2025年2月7日金曜日

今や「民主主義」は、特に日米で「衆愚政治」に堕落!
腐敗 (=金権) 政治を打破するためには、インテリによる
啓蒙主義「革命」が 必須! 何色 (オレンジ、あるいは 真っ赤) の革命になるかわからないが。。。

啓蒙の意味"
「啓蒙」とは、「蒙(無知蒙昧の蒙。物事に暗いこと)」を「啓(ひら)く」ことで、無知を有知にする意味。18世紀フランスに起こった啓蒙思想での「無知」とは、封建社会の中で "教会的な世界観" の中に閉じこめられていた人々のことを言い、彼らに対して「人間」や「社会」、あるいは「世界」や「自然」の真実を教え、無知から解放することが「啓蒙」。

ドイツの哲学者 "カント" (還暦、1784) は『啓蒙とは何か』で、次のように定義
啓蒙とは, 人間が、みずから招いた「未成年の状態」から抜けでることだ。未成年の状態とは、他人の指示を仰がなければ自分の理性を使うことが出来ないということである。人間が未成年の状態にあるのは、理性がないからではなく、他人の指示を仰がないと、自分の理性を使う「決意も勇気も」もてないからなのだ。だから、人間はみずからの責任において、未成年の状態にとどまっていることになる。
従って、"啓蒙の標語" があるとすれば、「知る勇気をもて(サペーレ・アウデ)」。すなわち, "成年" (=有権者) は、「自分の "理性" を使う勇気をもて!」
カントは、「自然に帰れ!」と唱えた ジャンジャック=ルソー (1712-1778) と共に、18世紀後半に勃発した "フランス革命" や "米国独立戦争" に, 大きな「思想的きっかけ」を与えた!
実は、我が輩の亡父は、京大文学部ドイツ哲学 (独文) 専攻であり、亡父の尊敬する哲学者の一人が「カント」だった。 カントは一生「独身」を貫いたが、毎日、"規則正しい" 生活を送って長生き (80年) を全うした。 彼が散歩で通りかかると、近所の住民は、今「何時何分」であるかを、"時計なし" に正確に知る事が出来た!
彼の "臨終" の言葉:"赤ワイン" (PAK遮断飲料) を水で薄め、砂糖を混ぜたものを口にしながら、「Alles ist Gut (全て良し)!」。フランスでは、近代的な「ナポレオン(民) 法典」が制定される直前だった! 我が輩も、出来れば、彼のスタイルに慣らって "永眠" したいものである。。

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