http://colossalfacet.com/cancer-conference/
既に、決まっている主な講演者を2、3 紹介したい。
Harald zur Hausen (名誉) 教授: ドイツ癌センター、子宮癌の予防と治療に有効な HPV (ヒト パピローマ=ウイルス) のワクチンを開発した功績で、2008年にノーベル医学賞を受賞。最初のワクチンは 米国 "メルク社" が2006年に市販。
Craig Jordan 教授: 米国MD アンダーソン癌センター、乳癌の特効薬として、タモキシフェン (エストロゲンの拮抗剤) を臨床に初めて応用したので、「タモキシフェンの父」と呼ばれている (前述)。 学会の最終日 7月25日が彼の誕生日。
Thomas Adrian 教授: UAE 大学、スイゾウ癌治療の米国専門家、10年ほど前、海鼠 (なまこ) から強力なPAK阻害剤「フロンドサイド A」を発見。我々の「15K」がスイゾウ癌などに有効かどうか動物 (マウス) で試験中。 Jordan 教授の旧友。
Angela Wandinger-Ness 教授: New Mexico 大学、 鎮静剤「ケトロラック」がPAK遮断剤であることを2、3 年前に発見。 その歴史的な発見に基づいて、我々は「クリック化学」を駆使して、「ケトロラックの1,2,3-Triazolyl エステル化」に成功し、その細胞透過性、及びPAK遮断作用を500倍以上に増強させることができた。
来る5月24-25日に、「東京」で開催予定と宣伝されていた国際薬理学会が、実は「成田空港」の直ぐ外にあるホテル内で開かれることが判明し、全く興ざめして、とうとう「ワーク=ショップの座長」役をお断わりした。来年の3月初めに、パリで開催される国際薬学会でも、欧米の研究者を中心に「シグナル療法」に関するワークショップの座長を担当する予定であるが、(空港近くではなく) パリ市内の "ルーブル美術館" 近くで開催してもらいたいものである。講演に飽きたら、会場を抜け出してダビンチやレンブラント などの名画観賞ができるように。。。。
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