2024年1月29日月曜日

DHT (DiHydroTestosterone) の功害: D3の抗癌作用を高めるが, 脱毛を即す! 作用メカニズム: ( D3 を不活化する) "CYP24 " 遺伝子の発現を抑える! "美白" 作用もある!

従って, "CYP24 遺伝子の抑制剤" として, ステロイド系のPAK遮断剤である (セン シンレン 由来の) Andrographolide , ("雷公藤" 由来の) Triptolide や ("ゴーヤ" 由来の) Cucurbitacin 等が,
有力候補として浮上した!
(幸い) これらのステロイドには, 脱毛という副作用はない! 逆に"育毛" 作用あり!
これらの "水平思考" は, 我が輩の いわゆる "遊び" の一環 (収穫) である.
REF:
YR Lou, N Nazarova, R Talonpoika, et al (2005).
5alpha-dihydrotestosterone (DHT) inhibits 1alpha,25-dihydroxyvitamin D3-induced expression of CYP24 in human prostate cancer cells. Prostate.; 63: 222-30.

D3の "作用強化" のため, "New" Paradim Shift:
from inhibition of CYP24 per se to "suppressing its gene",
from organic chem to molecular biol,
using a CYP24 gene promoter plus reporter gene (GFP etc) construct!

2024年1月27日土曜日

我が人生は "遊び" なり!
"自由業" (科学者, 芸術家, 作家, スポーツマン etc) の
人生は, "遊び" に等しい ("長寿" の秘訣) !
"腐敗" した政治家 (ヒットラー, プーチン etc) の
人生は, "最低" (命 を縮める) !

週末の午後, 買い物に 出かけるため, バス停で待っていたら, 不意に2人連れが現れて, その一人の肩に, 赤と黄色の派手な色のオウム (インコ) がとまっ て, 何やらさえずっていた. "我が人生は遊びなり" という風に聴こえた. "なる ほど, 我が輩と同じだ" と思った. その飼い主も, オレンジ色の派手な T シャツ を着ていた. そこで, "シャツの色を変えても, 肩にとまりますか?" と, 尋ねて みた. "勿論!" と言う答えが返って来た. つまり, このオームは (餌をくれる ) 飼い主の顔を憶えているようだ. オウムやカラスなどの鳥類の IQ (知能 指数) は , かなり高い (犬や馬に近い!) ことが知られているから, 納得した.
オウムと我が輩の違いは, オウムは "大学受験のためのガリ勉をする必要がない ", ということだ. "ガリ勉" ほど無駄な努力はない! 不幸にして, "科学者" に なるためには, 少なくとも日本では, 大学教育を受けるために, これが必要であ る. オウムは学者になる必要がないから, ガリ勉をする必要もない!
結局, "受験勉強" を除けば, 我が人生 (80年余年) は, ほぼ "遊び" だった.
"画家" の道を選ぶチャンスもあったが, 結局 (苦労して) "薬学" の道を選んだ!
ロシアの数学者 (Medvedev) は, 結局, "プロテニス" 選手の道を選んで成功した!
"好きこそ物の上手なれ" という言葉がある. 好きなことのみをやって過ごす人生 は, ("ストレス" が最小限の) "遊び" に他ならない! 恐らく, "長寿の秘訣" の一つだろう...
"遊ぶ" とは, 節目毎に, "緊張を解く" 術を心得ることにある.

2024年1月17日水曜日

"遺伝子編集" 療法時代よ, さらば!
"PAK/TOR遮断" 療法 時代が到来!
PROZAC などのPAK遮断剤で, DS 症状の是正が可能!
小説 "Hibiscus for DS Children" は "実話" となりうる!

実は, ("ダウン症候群" =DS の治療法を扱った) "アルジャーノンに花束を" という "SF" 小説が1966年に出版され, それが米国で "テレビ映画化" される直前の, 1990年代は, いわゆる "遺伝子療法" の開発研究が, 製薬業界の花形だった. 我々自身も, (固形癌の3割を占める) "RAS 癌" の治療をめざして, いわゆる"抗 癌遺伝子" (NF2 遺伝子 etc) の同定や開発をめざす一連の研究に明け暮れた.
しかしながら, 結局,"遺伝子療法には実用性が欠ける" ことに気付き, 薬剤を駆 使するいわゆる
"シグナル療法"
の追及にギア=チェンジを図った. こうして, 登 場/誕生したのが, もっと実用性の高い一連の天然/合成 "PAK 遮断剤" である. このアプローチ (後者) が "固形腫瘍" の治療ばかりではなく,"健康長寿" 促進 へ発展した.
さて, 2017年に, 京大医学部の研究グループが, "DS" の治療剤として, "DYRK1A" と呼ばれるチロシン=キナーゼを阻害する薬剤 (Algernon) を開発した! 勿論, この "薬名" は, 上記の "SF" に由来する...
文献の要約によれば, (少なくとも) マウスの "DS" モデルでは, 胎児の段階で, 妊 婦をこの薬剤で処理すると, DS 児の誕生が予防できるそうである.
DS の場合, 染色体 "21" が "3本" (正常の場合は, 2本だけ) あるため, この染 色体上の遺伝子の発現が, 50% だけ増加されるために, IQ や寿命などを含めて, いくつかの機能が , 低下/減少する.
実は, PAK 遺伝子も (DYRK1A 遺伝子同様) , この染色体上にある.
従って, 理論的には, "PAK遮断剤" によっても, DS の症状の一部を予防しうるはずである.
実際, "PROZAC" などのPAK遮断剤で, DS マウスの新生児を処理すると, 知能などを 含めて, 正常な機能を回復しうる (1).
ある意味で, DS 症状は 認知 (AD) 症が, 1.5 倍早く訪れるような症状, と解釈 できる...従って, PAK遮断剤などで "老化を遅延 " (言わば "大器晩成"に) すれば, 良いこ とになる...
結論: 例えば, "Hibiscus for DS Children" は実現可能な小説 (実話) となりうる!

REF:
1. F Stagni, A Giacomini, S Guidi et al (2015).
Long-term effects of neonatal treatment with fluoxetine on cognitive performance in Ts65Dn mice. Neurobiol Dis. 74: 204-18.

2024年1月15日月曜日

鬱病の特効薬 "Prozac" (Fluoxetine): HDAC/PAK 遮断剤
線虫の寿命を延長するから, 副作用なし!
"BBB" を通過するから "NF" 腫瘍の治療に効果的!
(認知症, パーキンソン氏病などの) 脳疾患 治療にも有効!
"薬剤耐性" を避けるために, "異なる" 薬剤を併用すべし!

もう, 十数年前, 我々は HDAC阻害剤 FK228 が, 結局PAKを遮断するばかりではなく , (マウスに移植した) ヒト由来のNF2 腫瘍の増殖を強く抑えることを発見したが , 残念ながら, FK228 は "BBB" (血管脳関門) を通過し難いから, 臨床には不向き だと言われて, 大変失望した! そこで, 蜜蜂調剤のプロポリス (特に, NZ産の "Bio 30") を, 臨床用 の "NF 治療薬" として, 開発した.
さて, それから何年か経ってから, 岐阜県にあるプロポリスの業者から, 大変興 味深いニュースを聞いた. プロポリス中の CAPE に, 鬱病を抑える作用があると いう話である. 言い換えれば, "鬱病はPAK依存性の病気" である, というわけで ある.
ごく最近になって, この 2つの逸話が "合体" して, "新しいNF 治療剤" が発掘されるきっかけを産んだ!
実は, 線虫の寿命を伸ばす薬剤, つまり "副作用のない薬剤" を(文献上で) 探索 している内に, 鬱病の特効薬 (Prozac) に, 偶然に出くわした (1)! FOXO を介 して, 寿命を延ばすことから, PAK遮断剤である可能性が大だった.
そこで, この薬剤の薬理作用の分子メカニズムを調べたところ, この薬剤はSAHA同様, HDACを 直接阻害し, 最終的には, "JAK-PAK " 発癌経路を遮断することが判明した (2, 3).
この薬剤は, SAHA 同様, BBB を通過するPAK遮断剤なので, 当然, NF腫瘍など の脳腫瘍の治療に役立つはずである. 実際, 名門 "Stanford" 大学の研究チームによれば, マウス実験で, この薬剤が脳腫瘍の 増殖を抑えるし, 臨床でも脳腫瘍患者の延命率を高めたそうである (4). 米國の大統領候補だった "Ted Kennedy" (上院議員) は, 脳腫瘍で 2009年に77歳で亡 くなったが, 医者が PROZAC の薬効を心得ていれば, 今年, 91歳のはず. 残念ながら, 世の中には "やぶ医者" が多過ぎる!
20年以上前に, Prozac が脳腫瘍に効く (メカニズムは不明ながら) ことは既知だった!


PROZAC は, 1972 年 (半世紀前) に, 米国 の製薬会社 (Eli Lilly ) によって, 主に鬱病の特効薬として, 開発/市販された もので, 現在では, 当然のことながら, "安価なジェネリック製品" が市場に出回っ ている. 豪州の薬局では, PROZAC (20 mg) 28錠が, 僅か千 円以下 (毎日3錠としても, 薬 価は毎日, 百円以下 )! この薬剤は CAPE と違って, "水溶性 かつ 細胞透過性が高い" ので, プロポリスよ り重宝である!

この覧で, 様々な (化学構造の違う) PAK遮断剤を紹介する主な理由は, いわゆる "薬剤耐性" を予防する目的である. 同じ薬剤ばかりを使用していると, それに "耐性" が生じて, 治療効果が鈍る傾向がある. そこで, 構造 (つまり直接の標 的が違う) 薬剤を同時に併用, あるいは順次に使用すると, これら異なる薬剤全 てに耐性になる確率は殆んど〇になるからである. 例えば, プロポリスのCAPE, フコイダン, PROZAC, ビタミン (D3 or K2) , 酸乳製品 (酪酸 or GABA) は, 全く構造の違う薬剤/食材 である.
REF:
1. Zhou C, Zhou Y, Liang Y, et al (2024).
Fluoxetine Promotes Longevity via Reactive Oxygen Species in Caenorhabditis elegans. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 79: glad220.
2. ASB Ershadi, H Amini-Khoei, MJ Hosseini, et al (2021).
SAHA Improves Depressive Symptoms, Cognitive Impairment and Oxidative Stress: Rise of a New Antidepressant Class. Neurochem Res. 46: 1252-1263.
3. MM Al-Samhari, NM Al-Rasheed, S Al-Rejaie (2016).
Possible involvement of the JAK/STAT signaling pathway in N-acetylcysteine-mediated antidepressant-like effects. Exp Biol Med (Maywood).;241: 509-18.
4. Bi J, Khan A, Tang J, et al (2021).
Targeting glioblastoma signaling and metabolism with a re-purposed brain-penetrant drug. Cell Rep. 37: 109957.
5. A Colapietro, A Mancini, F Vitale et al (2019).
Crocetin Extracted from Saffron Shows Antitumor Effects in Models of Human Glioblastoma. Int J Mol Sci. 21: 423.
注:
残念ながら, Prozac はスイゾウ癌には効かないそうだ (理由は不明)! 我々の経験では, プロポリス (Bio 30) は, スイゾウ癌を根治しうる!
サフロンの花由来の赤い色素 (クロセチン) は, PAK遮断剤で, "抗鬱病作用"ありだ が, スイゾウ癌にも効く. 従って, "サフロン"茶 (あるいは "Hibiscus" 茶) で, スイゾウ癌や脳腫瘍を根治する (5) という選択枝もある...

蛇足ながら, 人類を含めて, 哺乳類や鳥類は, 赤い色素に, 最も敏感である. 例外 は "牛馬" などの家畜 (色盲である!). 従って, "赤" 信号に注目する. 色々の木々や野菜の実 が赤っぽく熟するのを待って, 我々はそれを摘んで食べる. 殆んど全ての赤っぽ い果実 (苺, トマト, 林檎, ピーマン, 桜んぼ, 人参, 赤かぶ, etc etc) には , PAK遮断剤 (長寿の基!) が含れている. 従って, 原始時代から, 賢いネアンデ ルタール人達は, いわゆる "赤" 狩りをして暮らしていた...
従って, 最長寿 (175歳) のゾウガメが赤いハイビスカスの花を常食していたのは , 単なる偶然ではない!

2024年1月11日木曜日

ARHGAP11 (B): Wisdom (知恵 ) 遺伝子:
人類には存在するが, 他の類人猿には存在しない!
Rho GAP (抗癌蛋白) の一種: チンパンジーの受精卵に
挿入すると, 胎児の脳が2倍に飛躍する!

RHO GAP は "抗癌" 蛋白 であり, かつ 一般に "長寿促進" 作用あり !
つまり, "寿命" は "知能" にほぼ比例する!
従って, "象" (長寿) は "草食" だが, "インテリ"!
従って, 豪州のブリスベーン動物園にいた "ゾウガメ" (雌, 175歳) は, 恐らく , 地球上で, 最も "知能指数の高い" 動物だった可能性がある (この"ゾウガメ" は, チャールズ=ダーウインが "ガラパゴス島" で見つけて, 豪 州の動物園に寄付したもの!)... 彼女の大好物は何んと, 赤いハイビスカスの花だった! ドイツの研究グループによれば, こ の花のエキス (恐らく, アントシアン) には, 線虫の寿命を延長する作用があった. 以来, 我が輩も時々 (夏場に), ハイビスカス茶を煎じて飲んでいる.
結論: "抗癌" 作用, "長寿促進" 作用のある"PAK" 遮断剤は, "知能促進" 剤!

人類と他の類人猿のゲノムを比較すると, 僅か1% しか違いが無い. しかし, 人類 の脳の重さは, 他の類人猿の3.5 倍. 従って, この "RHO GAP" 遺伝子は, 我々の "脳の発達" に 必要なものらしい.
REF:
Heide M, Haffner C, Murayama A, et al (2020).
Human-specific ARHGAP11B increases size and folding of primate neocortex in the fetal marmoset. Science. 369(6503):546-550.

この蛋白 (GAP) の分子レベルの機能は未だ不明だが, RAS GAP の一種 (NF蛋白) の機能が不全になると, NF1 (Neurofibromatosis type 1) と呼ばれる良性腫瘍が, 皮膚や脳内に発生するので, この "人類特異的なGAP " が抗癌蛋白である可能性がある...人類の親戚である "ネアンデルタール原人" に も, この遺伝子が存在することから, "知能レベル"に関しては, 両者ともほぼ同じら しい...

さて, 日本人 (男性) の平均寿命は 80年前後, 日本で飼育されているチンパンジー の平均寿命 (オスメス共) は, 約30年である.
一般に, 長生きする者は, 賢い (あるいは, 賢いと 長生きできる)! . 従って, この RHO GAP が ("Merlin" 同様) "長寿蛋白" でもある可能性があ る. Merlin が欠損すると, マウスや人類の場合, 平均寿命が "4割" ほど短くなる!
そこで, この遺伝子 (RHO GAP) を線虫で発現した場合に, 果して, "寿命が伸びる" かどうかを調べてみる のは, 極めて興味深い.
実は, この遺伝子を数年前に発見したのは, ドイツのド レスデンにあるMAX-Planck 研究所 (MPI) の所長, Wieland Huttner の研究グルー プだった. 彼は, 我が輩が1980年代前半に, ミュンヘン郊外にあった MPI の我が 研究室の直ぐ隣で, 研究していた旧友である. そこで, Wieland に線虫の実験を 勧めてみた. 線虫の寿命は高々 2週間なので, 寿命が2-3 倍に伸びても, 2か月以内に "答え" (YES or NO) が出る!
寿命は産卵数に反比例する! 従って, 卵が "孵化" してから成虫 (母親 ) にな る間 (数日以内) に,
答え (Hint) は出る! "少子" 化ならば, "長寿" 化!

"水平思考" とは, 実に素晴らしい! たとえ "実験無し" でも, 24時間以内に, 正 解を算出する!

実は, もう25年ほど昔, 我々は, 人類由来のもう一つのRHO GAP (p190) の機能に ついて研究していた. このGAP には, 2つのドメインがある. (1) RHO GTPase を活性化する部分, と (2) RAS GAP と結合する部分. どちらも独立に, 発癌蛋 白 "RAS" の機能を抑えることを, 我々は発見した. 従って, p190 は抗癌蛋白であり , ARHGAP11 (B) も同様に違いない. 更に, 抗癌蛋白は (NF1= RAS GAP や Merlin 同様) 一般に, "長寿蛋白" である.
REF:
Wang DZ, Nur-E-Kamal MS, Tikoo A, Montague W, Maruta H (1997).
The GTPase and Rho GAP domains of p190, a tumor suppressor protein that binds the M(r) 120,000 Ras GAP, independently function as anti-Ras tumor suppressors.
Cancer Res. 57: 2478-84.

脚注:
チンパンジーの受精卵に関する実験は, 中途で中絶された! 理由は, このチ ンパンジーが生まれて,
いわゆる"フランケンシュタイン" (ヒットラーとか プー チン等の悪党) になる可能 (危険) 性を秘めているからである.... 線虫ならば, その心配 はない!
実は, フランケンシュタインは, 小説の主人公, Viktor Frankenstein 博士. 人 工的な人間を創り出したが, その産物が, 頭脳明晰なれど, そのサイズや容貌の ために, 人々から, 様々な誤解や差別を受けて苦しむ. ある意味で, その境遇が NF 患者に類似している. この小説 (1818年) の作家は, Mary Shelley. "ノートルダムのせむし男" (Victor Hugo 作) と同様, NF 患者をモデルにした名 作.

2024年1月10日水曜日

ロイヤルゼリー (蜜蜂の女王の食べ物) はPAK遮断剤 :
美白作用ばかりではなく, 健康長寿をもたらす

蜜蜂の世界 (社会 )では, 女王独りが長生き (寿命; 約3年) を楽しみ, 残りのい わゆる"働き蜂" は, 短命 (約半年の寿命) であることが知られている. さて, 女王蜂の長寿の秘密は, "ロイヤルゼリー" と呼ばれる特別食である. そこで, 10年程昔, 老人病研究所の本多夫妻が, 線虫にロイヤルゼリー, 特に "10-Hydroxy-2- decenoic acid " (10-H2DA, 別名" queenbee acid") と呼ばれる脂 肪分画を食べさせたところ, その寿命が2 割ほど延長した (1)! 彼らの研究によると, この脂肪分画は, どうやら, "TOR" と呼ばれる発癌/老化キナーゼを抑制するらしい.
REFS:
1. Yoko Honda 1 , Yoko Araki 2 , Taketoshi Hata et al (2015).
10-Hydroxy-2-decenoic Acid, the Major Lipid Component of Royal Jelly, Extends the Lifespan of Caenorhabditis elegans through Dietary Restriction and Target of Rapamycin (TOR) Signaling. J Aging Res. 2015:425261.
2. Han SM, Kim JM, Hong IP, et al (2015). Whitening Effect of Watersoluble Royal Jelly from South Korea. Korean J Food Sci Anim Resour. 35: 707-13.

ところが, 同じ頃, 韓国の研究グループが, ロイヤルゼリーの水溶性分画に美白 (つまり, メラニン色素合成を抑える) 作用があることを発見した (2). 丁度同じ頃, 我々は, メラニン合成にはPAK が必須であることを発見した. 従って, ロイヤルゼリーの水溶性分画には, "PAK遮断剤" が含まれていることが判明 したわけである. 前述したが, メラニン色素合成は, TOR によって抑制される. 従って, 脂肪分画には美白作用はない!
前述したが, 我々は PAK-欠損した線虫株が, 野性株より6割も長生きすることを, 10年以上前に発見した. 従って, ロイヤルゼリー (RJ) の水溶性(PAK遮断) 分画にも, 健康長寿をもたらす作用があるに違いない!

我が輩の知る限り, このRJ水溶性分画 中のPAK遮断 (美白作用) 剤は, 未だ"有機化 学的" に同定されていない. 従って, (近い将来) それを同定する研究に, 修士 (あるいは博士) 論文テーマとして, 挑戦してみるのは面白いと思う. "山田養蜂場" から "研究助成金" が出ているはず...
山田政雄 ("山田養蜂場" の創始者) が, 敗戦後間もなく, RJ の開発に乗り出した経緯を綴った
エピソード (RJ が, "神" に代って, 重病のローマ法王" を救ったという "皮肉な" 話) :
https://www.3838.com/kenko/omoi/

2024年1月8日月曜日

Chlorogenic Acid (CGA): "緑色" コーヒー成分:
美白作用, 健康長寿をもたらす "PAK遮断剤"
CGA とビタミンC (還元剤) の (健康促進) 相乗効果 !?

線虫を22度で飼育した場合, CGA で処理すると, 平均寿命が 10 日から18 日に, つまり "8割" も延長する.
線虫は20度で飼育すると, 平均寿命は14日. 従って, CGA はこの虫の "熱耐性" を増強する!
CGA はコーヒー酸のエステル誘導体 (即ち, プロポリスの主成分 "CAPE" に似ている).
CGA は, 抗癌遺伝子 "p21" や HSP16 (熱耐性) の発現を増強する (="PAK" を遮断!)
我々の経験では, コーヒー酸 (CA) とアニソールとのエステル 誘導体 (=15C) は , CA やCGA (COOH のため "酸性") の "細胞透過性" を 500倍に飛躍させる!
さて, 興味深いことには, CGA はひまわりの種にも豊富だが, それで作ったクッキー は, 酸化されて茶色だが, シスチン, キノン, あるいはビタミン C など還元されると, 緑色になる.
コーヒー豆は元来, 緑色. 従って, "還元型" と言える.
我が輩は コーヒー (褐色) を飲むと, しばしば下痢をする. その原因が不明だったが, ひょっとすると, 酸化した CGA によるのかもしれない . そこで, "ビタミン C" を加えて, 還元したら, 解毒が可能だろうか?
10年ほど昔の文献によると, CGA には美白作用があるが, 酸 (褐色) 化すると, そ の作用が無くなるらしい. 従って, ビタミン C の美白作用は, ことによると, CGA との相乗作用によるのかもしれない.
もし, この仮説が正解ならば, 緑色のコーヒー豆の粉末 (あるいはエキス) と ビ タミン C の組み合わせで, 比較的安価な "美白剤" (かつ"健康長寿" 促進剤) が 商業化できる...
実は, コーヒー豆 とビタミン C (レモン汁) などを組み合わせた "レサピ" は, ある フランス人によって, "特許化" (1997年) されている. 勿論, 科学的根拠は皆無だが....
https://patents.google.com/patent/WO1997018720A1/en
従って, さじ加減にもよるが, 少なくとも " 味" は保証できそうである...