このフラボノイドは、沖縄産プロポリスに含れるPAK遮断剤 「Nymphaeol 」 同様、プレニル側鎖のあるフラボノイドで、側鎖のないアピゲニンやサクラネチンよりも抗癌作用が強い。 もっとも、キサントフモールのPAK遮断作用は未確認であるが、PAK依存性のメラニン色素合成や癌細胞の増殖を抑えることが最近、実証されているので (1)、我々の予想が外れる可能性は極めて低い。
さて、勿論、ビール業界を直接訪ねれば、ホップを大量に得ることはできるだろうが、Amazon.com やAmazon.co.jp などの通販でも、凍結乾燥 製品(錠剤) を入手できる。ある通販欄によれば、寝る前に2錠飲めば、すぐ (30分以内に) 眠くなってくるそうである。
ホップの語源は、ベルギーの町 「ポペリンゲ」 に由来するそうである。この町で植樹されたホップが、 安眠のピロー(枕)やティーで眠りを誘うハーブとして、古く (ローマ時代) から使われているとのこと。 ホップの栽培は、日本国内では北海道の一部、東北、信州など涼しい地方で行なわれているが、ホップの供給の大部分は、欧米からの輸入に頼っている。
参考文献:
Effect of xanthohumol on melanogenesis in B16
melanoma cells. Exp Mol Med. 2008 ; 40(3):
313-9.
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