恐らく、中止になるだろう。何故か? 皆んなで、その理由を考えてみよう!
中国の故事に、「呉越同舟」という言葉がある。同じ目的のために、敵と味方が「仲良く」同じ舟に乗れば、問題はない。 しかし、(目的を異にする) 「船頭多けれ
ば、舟、山に登る」(座礁する!)。
私自身は、1964年の「最初」の東京五輪を大歓迎して、学生ながら、外国人選手たちの為に、ボランチアの英和通訳を勝手出たくらいだった。しかし、「2番煎じ」
の2020年の東京五輪には初めから、大反対だった! 理由は極めて、単純である! 世界には、未だ (「五大陸」を象徴する) 「五輪」開催を経験したことのない多くの国々 (例えば、アフリカ大陸の南アやインドなど) や大都市が沢山残っている。その国々や都市を 出し抜いて、2番煎じの五輪を東京で強引にやる必要はないからだ。 更に、日本国内でも、大阪は未だ五輪開催の経験がない。 そういう意味で、東京での (2度目の) 開催は、はっきり横暴である!
豪州では、最初の五輪は1956年にメルボルンで、2度目の五輪は2000年にシドニーで開催された。そういう「国際的マナー」が五輪精神には必要だと (「国際人」の一員である) 私は思う。
管 (すが) さんの強引な遣り方は、日本国内では通じても、海外ではとても通用しない、と私は思っている。 だいたい (秋田の"片田舎"から出てきた) 「英語を話せない/解せない」首相に (外交の場で) 説得力を期待するのは、およそ無理である! そういう意味でも、小池知事の方が一枚も二枚も上手 (うわて) であろう。。。
COVID-19 蔓延下でも、「無理矢理に」 五輪を開催したいなら、2020 全米テニスのごとく、「観客なし」のテレビ中継で、「コンタクト」 (体の接触) 無しのスポーツ、例えば、陸上、水泳、競輪、などの "個人" 種目のみに限定して、団体スポーツや柔道、レスリング等の "格闘" 競技は除外する、という極めて "異例な" 五輪を開催すべきである。題して、「五輪史上初」の2021 年「Contact-free Olympics」の開催を提言したい! もし、私がIOC 会長ならば、それに反対はしないだろう。。。「危機」を脱するためには、頭を柔軟に働かせなければならない!
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