2021年1月2日土曜日

箱根駅伝 (2021) : 往路でトップの創価大が、復路でアンカー失速、駒大が逆転優勝! 青学も「山上り」で失速!
国立大学向けの「筑波駅伝」(2022): "箱根"からの脱皮!

復路で「総合優勝圏内」にあるチームは、上位 4 チーム (創価、東洋、駒沢、帝京: 先頭から "3分" 以内の遅れ)! (優勝候補だった) 青学は「山上り」で大ブレーキ (往路で "12位" にまで転落)! "頭を切り換え" (来年出場のため) "シード権" (トップ 10 以内) を狙うのみ。。。
復路: 小田原中継点で、猛追の駒大が2位に上がってきた (トップとの差、約一分強)。 "総合優勝" 争いは結局、創価大と駒沢大の2校に絞られた感あり! 9区中盤で、青学が4位に浮上。創価大の10区アンカーの小野寺が鶴見中継点でタスキを受け取り、"初優勝" をめざして、独走体勢に入る (2位の駒大との差は3分強) 。。。 と思いきや、猛追の駒大が残り5キロでトップに47秒差に迫る! 更に、駒大 (石川) が "ゴール前 2 キロ" 付近で、失速した創価大 (区間記録で最下位!) を抜き、 "トップ" に躍り出て, 遂に逆転優勝! 強豪「駒大」の名監督の采配振りはさすがに見事だった! なお、10区に入って、帝京大は「ライバル」早稲田に 小差で 6位を明け渡す。。。
最後に「ベテラン」からご忠告: "山下り" は、膝関節や骨盤に大きなショックがかかるので、「Down-Hill」慣れしていないランナーは故障を起こしやすい。 (今回、「山下り」で悲劇的な大ブレーキを起こした「区間記録で最下位」の) 帝京チームは、来年の再起に向けて「山下り専門の走者」をも、養成する必要あり! 帝京チームの采配には、皮肉にも "明暗" がはっきりし過ぎ: "山上り" は最高、"山下り" は最低!
もし、これら一連の「大ブレーキ」 (大半の要因は監督の "采配ミス" =誤算と選手にかかる重圧!) が仮になかったすれば、今回の駅伝レースの順位は、現在の各チームの "実力" から判断して、恐らく、青学 (1)、 創価 (2)、 駒沢 (3)、帝京 (4) となっただろう。しかしながら、"過去" となったレース結果を塗り変えることは最早できない! さて、 (今回の "教訓" を生かして) 来年は如何に戦うべきか?
来年は「国立大」トップ「筑波大」の出場実現をぜひ期待したい! あるいは初の "国立大学駅伝レース" を ("Open 参加"で、例えば、"筑波山麓" 辺りで) 独自に企画してはどうか? ふるさと (筑波市近辺) の産業活性化にも幾らか役立つはずなので、筑波市主催/共催で開催するのも、良かろう。。。
箱根駅伝は、元来、1920年に初めて、東京高等師範学校(後の東京教育大学、現・筑波大学)出身のマラソン選手、金森四三 (愛称「イダテン」) により、創設/開 催されたが、百年の月日を経て、実質的には「私学化」された。 そこで、百年後の今日、「先達」(大先輩) の精神を受け継いで、その道で「国立大学トップ(王者)」の実力を誇る筑波大学の陸上競技部 (長距離) が中心になって、国立大学向けの「筑波駅伝」をスタートさせるのは、歴史的にも、意義があると、私は確信している。率直に言えば、たとえ箱根駅伝に参加できても「ビリ」に終わっては、余り意味がない! 今こそ、箱根からの「脱皮」が必要である。人生を惰性的に生きるな! “ネズミの頭になる方が、ライオンの尻尾になるより良い” という古いスペインの諺がある。。。その意味をご存知だろうか? 「 Yes」Man になるよりも、「No」 Man になれ、 というのが、私の "現代的な" 解釈 (意訳) である! 「スガーリン」には耳ざわりな言葉だが。。。(猿真似を嫌う)我が亡父は「自分のエベレスト (未踏峰) を探せ」と解釈した。 人各々によって、解釈は "千差万別" である: https://chatwithdrkenny.wordpress.com/2016/06/03/would-you-rather-be-a-tail-of-a-lion-or-a-head-of-a-rat/
我が亡父によれば、「ああ、無情」などの名作を書いたフランスの文豪 ビクトル=ユーゴー (自由主義者) は、この諺を更に発展させて「私は"ライオン"の尻尾より、自由に空を飛び回る"蝿"の頭になりたい」と宣言したそうである。 父はそれにユーモアを添えて曰く: 蝿は空を飛ぶばかりではなく、ライオンのたて髪に掴まって、地上を "ライオンのスピード" で移動することもできるから、ネズミよりずっと有利であろう (言い換えれば、「筑波」駅伝ばかりではなく、チャンスが到来すれば、"箱根" 駅伝にも参加できる)。。。父の専門は「独文」だったが、自由主義者の父は、ユーゴーの作品もこよなく愛した。。。

海外 (少なくとも豪州) では、実は箱根駅伝の実況 (動画) が見られないので、今回は、読売新聞 (on-line) のレース展開は、"近藤" 記者 (往年の早稲田出身駅伝選手) の解説情報に頼る外なかったが、残念ながら、彼の解説はやや局所的で、全体像 (少なくとも "トップ10" の動向) が掴み難かった! 今後 (海外向けに) "スタイル" を改善すべき余地があろう。。。
"健全な" 日本を育てるためには、「文武両道」の精神を培ねばならぬ。「スポーツ馬鹿」では、「スガーリン」を利するばかりである!

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