我が輩 (海外に永住) の場合は特種のケースだが、4人の子供を「女手独り」で立派な成人 (内3人は, Ph.D. 取得!) に育て上げた年配の女性 (母親、 数学者) と再婚したが、勿論、妻や子供達の姓は、そのまま維持するように、説得した。つまり、妻も子供も「前夫の姓」のままである。
実は、妻は元来 "ギリシャ" 系で、(伝説によれば) 有名な数学者「ピタゴラス」の子孫だそうだ。予想に違わず、その息子 (末っ子) は、英国 "ケンブリッジ大学" の数学教授になり、その息子 (孫の一人) も同大学の数学科の院生である。。。
日本では、「有名な政治家」の娘と結婚した夫に限って、姓を変える例が多い。明らかに、選挙目当ての「打算的」な決断である! 手放しに「妻の人権」を尊重する夫は、日本には存在しないのだろうか?
例えばの話であるが、村田という人と、川島という人が、結婚した場合、「新しい家庭」の苗字は、「村川」家 あるいは「田島」家として、その息子や娘は、村川/田島の姓を名乗るのが、妥当 (「ピタゴラスの定理」!) だと、我が輩は思う。。。
付録:ピタゴラスの妻 "テアノ" の物語:
紀元前6世紀、南イタリアのギリシャ植民都市の1つ, クロトンは、
地中海交易で栄えている都市のひとつだった。ギリシャの植民都市国家間では、熾烈な競争が耐えなかった。
"放浪の哲学者" ピタゴラスが "クロトン" にやってきたのは, 紀元前520年頃だった。
彼は, ここで地元の有力者ブロンティノスと出会った。彼は、博識な国際人ピタゴラスを喜んで迎え入れ、娘のテアノを彼に紹介した。
そして, テアノは "ピタゴラスの最初の弟子" となった。ピタゴラスは, "女性を弟子にしたギリシャ初の哲学者" であった。
我が輩はピタゴラスほど博学ではないが、海外で最初に弟子として採用したのは、(東独から西独へ避難してきた養蜂家の独り娘) "博士課程のドイツ人女性" (Juliane) だった。 以後、豪州でも多くの女性科学者を育て上げた。。。
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