2021年4月12日月曜日

「ジュリア=ギラード: 豪州初の女性首相への道」
(ジャクリーン=ケント著, ペンギンブック)

抄訳: 2010年に豪州で初めて、女性の首相が誕生した。 労働党首のジュリア=ギラードだった。それまで、ギラードは、労働党首で2007年に首相になったケビン=ラッドの下で、副官を3年勤めていたが、ラッド首相の評判が落ち始めた時期を狙って、いわゆる”下克上” を起こした。実は、 ギラードは元々、英国のウエールズ生まれで、貧しい炭鉱町に住んでいた革新派の父親ジョンと母親モイラの間に生まれた長女はアリソンで、1961年9月29日に生まれたのが、赤毛の次女ジュリアだった。ジュリアが生まれた頃、父親は英国鉄道の事務員を務めていた。 ギラード家が住んでいた炭鉱町バリーの冬期はかなり寒く、ジュリアはしばしば肺炎などに悩まされていた。
そこで、両親は医者の勧めに従って、もっと暖かい大陸に移住することを決め、1966年2月に、(真夏の) 豪州のアデレードへ移住した。 ジョンは夜学で勉強後、病院の看護師になり、モイラは救世軍の経営する老人ホームで働いて、生計を立てた。 SA 州のアデレードはビクトリア州のメルボルンと同様、比較的革新的な都会で、1968年には、労働党のドン=ダンスタンがSA 州知事に当選した。更に、2年後の1970年には、豪州連邦の首相に、労働党首のゴッフ=ウイットラムが当選した! ウイットラム政府の二大改革は、1) 医療の無償化、 と 2) 大学授業料の廃止だった。 こうして、貧乏なギラード家にとって、「理想的な」環境が整った。 ジュリアは州立アンリー高校で、弁論部で活躍し始め、政治家への道を歩み始めた。 ジュリアは16歳になった時、「私は最高の教育を受け、キャリア女性をめざすので、子供はごめんだ!」と母親に打ち明けたそうである。。。実際、彼女は首相就任後も (同棲生活はしても) 結婚はせず、子供はもっていない! その点で、(首相の座を秘かに狙っている) 小池都知事の立場に良く似ている。。。”人口過剰” に苦しむ世界で、結婚と子育てしか念頭にない女性は、明らかに「時代遅れ」だ! Girls, Be More Ambitious!
1979年に、ジュリアはアデレード大学法学部 に入学し、間もなく労働党 (ALP) にも入党した。 1981年には、大学初の学生理事長に選出された。 当時の保守党政府は、ウイットラム政府による大学授業料廃止政策をご破算にしようとした。そこで、ジュリアは大学の自治会を代表して、この保守党の 「剃刀ギャング」 政策に反対して、立ち上がった。 結局、「剃刀ギャング」 政策案は連邦議会の上院で、否決された。こうして、ジュリアは政界で、最初の勝利を味わった! この功績のため、ジュリアは全豪学生自治会の教育副委員長 (給料付き!) に選出された。 学生自治会の本部は当時、メルボルンにあった。そこで、1982年に、ジュリアはメルボルン大学法学部に編入し、以後 "メルボルンの住民" になった。翌年、ジュリアは、全豪学生自治会の委員長に選出された。丁度、その年に、ボッブ=ホークを党首とする労働党が連邦政府を奪還した! 従って、彼女にとっても、ギラード家全体にとっても、大満足っだった!
ジュリアは25歳でメルボルン大学を卒業した後、1987年に法律事務所 (Slator & Gordon) に就職し、弁護士として9年間活躍した。 しかしながら、彼女の夢は政治家になることだった。そこで、1996年に法律事務所を辞めた。残念ながら、13年間続いた労働党の天下が総崩れして、連邦政府は保守党首のジョン=ハワードの天下 (11年の長期政権) になった。 ビクトリア州知事も保守党のジェフ=ケネットになり、大量の公務員が解雇されるばかりではなく、多くの公共事業が私営化された! そこで、ジュリアはビクトリア州の野党 (労働党) 党首、ジョン=ブランビーの秘書官に就任して、先ず地元メルボルンの労働党の建て直しを計った。
11年後の2007年に、ジュリアは連邦議会 (下院) の選挙に労働党候補として出馬して、初当選を勝ち取り、首相になったケビン=ラッド (労働党党首) の副官 (副首相兼文相) に任命された。 そして、3年後の2010年に、ラッド首相に代わって、初の女性首相に就任した! しかしながら、続く総選挙で労働党が「少数与党」になったため、ギラード政権は "3年" という短命に終わったが、特に「女性の地位や労働条件の向上」、教育制度の改善などに貢献した。 豪州では2014年以来、愚鈍な保守党政権が7年ほど続き、特に米国のトランプ政権の尻馬に乗って、「COVID」の発祥を巡って、中国と対立関係を増し、石炭、小麦、牛肉、ワインなどの中国への輸出制限や高い関税で、特に農民など "第一産業業者" が苦しんでいる。。。

2021年4月6日火曜日

受験小説「岐路」: 芸術家になるか、医学者になるか?
A Cross-Road towards Painting or Drug-Discovery

実は、60年昔の卒業式より 2、3カ月前に大学受験のシーズンが始まっていた。 "日比谷" では、正月明けに、ラグビー部が、優勝候補の名門「保善」 (東京代表 1) についで、「東京代表 2」として、大阪の花園ラグビーで開催される「全国高校ラグビー選手権」大会に初出場を勝ち得た! 一回戦、2回戦を軽く通過して、いよいよ「ベスト8」に残った。準々決勝の相手は、 強豪「北見北斗」。 21 - 5 で日比谷敗退。決勝では、保善が北見北斗をストレートで下し、優勝! 出場 32校の内、公立校は「日比谷」だけ、他校は全て私学。 その年、東大合格者 165名だった日比谷は、文字通り「文武両道」ぶりを発揮した。
しかし、少なくとも2名の同級生は、この165名の東大合格者の中にはいなかった!声楽家をめざしていた長身の丸山君と 画家をめざしていた短身の浦島昇は、上野にある「芸大」の音楽部と美術学部を、各々受験した。実技は高得点だったが、学科でも、得意の英語は満点に近かったが、数学の苦手な両人は 自然科学 や人文科学ではかなり苦戦した。 しかし、両者とも何とか芸大音楽部 (声楽専攻、定員54名) と美術学部 (絵画科油絵専攻、定員55名) に、各々パスして、いわゆる「芸大袋」を受け取った! 丸山君 (パン屋の息子で、ラグビー選手) は芸大卒業後、 テノール (あるいはバリトン) 声楽家への道を順調に歩んだ。
さて、問題は昇だった。彼が最も好きな画家は、ノルウエーのムンク、感情を描く画家だった。 「叫び」や「マドンナ」が、その代表作である。 しかしながら、60年昔の芸大の洋画界は、ピカソなどに始まる戦後のいわゆる「キュ-ビズム」に浮かれていた。「抽象画が画けぬ者は、洋画家にあらじ」という行過ぎた風潮が上野界隈の画壇に根強く慢延していた。 昇は訳の分からぬ「猿真似」抽象画に嫌気がさした。昇は、「誰にでも理解できる」写実的な絵を、その真髄としていた。しかも、絵を通して、人間の感情を伝えることができれば、理想的だと、考えていた。従って、当時の芸大洋画科の教師たちに全く失望した。 かと言って、平面的で奥行きのない「日本画」には、全く魅力がなかった。。。
そこで、父親の正夫に相談してみた。 実は、父親は息子が芸大の入試に現役でパスしたことに、驚くと共に失望していた。 絵画の世界には流行があり、将来それにうまく乗れないと、画家はいわゆる「つぶし」が効かなくなるからだ。 例えば、オランダの有名な画家、ヴァン=ゴッホは生前、殆んど絵が売れなくて、兄貴がずいぶん苦労した。ゴッホが有名になったのは、死後のことである。。。 そこで、正夫は息子に曰く、 「どこまでも、客観的なものを追求したいなら、科学者をめざすべきだ」。 息子はその言葉に、はっと目覚めた! しかし、日比谷で、岡田という数学の教師に幻滅を感じて以来、数学に対して情熱を全く失ってしまった昇には、数学の要る自然科学、例えば物理学は全く及びでなかった。しかも、日比谷の高1で、化学を選択したため、生物学を全く履修できなかった昇には、生物系の自然科学も無理だった。最後に残ったのは、有機化学だけだった。 できれば、新薬を開発してみたかった。 そこで、一年後には、最寄りの東工大 (応用化学専攻) を受験した。 しかしながら、数学が難解で、昇にはとても歯が立ったなかった! 見事に落ちた! 文系ながら、数学が得意だった父親曰く。「東大の理三 (医学部専攻) は勿論、数学が難しいが、理二の数学は易しいので、お前にも解けるだろう。 理二からは将来、望めば (気が変われば) 文系にも進学できるから、大器晩成らしいお前にはピッタリだ」。 そこで、昇は「背水の陣」を引き、御茶ノ水駅近くにある「駿台予備校」に通学して、本格的に受験勉強を開始した。 もし、この受験に失敗したら、大学を諦め、就職せざるを得なかった。
さて、暑い真夏のある日の夕方、「駿台」から遠くない神保町の古本屋街で、ある伝記本を見つけた。 ある有名なノーベル受賞者の秘書が出版した英文伝記の邦訳だった。 化学療法の父「パウル=エーリッヒ」の伝記だった。ユダヤ系のドイツ人医師で、有機化学に長じ、組織染色が得意なエーリッヒ博士は、1908年に免疫学でノーベル医学賞をもらった翌年、(梅毒菌を染めるが、人体組織を染めない) 特殊なアニリン色素にヒ素を化学的に結合させて、梅毒の特効薬「サルバルサン」(606) を開発した! 絵の具に使用する種々の色素に興味をもっていた昇は、「これだ!」と思った。 自分自身は、副作用なしに、癌を特異的に殺しうる薬 (化合物) を、将来開発しようと決心した!。著者はエーリッヒ博士の女性秘書で、ユダヤ系だったので、ヒットラーが政権を掌握すると、英国に亡命して、この伝記を仕上げた。1940年にこの伝記を台本にして、米国のMGM が「エーリッヒ博士の魔法の弾丸」という白黒映画を製作した。 1980年に「パウル=エーリッヒ」賞を受賞した梅沢浜夫教授 (日本の「抗生物質の父」) は、自伝「抗生物質を求めて」の中で、この白黒映画を戦後観る機会に恵まれ、感動した、と記している。 1963年、昇は易しい数学のお蔭で、東大理二を無事にパスし、入学後間もなく、分子生物学を猛勉強し始め、憧れの薬学部 (製薬化学科) に進学した。
昇の好きな詩の中に、(芸大出の芸術家) 高村光太郎の「道程」と題する力強い詩がある。「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる」という言葉で始まる、パイオニア精神を歌ったもの。 大学を卒業してから丁度10年後に米国で、昇は自分の「道」を発見した。それが "PAK" と呼ばれるミオシンを燐酸化するキナーゼ。このキナーゼは、血管平滑筋の収縮を促進して、高血圧を起こすばかりではなく、癌やその他様々な難病を起こす、いわゆる「病原酵素」で、正常な細胞増殖には必要ない。その後、豪州などで、40年近くをかけて、その「PAK」を遮断する (プロポリス等) 様々な薬剤、つまり「魔法の弾丸」(=健康長寿の薬)を同定あるいは開発した。 一世紀の歳月を経て、弾丸の「標的」は、「病原菌」から「宿主に内在する有害な酵素」へ飛躍的に進化した!
さて、北里研究所の大村 智 博士 と米国メルク社のウイリアム=キャンベル博士は共同で、放線菌由来のマクロライド系抗生物質の誘導体「イベルメクチン」が寄生線虫の神経を選択的に麻痺させることを発見し、40年ほど昔にに市販した。 その後、それが赤道直下のアフリカ大陸や中南米で慢延しているオンコセルカ (河川盲目症) にも効くことが判明し、 かの有名な「シュバイツアー博士の慈善精神」に沿って、それを大量に無償配布して、この伝染病の撲滅に貢献した。それが高く評価されて、(WHOなどの推薦により) 2015年に両博士にノーベル医学賞が与えられた。 更に、興味深いのは、このイベルメクチンが、実は「PAK遮断剤」であることが、この受賞の数年前に浦島昇らによって発見され、ごく最近には、イベルメクチンやプロポリスなどのPAK遮断剤がCOVID-19 感染の治療にも有効であることが臨床テストで証明された (前述)。 WHO website にも、2020年に浦島昇らにより発表された英文総説「PAK1-blockers: Potential Therapeutics against COVID-19」が、最近引用されるようになった。
受験生諸君! 長い道程から顧みれば、最初の1、2年のつまずきは取るに足らない。。。
「文系」の受験者を扱った作品は腐るほどある。作家自身が文系だからである。「理系」あるいは「芸術家」を扱ったこの短編は、その意味で「異色」である。。。
もう一つ, 異色な作品は、杉山勝栄著 「シュバイツアー」(ポプラ社、子供の伝記) である。牧師の息子、アルバートが30歳に達した時、哲学博士、神学博士、パイプオルガン奏者だった彼は、一大決心をして、医学の勉強を始め、6年後に医師免許を取得し、アフリカ大陸に旅立ち、貧しい黒人たちの治療に一生を捧げた。 彼は1953年に、78歳でノーベル平和賞に輝いた!

2021年3月24日水曜日

公立高校の入試から「学区」(都内 /県内) という足枷を
外せ ! (自主的に「越境入学」を合法/自由化せよ) !

小学校と中学校における教育は、いわゆる「義務教育」である。 国民全体に(生活に必須な) 最小限度の知識を与えるためである。従って、どこの公立小学校でも中学校でも、均一レベルの教育を与える義務があるために、敢えて「学区」を設けるのは、極めて妥当である (私学は例外!)。しかしながら、高校生と大学生 (あるいは院生) の教育は、より高いレベルの専門家あるいは職業人を育てるための特殊あるいは高等教育であるから、当然ながら、義務教育に伴う学区制という、明らかに「自由競争」を妨げる「足枷」を外すべきである。
ところが、現実には、私学の高校には足枷無しの自由競争のチャンスを与えながら、公立高校には例外なく学区という足枷によって、自由競争を妨害し、私学 (特に「御三家」) の高校に「漁夫の利」を与えている。その結果、都内にある国立大学、特に東大への入試においては、合格者出身校のベストテン (2017-2021年) には、私学の高校が9割強を占めている。つまり、東大に進学したかったら、私学の高校 (特に、御三家) に (少なくとも) 3年間、高い入学金と月謝を払え! それができない貧乏人の子弟は、「天下の東大」には来るな! と「公然と」宣言しているようなもの! (国民の大半を占める) 我々貧乏人 (庶民) の子弟にとっては、「冒とく」以外の何物でもない! それを(悪名高き「学校群制度」以来) 半世紀近く「見て見ぬ振り」をしている都民や近県の有権者たちの目の「節穴ぶり」につくづく愛想がつく! 解決策としては、少なくとも2通りある: 「学区の撤廃」 あるいは一部の名門校 (例えば、日比谷や翠嵐 など) の "国立化" (国家予算に限りがあるので、精々「ベスト3 」まで) !
さて、関西の横綱 「京大」(少なくとも理系で、ノーベル受賞者が東大を上わる!) の場合は、一体どうだろうか? 驚くなかれ、2017年のデータによれば、ベストテンには、私学が5校、公立校が5校とほぼ半々になっている。 しかもいわゆる「私学御三家」 (開成、灘、麻布) はベストテンには、存在しない。 この傾向は2021年でもほぼ続き、公立4校 (北野、膳所、天王寺、堀川) が合計234名、片や、私学6校が合計247名:
北野高校94名, 東大寺学園高校70名, 洛南高校69名, 西大和学園高校63名,甲陽学院高校56名, 天王寺高校53名, 膳所高校47名, 洛星高校46名, 大阪桐蔭高校43名, 堀川高校40名. 
つまり、最高の大学教育を受けたかったら、「私学」に金を注ぎ込む余裕のない貧乏人 (庶民) の子弟は、私学偏重の「東大」を諦めて、関西に移住して、公立高校出を歓迎する (視野の広い) 「京大」に入学せよ! と解釈して良いだろうか?
実は、我が亡父は、はるか戦前の話だが、京大で学んだ。 父の同窓で、後に東京で「とらやの羊羮」を開業した黒川氏も、その息子で我々の母校「日比谷」時代の同窓である息子さん (ラグビー部のキャプテン) も京大出身。さらに、我々「日比谷」の3年先輩で、1987年にノーベル医学賞をもらったMIT教授、利根川さんも京大出身である。 従って、都民や近県の有権者が目を覚まして立ち上がり、 公立高校の入試から、自主的に「学区制」という足枷を外す、いいかえれば「越境入学」を解禁 (合法/自由化) する運動を開始しない限り、我々貧乏人 (庶民) は、その子弟を、出来るだけ「京大」へ送ることを心がけるべきであろう。。。
さて、上記のごとき (至極「常識」にかなった) 提案をしたところ、日比谷-東大コースのある同級生から、「君は、丸でドン キホーテだ!」という洒落た評価を受けた。彼自身の孫は、目下、神奈川県下にある 私学の高校生で、数学が最も得意、今春から高3 として、来春に控える「東大 (?) 入試」に挑むそうである。目下のところ、全校で3番! 今春の東大合格者は (現役/浪人含めて) 8名だったから、理科 (理一、理二、理三) の選択にもよるが「現役入学へスレスレ」という現況だそうである。勿論、この孫の健闘を、私は心から祈っている!
もし仮に、私がこの孫をもっていたら、恐らく、最寄りの区立中学に入学させた後、(目下、「日比谷」とデッドヒートを展開中の) 県立横浜翠嵐に進学させたろう。 現実には、我が家の息子は (数学者である我が愛妻のお蔭で) 目下、英国のケンブリッジ大学の数学教授で、その息子 (我々の孫) も、同じ大学の数学科の院生であるから、日本 (特に都内) の大学入試における病的な「受験地獄」から は、幸い難を逃れている。。。ケンブリッジは、米国のハーバードやプリンストンと共に、数学者向けのノーベル賞といわれる「Fields賞」受賞者の「御三家」で、息子は40歳をかなり前に過ぎたので、既に「対象外」であるが、孫は秘かに、父親に代って、狙っているそうである。。。勿論、「ただ狙う」のと「受賞する」との間には、"偉大な" ギャップがあるが。。。
蛇足ながら、「ノーベル経済学」受賞者の9割は、"数学者"といわれる。つまり、経済を論じるには、高等数学が必須のようである。。。 ノーベル賞には、「Fields賞」と違って、40歳未満という "年令制限" がない。 最近は受賞者の年令が日増しに"高齢化" している (最高齢はJohn Goodenough, 97歳!) 。従って、健康そうな「我が家の」息子 (還暦へあと2年) にも未だ十分チャンスは残されている。。。若者よ (Boys and Girls) 、大志を抱け!
最後に一言。 4年ほど昔、ある週刊誌に、3人の息子を全部、灘校 (男子のみ) 経由で、東大の理3 (医学部) に合格させた後、長女も別の女子高 (?) から、同じ理3に合格させて、得意満面の「教育ママ」の話が載っていた。 我が輩自身は薬学出で、「封建的な」東大医学部が大嫌いなので、この息子たちや娘に、極めて同情する外ない。「船頭多くして、舟が山に登る」という諺があるが、「医者多くして、病人が墓場に走る」ことを、私は恐れる。。。 実際「大学病院の裏は墓場」! 連中は6年間の学部を卒業するとインターンシップを経て、「医師免許」なるものを取得すると、もう勉強を止めて、「石頭の馬鹿」になる。もっとも、中には 2、3 の "例外" もいるが (例えば、一中-一高-東大で、医学部薬理学教授として、ミオシンに関する生化学を開拓した故江橋節郎氏)。。。。因みに、東大医学部出身でノーベル医学賞をもらったという話は、一度も聞いたことがない!
蛇足になるが、"ミオシン" (ATPase) による"骨格筋"収縮 の生化学を開拓したのは、戦前、ビタミンC を発見してノーベル医学賞 (1937) をもらったハンガリーのセント=ジョルジーであるが、彼は戦後 (1954年頃) に「ラスカー賞」をもらったが、2度目のノーベル賞は逃した。前述の江橋先生も、ノーベル賞に値いする研究をしたが、残念ながら受賞を逃した! (実は、江橋さんは、平滑筋のミオシンの活性化メカニズムを巡って、米国 NIH のBob Adelstein のチームと"デッドヒート"を展開したが敗れた! しかし、Bobも受賞には洩れた)。 実は、 「PAK 」は当初「ミオシンを燐酸化する酵素 (キナーゼ)」 として、私が (半世紀近く前に) NIHで 発見したものだが、ミオシンは何故か、学界から「孤児」(あるいは「ドン キホーテ」) 扱いされる傾向があるので、今後も多くを期待できない。。。さて、今年の受賞者 (医学/平和賞) は恐らく、(世界中を震え上らせた) 「COVID 」に関する研究者あるいはワクチン開発者になるかもしれない。まさか、COVID を「孤児扱い」するわけにはいかないだろうから。。。

2021年3月23日火曜日

「見果てぬ夢」を追うドン キホーテ :
ラ マンチャ (あるいはメルボルン) の男

喜劇 (あるいは悲劇) 「ドン キホーテ」は、スペインの作家セルバンテスが、積り積もった借金のため、入牢中 (1605-15) に著作出版した上下2巻に渡る「騎士道」物語である。この作品をシナリオにして、映画 「Man of La Mancha」が、英国の名優 Peter O'Tooleの主演、イタリアのグラマー女優 Sophia Loren との共演で、1972年頃、有楽町にある映画劇場で上演された。
私は、渡米を一年後に控え、ある初恋の女性と共に、この映画を観賞した! 当時、「有楽町で逢いましょう」 という言葉が若者たちの間で流行っていた。。。待合せ時間は正午頃だったと記憶している (随分、大昔のことで、正確な時間はもう憶えていないが、少なくとも昼前だった! 腹を空かしていた) 。 待合せ場所は銀座4丁目の角、服部時計店の筋向かい、三越デパートの正面玄関 (当時、2頭のライオンがデンと座っていた)。
しかし、(向かいの時計台と睨み合いを30分ほど続けたが) 、相手の女性はいっこうに現れなかった! (私は「時間厳守」を常にモットーにし、念のため "定刻15分前" から待っていたので) とうとう諦めて、帰宅せんとした瞬間、急ぎ足で近づく女性の姿が見えた! 結局、彼女とは、幸い映画観賞には成功したが、30分の遅刻は、その後の「2人の運命」を象徴していたようだ。。。実は、両人とも科学者同志で、育児には余り興味をもっていなかった。従って、結婚を急がず、海外で研究や登山などの冒険を、新鮮な気分で、存分に楽しむことができた。。。
私が海外で全く別人 (ギリシャ系の女性=数学者) と結婚したのは、その後15年ほど先の話である。この現代版 (ドン キホーテ) 劇では、「見果てぬ夢」が最後に叶えられ、「ハッピーエンド」に終わった!初恋の女性は、その後、あるロマンチックな詩人と結ばれた! Ende gut, Alles gut!
(編集後記): 「初恋」とは、多くの場合 「甘酸っぱい」! そこで、蒙古帰りの僧侶である三島海雲 (1878-1974) は、戦後まもない1919年に、日本で初めて発売の 乳酸菌飲料 「カルピス」に、「初恋の味」というキャッチフレーズをつけた! 「カルピス」は宣伝通り、「健康長寿」に良い。 私の "ハンチ" (水平思考) が正しければ、「PAK遮断」飲料の一つであるから、COVID 予防/治療にも良い筈だが、まだ "実験的" 実証はない。高血圧症は「PAK依存症」の一種であるが、カルピスに含まれるカゼイン由来のペプチドが少なくとも血圧を下げることは、臨床テスト (2005年) で確認されている。 実は, 2020年に発表されたカルピス (朝日ビール) と星薬科大との共同研究の結果、カルピス発酵に使用される乳酸菌に「美白」作用があることが確認されていた。 従って、カルピスに "PAK遮断" 作用があることは疑いなし!

2021年3月19日金曜日

Advanced 数学 (水平思考) オリンピック:
次の CIA 暗号文を英語で解読せよ!

47-7-1-59-31 17-1-59-2-43-59 31-61 71-41-5-7-59 67-17-7 23-1-47-1-41-7-61-7 1-67-67-1-3-29。
A Hint: How many prime numbers (素数) are between 1 and 100?

暗号文の "意訳" (更なる「水平思考」!):
我々は先ず、空母「スガーリン」を撃沈させる「トラ、トラ、トラ」作戦を練るべし。次に、できれば、都立「日比谷」を国立「星陵」に昇格させ、「学校群制度」施行以来、半世紀に渡って、甘い汁を吸い続ける「私学御三家」の経営者たちの笑いを遮断する作戦を練らん。(1%の富裕層が99%の貧困層を支配する) 「滅び行く英米」社会の真似はさせじ! (例えば、上記のような "やや難解な" 暗号文が解ける) 「貧乏人だが優秀な子弟ら」に将来、最高の大学教育を受けられるチャンスを与えよう!
これらの優秀な子弟らが愚鈍な「スガーリン」に代わって、政治をリードすれば、日本は、もっと「幸福度」の高い国になるだろう。国連の調査によれば、目下、日本国民の「幸福度」は何んと、世界で韓国についで62位だそうだ! 地獄ではないが、天国からかなりの距離がある。。。因みに、幸福度ベスト10の諸国は、フィンランドやデンマークなどをトップとする北欧諸国や永世中立国 「スイス」である。彼らが"健康長寿"を楽しむ理由が容易にうなずける。

付録: 素数表 (1 から100 まで) の作り方: 先ず 1 は素数ではないので除去! 次に素数 2、3、5、7、11、13、17、 19、23、29、31、37、41、43、 47 の倍数を次々に除く。恐らく、前出の素数と残った数字が素数。
もう少しスマート (敏速) な方法は、7< √53< 8 なので、2,3,5,7で割り切れる自然数を全部除けばよいはず。表ができたら、次は "水平思考" のテスト! (ヒントは) 英語は一体何文字から出きているか? それが分かれば、上記の暗号文は、中1 でも「5分以内」に解けるはず! 一番難しいのは、素数列とalphabet との間にある「共通性」に気付くこと (つまり、水平思考!)。
実は、このクイズは、日比谷-東大の卒業生 (既に高齢!) でも解ける者は少ない!だから、解けなくとも、失望する必要は全くない。逆に、5分以内に解読できれば、君の将来は "バラ色" だろう。。。

2021年3月16日火曜日

要注意: COVID の (「スパイク蛋白」を量産する)
"ワクチン"接種により、血栓が生じ死者が出ている!
なぜ、スパイク蛋白は血栓を起こし易いのか?

https://www.asahi.com/articles/ASP3J2F5MP3HUHBI046.html?iref=comtop_ThemeLeftS_01
AstraZeneca及びJohnson-Johnson市販のCOVID ワクチンが、頻度は低いが、血小板の凝血 (血栓) で死者を出しているため、(賢明な) 北欧諸国ばかりではなく、EU主要諸国も、ワクチン接種を続々中止した!

さて、現在市販されている全てのCOVID ワクチンは例外なく、ウイルスの「スパイク蛋白」を多量に生産する。 この蛋白は、宿主細胞 (例えば、肺細胞 や血小板など) の表面にある「ACE2 」 と呼ばれる蛋白に結合し、「PAK 」 という病原キナーゼを介して、肺細胞の場合は「肺炎」を、血小板の場合は「血栓」を、各々誘導する。
"ワクチン接種の本来の目的は、スパイク蛋白を中和しうる抗体の産生を誘導すること" であるが、種々の「持病」 (例えば、高血圧、肥満、糖尿病、認知症 など) によって、 (平常でも) PAK が 異常に活性化されている患者の場合は、"抗体の産生が著しく遅れる" ため、手遅れになる、つまりワクチン接種による肺炎や血栓などによって「事切れる」危険 (可能) 性があるから "要注意"!
詳しくは、下記の英文論文を参照されたし: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32887634/
Si Zhang, Yangyang Liu, Xiaofang Wang et al. SARS-CoV-2 binds platelet ACE2 to enhance thrombosis in COVID-19. J Hematol Oncol. 2020 Sep 4; 13: 120.
この種類の"持病"患者は、 (ワクチン接種の代わりに) 平素から「PAKを遮断する」薬剤 (例えば、プロポリスなど) の経口あるいは食餌療法をすべき。
より現実的な見方をすれば、これらの"持病"患者らは、既に片足をかん桶に突っ込んでおり、COVID 感染あるいはワクチン接種により、背中を軽く押されて、墓場に送られる運命にあるのかもしれない。。。そういう部類に、我々 (75歳以上の高齢者) が未だ属していないことを、秘かに祈るのみである。
一番確かことは、禄に役立たぬワクチンの市販に成功し、大儲けをして (笑いが止まらぬ) ごく少数の大手製薬会社 (Pfizer, AstraZeneca, Johnson-Johnson な ど数社) や中国とロシアの独占企業である。 日本でも豪州でも、独自のワクチン開発への努力をしていた会社あるいはグループがあったが、結局「競争」に敗れ、沈没した。
更に、COVID の予防に、顔マスクとワクチンしか思いつかない「阿呆」(原始的=時代遅れ) な WHO は速やかに解体し、より"科学的" な国際伝染病研究所 (International Infectious Disease Center, IIDC) に改組すべし! 更に、その本部を土地の狭いスイスから、広大な土地を誇る豪州 (例えば、伝染病研究が盛んなクイーンズランド州) に移したらどうだろうか?
もう一つ ("水平思考"を) 追加すれば、COVID感染の測定を「血栓」 (あるいは血小板凝集) を指標に"敏速に"定量するという方法 (新しいアプローチ) も考えられる。。。ヘパリンやフコイダンなどの "PAK" 遮断剤は、この「血栓」を阻害する!

2021年3月4日木曜日

小尾 乕雄(おび とらお、1907-2003) の「学校群制度」により潰された名門「日比谷」の "復元" (越境)!
「日比谷」の国立化 (都による「足かせ」から解放) !
「志あれば、道あり」(大統領「リンカーン」の言葉)!

小尾は、都教育委員会長 (1960-1967) を勤め、「東」都政の1967年に、名門「日比谷」や「西」など都立高校全体に (悪名高き) 「学校群制度」を強要し、都立高校の間にいわゆる「どんぐりの背くらべ」をもたらし、「漁夫の利」を得た私立高校 (特に、開成高校や灘高校など) の躍進を増長させ、公立と私学の間の「学校差」を更に拡大。日本の学校教育史上、最悪の教育行政指導者。 我々「貧乏な家庭」の若い師弟/学徒たちの東大への「機会均等」を奪い (富裕層を利する) 大悪人。 その"後遺症"は、半世紀以上経った現在でも歴然と続いている!
小尾の表向きの「キャッチフレーズ」は、「受験地獄を解消する」というものだった。しかし、受験地獄は解消されるどころか、更に深刻化した! 何故なら、「日比谷」を始め有名都立高校の教育水準が軒並みレベルダウンしたため、学校の通常授業だけでは、東大などの受験に不足、放課後「進学塾」に通ったり、浪人して「駿台」などの大学受験予備校に通ねばならなくなったからである。あるいは、高額の入学金や授業料を支払って、私学の御三家などに、(中学時代から) 入学せねばならなくなった。(都民の大半を占める) "裕福でない家庭"では、これは家計に多大な負担になった (地獄だ!)。 しかしながら、(塾や予備校を含めて)"私学" にとっては、笑いが止まらない! 「学校群制度」は明らかに、私学が共謀して放った「トロイの木馬」だった。 小尾はその手先に過ぎない! 私学から多額の報酬を陰で受け取ったに違いない! つまり「ヤクザ」のボスだった。もう30年以上前に他界した我が亡父 (1906年生まれ、小尾とほぼ同年輩) はそう言って、極めて憤慨していた。。。もう一つ付け加えれば、「学校群制度」前の我々(日比谷高校生たち) は、「受験地獄」という言葉を新聞で読んだことはあるが、受験を「地獄」と感じた者は、殆んどいなかった、と記憶している。。。父曰く、東大に合格し得ぬ「低学力レベル」の高校生が、もし、父兄 (いわゆる「教育ママ」) の「エゴ」によって "無理矢理に" 東大受験を強いられたら、当然ながら「受験地獄」となるだろう。。。これは単なる「皮肉」ではない! 歪められた "家庭" 悲劇に対する警告だ!
"最も問題視される" のは、その明らかな弊害にも拘らず、その「悪制度」が1981年まで "14年間も" 延々と継続されたという事実である。異議を唱える全うな "少数意見"を抹殺し、「私学にのみ奉仕する」"教育委員会"と言う「ヤクザ組織」 (=スガーリン) 体制その物である! 小尾とスガーリンの顔が「重なって」に見えるのは、私だけの錯覚だろうか? 小池女史 (知事) よ、 潰すべき「ドン」はブルドーザーでどんどん潰してゆこう! 教育委員会とは、教育に情熱を失い、教壇を離れた元教員の "再就職先" だと聞いている。つまり (致命的なミスを犯して気づかぬ)「ポン骨」の集まり! ポン骨の始末/整理は、「都清掃局」の分担なり!

(害あって益なしの) 教育委員会による "干渉" なしに、各々の都立高校の運営にもっと自由度を与え、独自性をもたらすことが最も必要! 更に、学校行事の度に、「細 (さざれ) 石が巌となる」という全く "下らぬ" (非科学的な) 歌詞を斉唱させられ、起立を強要されるのは、もう御免だ! 我が母校の校歌「我ら星陵あり 自由の天地」にある通り、 「自由なくして、文明の進歩なし」! 「ポン骨」委員会は、人類を退化させるのみ!「女子トイレ」の拡張を口実にして、2010年に強行された「石原都政」による校舎の大改築により、何の関係もない大講堂や2本の大銀杏 (母校のシンボル的存在) などを、一瞬にして奪われた我々は、更に「再建への闘い」を続けるであろう。。。
「起死回生」の一手は、例えば、小池知事が首相になった暁に、「日比谷」を国家によって都から買収して貰い、「ポン骨」委員会から独立! かつての「一高」のごとく都内ばかりではなく、日本全国から"秀才" (貧乏人の子弟) を募集するという画期的な"再建"案である。。。恐らく、開成や灘などの私学を凌ぐ、国立「日比谷」が誕生するだろう。「西」 (あるいは 横浜の「翠嵐」) も敗けじと同じ車に便乗してくるに違いない! "自由な" 発想は「進化」をもたらす。。。小尾よ、糞食らえ!
実は戦前には、一高、三高、五高 など のごとく、いわゆる (旧制) の官立 (国立) ナンバーエリート高校 (男子のみ) が、東大、京大などの帝大 (帝国大学) への進学のため、日本全国に存在していた。 従って、現在の都立、府立、県立のエリート高校 (男女共学) を選抜的に「国営化」するのは、何ら「目新しい」アイディアではない! 都政によって (半世紀以上) 「バッシング」を受けてきた「日比谷」を救うため、先ず試験的に "国営化" してみるという案は、極めて妥当な考え方だろう。 このアプローチは、「貧乏な家庭の子女」にも最高の教育を受けられるチャンスを与えるため、(妬みや虐めのない) 「古き良き」時代の高校制度に戻してみるに過ぎない。。。

5年計画で、最初の3か年で全校が (全国からの) 新しい子女で入れ替わる。そこで日比谷が国営化されてから5年後にどうなるかを、試算してみよう。。。 私の手元に入った最新情報 (2021年データ) によれば、日比谷から63名が東大に合格! 東京近県 (ベスト4)、 翠嵐50、浦和46、水戸23、土浦22、からは、合計141名。片や、私学のベスト3 (御三家、開成144、灘97、麻布83) を合計すると、なんと324名! 近県の公立校及び私学御三家から、各々2割だけ、国立「日比谷」に流れたと仮定すると、公立からプラス 28名、私学から プラス65名。 これらを加算すると、合計156名! 片や、私学トップの開成はマイナス29名で、115名になる。つまり、 新制「日比谷」は開成をかなり上回る! その後、どうなるかは、読者の想像にまかせるが、「上昇」気流に乗る日比谷と、「下降」気流に乗る開成とでは、以後の勝負結果は明白!
更に、小学生でも理解できる "平易な" 言葉で説明し直してみよう。「日比谷」を始め都立高校は、都内と言う「ちっぽけな土俵」で相撲をとってきた。それに対して、 私学は日本全体 (都内の人口の10倍) という「巨大な土俵」で相撲をとってきた (数学的にいえば、「母集団」が10倍) 。 どう考えても、都立に勝ち目なし! しかし、例えば「日比谷」を国立化して、私学と全く同じ土俵で相撲をとらせてみたらどうだろう? これは簡単な「算数」の問題。「国立」高校に応募する「貧乏人」の数は、私学に金を出す「金持ち」の数よりずっと多い! しかも、(品質が同じなら) "値段の安い"商品の方が"売れ易い"。坊や、違うかね? この「賢い」坊やの (余り裕福でない) 父兄は息子を「開成」中学に受験させるか、最寄りの「区立」中学に進学させるかを思案中。。。
我々の同級生の多くは、第一学区外 (江戸川や多摩川の対岸) にある市川や横浜方面などから、「越境」入学/通学していた者が多かった。。。しかしながら、越境者を非難する者は皆無だった。我々が (学区内の外れ) 大田区からはるばる通学するより、ずっと近かったからだろうか? 名門校で、授業を受けたいのは、能力のある全ての生徒らにとって、極「自然の願望」である。「日比谷」の国立化は、昔の「越境」を単に合法化するに過ぎない! つまり、「自然に帰る」だけだ。
いわゆる「大器 (?) 晩成」の 私自身の経験では、小学校でクラスの1、2番は「私学の」慶応中学と麻布中学に進学した。 私は自宅の隣にある(極ありふれた) 区立中学に入学。3年になって、全校からトップ10名 (男女5名ずつ) が選ばれて、「日比谷」に受験し、全員合格した! (「賢明な」担任教師のおかげで) 受験地獄など存在しなかった! 「日比谷」でも「東大」でも、授業料免除と日本育英会からの奨学金 (貸与) のお蔭で、(貧乏ながらも) 無事卒業できた! 更に5年後には博士号まで取得し、間もなく海外へ「武者修行」に旅立った。。。以来、半世紀ほど海外 (欧米や豪州) で医科学 (PAK) 研究をずっと続けている (略歴: 英語ブログ、Nov. 25, 2020) 。。。
日本では、しばしば「出る杭」は打たれ、「就職地獄」に苦しむ例あり (京大出の我が亡父もその "犠牲者" の一人) 。よって、先輩の利根川さんに習って、私も海外 (極楽) 生活を選んだ。。。私の選択は幸い「正解」! 従って、我々の後輩らにも、岐路に立った時、「正しい選択」をする (「地獄行き」を避ける) ことをぜひ勧めたい! 「子は親の背を見て育つ」という有名な言葉がある。「親の背」とは 「他山の石」を意味する場合もある。。。
「如蘭会」の諸君、後輩 (日比谷高校生) の為に、今や立ち上がるべし! 先ず、次の総選挙で 「スガーリン」政権に致命的なダメージを与え、"国立化"への下地を築こう!
"栄光" のため、飽くまでも「日比谷」魂を貫かん! 「志あれば、道あり」とは、 (奴隷解放の父)「リンカーン」の有名な言葉。 新党「国民と日比谷ファースト」(通称: 鬼に金棒) の結成へ猛進! 「サイは投げられた」、ルビコン川を渡る (越境する) のみ! 実は、この川は (幼児でも渡れる) 「浅瀬の小川」。夏の渇水期には、蟻でも横断できる。
「国立化」に再度こだわると、戦後日本でノーベル賞を受賞した20数人の学者の中に、「私学」出身はたった一人もいない。 文学賞で、何度も候補に挙げられなが ら、早稲田出身のXX春樹 でさえ、未だに受賞していない! 従って、国家の政治家が如何に「阿呆」でも、国立の大学や高校が「グータラ」になる心配は殆んどない! 「日比谷」を国立にしたい唯一の理由は、(私学と同様) "日本全国から子弟を応募する" ため。都立のままでは、"都外の中学からも入学できる" ことを保証する、いわゆる「越境入学条例」を都議会で、採択しない限り、あり得ない!

最新の参考資料 (2020朝日論座): ・”日比谷高校” を凋落させた「学校群制度」という愚行 https://webronza.asahi.com/business/articles/2020040400005.html
なお、上記の記事を (できれば)「如蘭会」会報 (2021年5月号) に掲載してくれるよう、(メールで) 理事長 (新井雅子さん) に依頼した。