褐色の海藻 (沖縄産のモズク等) には、PAKを遮断する作用を持つ「フコイダン」と呼ばれる多糖類が豊富に含れているから、ビタミンD3 の豊富な魚類と一緒に食べると、相乗効果で、コロナウイルス等 の予防/治療にも役立つ可能性あり、と "予測" (2019年3月30日に) した。
それに関連して、極めて興味深い (古い統計) 記録が残っているから、以下に紹介したい。
1919年前後、第一次世界大戦の終了後まもなく、スペイン風邪が世界的に猛威を奮って、全世界で5億人が感染、5000 万人が死亡した (死亡率 10%!
) 。ところが不思議にも、日本や朝鮮半島では、死亡率は 2% 以下に留まった。世界で海藻を日常的に食べる国は当時、日本人と朝鮮人くらい。 しかも、日本国内
で、スペイン風邪で死亡率が最も低かったのは、(海藻類を良く食べる) 東北/北陸地方と沖縄だった。全くの "偶然" に過ぎないだろうか? 詳しくは: https://indeep.jp/seaweed-fucoidan-and-virus-immune-cytokine-storm/
実際、2020年9月になって、中国の研究グループによって、フコイダンがCOVID-19 による感染を阻害することが実証された!
Shuang Song et al . Inhibitory activities of marine sulfated polysaccharides against SARS-CoV-2. Food Funct. 2020 Sep 23;11(9):7415-7420.
感染阻害のメカニズムとしては、ウイルスのスパイク蛋白に直接結合し、宿主細胞表面のレセプター(ACE-2) への結合を拮抗的に阻害するらしい 。
"NF1" 患者 (複数) からの最新情報によると、フコイダンの経口 (朝晩、各々2粒ずつ) により、皮膚に出る良性腫瘍 (いわゆる「ブク」) の数やサイズが減少するらしい!
最近のショウジョウバエを使用した実験で、フコイダンが寿命を25%も延長したという報告がある!
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