2020年3月22日日曜日

適者生存 (Survival of Fittest): Angela Merkel (独の宰相) ,
自宅待機で「COVID-19」感染を見事に克服!

ダーウインの進化論によれば、環境の急激な変化に対応して、機能を進化させた種族のみが絶滅せずに生き残る。 さて、マンモスや恐竜などの大型動物は、氷河期などに対応、克服できず、絶滅したが、幸い、陸に住む我々人類や海に住む巨鯨などは洞穴や(氷点下にならない) 海洋などをうまく利用して、生き延びることができた。 目下、世界中に蔓延している新型コロナウイルスは、既に30万人以上の感染者を出し、1万3千人以上 の死者 (死亡率=4%) が出ている。 しかしながら、国別に、その感染率や死亡率をこまかに比較すると、極めて大きな違いがあることが分かる。

このウイルスの震源地、中国は総人口が世界最大で、14億人であるが、結局感染した人口は8万人で、そのうち死亡した者は3千人 (死亡率=4%) だった (感染は3カ月で、ほぼ収束!)。それに比べて、総人口がわずか 6千万人のイタリアでは、(今も進行形で) 感染者が5万人以上、そのうち死亡した者は5千人近い (死亡率=10%)。イタリア社会は、(中国社会にくらべて) 感染率が12倍以上、死亡率も2。5倍、明らかに「適者」ではない。

さて、人口が 8 千万人のドイツでは、感染者が2万人、そのうち死者はわずか80人(死亡率=0。4%!)。 他方、総人口3億3千万人の米国では、感染者が2万4千人で、死亡者は300 人近い (死亡率=1、2%)。 米国の死亡率はドイツの3倍、米国の健康保険/医療制度の貧弱さがはっきりと出ている。今朝のニュースによれば、ドイツの女性宰相 Angela Merkel が、「COVID-19 に感染」?   自宅待機で感染を見事に克服!

さて、アジア諸国の実状はどうだろうか?  総人口8千万のイランでは、感染者が2万人、死者が1600人 (死亡率=8%!)。 ドイツでの死亡率の20倍!  この大差は、イスラム教の密集した集会 (礼拝) と医療制度の貧しさが主な要因である。 (イランの) アラーの神も、(イタリア) のキリスト教の神 (エホバ) も、明らかに (イスラム教やカトリック教の) 信者の福祉をちっとも守ってくれてはいない! ウイルス感染に関しては、 言わば「神も仏もない」世界である!  

日本の隣国 (韓国) では、9千人が集団感染し、その内100 名が死亡 (死亡率= 1、2% )。 日本国内 (感染者=約千人、死亡者=36名、死亡率=3。6%) と比較すると、(キリスト教の集会が震源地なので) 感染率は明らかに10倍以上であるが、死亡率は3分の1。 さて、赤道下の小国シンガポール (感染者=430名、死者=2名、死亡率=0。4%!) は、ドイツと同様、死亡率が極めて低く、高度な医療制度、危機管理が反映されている。

我々が永住している南半球の 豪州 (感染者=約千人、死亡者=7名、死亡率=0。7%) では、(アジアの先進国) シンガポールの取り組み (鎖国はするが、休校はせず!) を主に模範にして、目下、(見えない敵) 「コロナ」との戦いを続けている。豪州の人口は日本のわずか6分の1 に過ぎないが、「移民の国」なので、中国、イラン、東南アジアやアフリカ大陸からの様々な避難民が多く、感染率は日本の6倍近いが、死亡率は日本の5分の1 以下である。

今のところ、感染を何とか収束させた中国 (9割以上が全快!) 、欧州の先進国ドイツとアジアの先進国シンガポールが、「コロナ感染劇の適者」として、浮かびつつある。なお、 横浜などに停泊していた話題の豪華船内に関しては、感染者700 名強に対して、死者はその僅か (1%=8名) で、8割以上が既に全快している。 

"喫煙者"のコロナウイルスによる死亡率は 約1割 (非喫煙者の約3倍)!  もっとも"肺癌" による死亡率はおおよそ 5割だから、ウイルス感染死の5-15倍! 私が学生時代、実習で死体解剖をした経験があるが、我々グループに割り当てられた検体は50歳前後の喫煙者 (男性) の死体。胸部を開くと、(タールで) 真っ黒になった肺が出てきた (死因は肺炎だった) 。隣の実験台の死体の肺を見ると、ピンク色だった!  

最後に「我田引水」になるが、PAK遮断剤を常用/服用するという「生活の知恵」を蓄えつつ進化途上にある人々は、常に免疫能が高いばかりではなく、ウイルスの感染経路を遮断し、かつ熱耐性 になる (=夏バテしない) ので、かような感染危機や地球温暖化 (過熱) に「適者」として生存しうる、と私は確信している。

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