不幸にして) 2013年に、ヤヌコビッチ政権 (=右翼) がウクライナ・EU連合協定の停止とロシアとの経済関係の緊密化を決定した後、
"尊厳革命" (Orange Revolution) に発展し、"ヤヌコビッチの打倒" と新政府の樹立に繋がった。
同様に, 日本も "日米安保" 同盟を破棄し, "永世中立" を, 出来るだけ早期に 宣言すべき!
ウクライナの悲劇を, "他山の石" とすべし! 日本の首相も "乞食の真似" は決してしたくないだろうから (もっとも, "片言の英語" では, 雄弁な乞食にはとてもなれない!) ...
"ダーウインがやって来た": 我々 (人類) は, "過去の失敗" を薬にして, より "進化" せねばならぬ!

警告: 日本では, ウクライナでの戦争を"対岸の火事"だとみている人々が多いようだが, 近い将来, 中国が (ロシアの如く), 台湾を占領しようとすれば, (直ぐ隣にある ) "沖縄" に駐屯する米軍が, 少なくとも当初, 中国を攻撃し始めるだろう. すると , 中国が沖縄を始め, 日本国内にある米軍基地を爆撃し始めるだろう. 従って, "日米安保"を破棄しない限り, "対岸の火事" には終わらない!
中国は太平洋戦争で, 日本軍により"痛い目" にあった. 従って, その "復讐のチャンス" を狙っている! "太平洋戦争の傷痕" は未だ深い!

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