2025年8月29日金曜日

五味川純平 (中国の大連生まれ) の名作「人間の條件」(1958年) は、小林正樹監督により1959年から1961年にかけて、全6部作が3本の映画として制作・公開。

主人公 (梶) を仲代達矢が熱演、全編で "9時間半"を超える日本映画史に残る超大作となり、日本軍占領下の満州を舞台に、 "反戦 と人間愛" を壮大なスケールで描いている。
我々の世代が "高校時代" であった頃に、映画が製作されたようだが、実は、ごく最近、 You Tube (無料) で、その前編 (1部と2部 だけ) を初めて、観賞する機会が訪れた。 "作者 (東外大卒) の自伝的小説" らしい。"中国/満州語" が頻繁に登場する。。 (当時) 我々の世代は「大学受験」時代で、映画を観る余裕など、とてもなかった。。。
"ドイツのナチス" による「ユダヤ人迫害」 (強制収容所) の実態と、極めて酷似している。。。
しかしながら、「イスラエル軍によるガザ攻撃」(Genocide!) は、許し難い!

2025年8月27日水曜日

未完の短編小説「さ迷える天使達」

主人公の名は、不二 昇。アマチュア登山家だが、富士山には一度も登ったこともないし、その気も全くない。「あの山は、遠くから眺める山だ」と、幼少時代に、父親から言われたからだ。その父親は、死ぬ前に、富士山の麓、御殿場に、わざわざ墓地用の土地を 買い、83歳でこの世を去った時、そこに彼の遺灰を埋めるよう、家族に頼んで、あの世の人となった。
さて、その息子 (長男) の "昇" という名は、東京の帝大 (法学部) を卒業後、間もなく南方の戦地 (フィリピン沖の島) に動員され、島のジャングルで、マラリアに感染し、敢無く戦死した母親の兄に因んで、名付けられた名前である。。。母親は、マラリアの特効薬 (キニーネ) 無しに、兄を戦地に送った "無謀な軍部" (特に東條) を、ひどく恨み、「兄の生まれ変わり」を"待望"した!
昇が戦争中に生れたのは、都内だが、品川の築地にある聖路加病院 (米国のミッションスクール病院) 内で、オギャーと産声を上げた瞬間から、米語の環境に包まれていたようである。
従って、両親は日本人だが、長男は「西洋的な環境下」に育った。 実は、父親の専門はドイツ文学、母親の専門は英米文学だった。
昇が登山を始めたのは、敗戦後間もなく、3歳の頃だった。高尾山という山に、最初に父親に連れられて登った。当時、ケーブルカーは戦災で焼失し、自分の足で昇る以外には、方法がなかった! もっとも、山頂で昼ご飯を食べたあと、すっかり眠くなり、下山は父親の背におぶられて、下ったそうである。。。帰路の電車の中で、米国の進駐軍の兵隊達と偶然に一緒になり、片言の英語で兵隊さん達に話しかけたご褒美に、チョコレートを貰ったのを良く覚えている。。。
昇が 7歳になった頃、近くでプロテスタントの教会が経営しているいわゆる児童向けの「日曜学校」に通い始めた。その主な理由は2つ。一つは、昇には、遊び友達が少なかった事。 もう一つは、将来、海外で生活するためには、西洋文明の根幹になっているキリスト教を十分に会得していることが必須であったからだ。
昇が10歳の頃、再び、危機が「不二」家に訪れた。学童の集団結核が都内に蔓延し、昇やその妹達が皆、肺結核に感染した! 戦後の「栄養失調」が最大原因だった。当時、マッカーサー元帥の "GHQ" に勤めていた母親は、上司の将校から、結核の特効薬 (PAS) が横浜の "PX" で入手できることを突き止め、御蔭で 昇を始め3人の子供は皆、「九死に一生」を得た
昇は中学3年を卒業するまで、丸8年間、日曜學校に通い続けた。 しかしながら、中学卒業直前に "声変わり" がしたので、教会に通うのを辞めた。実は、教会で合唱部に所属し、ボーイソプラノを楽しんでいたが、それができなくなったので、"潮時" を感じたからだ。 昇は神の存在を信じた事はないが、その使いと言われるている多くの「天使」達が、困っている人々を助けている事は信じている (出来れば, 自分もその一人でありたい、と秘かに思っていた)。
昇は、その後、都内の国立大学 (理系) を卒業後、5年間の大学院を終了し、いよいよ (長い) 海外生活 (就学/冒険) を間近かに控えたある夏休み、クラスメートの女性 (T) を誘って、上高地に出かけ、一泊2日で、穂高と槍岳の縦走を一緒にやり遂げた。以後、その女性と、海外でも、ドイツやスイスの山々 (アルプス) で、一緒に登山を楽しむ習慣を身に付けた。 彼女も (少し遅れて) 博士号を取得して、海外で、(同じ様な分野で) 研究活動を始める機会が 増えて来たからだ。
米国のエール大学生物学部の同じビルにある別々の研究室に、この相棒同士が研究を2-3年ほど続けていた時代があった、この頃に、連続テレビ映画で「天国への高速道路」(Highway to Heaven) なる番組が毎週放送されていた。2人の年配の天使が地上に降りて来て、色々と人助けをするストーリーだった。 マイケル=ロンドンという俳優が主役だった。。。
昇と相棒 (T) は、大学の近所にある別々の下宿に住い、週末には、近くのテニスコートで、試合を楽しんだり、昇の住む下宿 (2階建て) のおばさん(アイリーンというイタリア系の未亡人、 ミラノで遭遇した米国のオペラ歌手と結婚!) が作る料理を一緒にご馳走になったりした。
アイリーンの下宿には、他に2人の外人院生が住んでいた。一人はドイツから来たトマスだった。彼は人なつっこい人物だった。もう一人は台湾から来た男生徒だった。昇が「日本から来た」と自己紹介したら、「日本人は大嫌いだ!」といいながら, むっとした顔をしていた、その後、その人物と会話を交わしたことはない。恐らく、太平洋戦争時代に、台湾を占領していた日本軍により、家族や親戚が酷い目にあったのだろう。 戦後、数十年経っても、その傷は深い! 海外に出かけた経験のない「参政党」の人々は、何故か「外人嫌い」だが、自分自身が海外で、外人と会話してみると、逆に自分達がどう思われているかが、直ぐ解るだろう。。。
昇の父親には、京大時代に台湾出身の親友がいた。 日本軍が満州を侵略し始めた頃、2人で一緒に「満州事変」に反対する意志表示をしたため、父親は、大学の教職を失った! しかしながら、2人の親友は戦後も友情を暖め続け、その台湾人は日本人の女性と結婚し、その息子は、 昇と丁度同年で、同じ都立高校 (H) に入学した。。。その後、その息子 (M) は, 精神科の医者になったそうである。。。
昇が本格的に、「天使の仕事」を始めたのは、15年ほど欧米で研究生活を終えて、豪州に永住し始めてからである (既に、45歳を 越えていたが、未だ独身だった!) :
昇はメルボルンにある癌研究所に勤務し始め、(副作用のない) 抗癌剤の研究開発を始めた。登山の相棒 (T) も、都内の大学で、癌の研究を偶然にも、丁度同じ頃に、始めた。21世紀の初頭、 彼女は、納豆由来のビタミンK2 が、膵臓癌の細胞の増殖を強く抑える事を発見した!
丁度同じ頃に、昇は、シドニーに住む女性 (M) から、突然、メールを受け取った。9歳の息子が、NF2 と呼ばれる稀少難病 (脳腫瘍) のため、失明し始めているから、何か、有効な治療薬はないか、と尋ねてきた! 昇は、その10年ほど昔、偶然にも、そのNF2 と呼ばれる抗癌遺伝子が、膵臓癌の増殖を抑える事を発見していた。そこで、シドニーの母親 (M) に、試しに、 ビタミンK2 を勧めた。
驚くなかれ、ビタミンK2 を摂取し始めると、その息子の脳内の腫瘍が見る見るうちに縮小し、幸運にも失明を免れた! 間もなく、NZ 産のプロポリス (Bio30) も膵臓癌や NF (脳腫瘍) の治療に役立つ事が臨床実験で証明された! このプロポリスには, CAPE と呼ばれる抗癌作用物質が豊富だった。
その後、(光陰矢の如く) 25年ほどの月日があっという間に過ぎ去った!
昇は, 豪州の北方 (亜熱帯地方) の高原に移住した。その広い裏庭にマンゴーの苗木などを数本植えた。数年後に、それが大きくなり、マンゴーの実の収穫期が到来した。昇が丁度「米寿」を迎えた夏 (12月初め) だった。 日本から、 最初の収穫を手伝いに、相棒の "T" が遠路はるばるやって来た。
その庭に、彼女の好物、"赤いコーヒー豆のなる" 灌木 (バッタの "寝ぐら") が、3本もあるのを偶然見つけた!

昇の新居には、寝室が 4つ、ベッドが 3台あった。時折、友遠方より来るあり。 また、楽しからずや (孔子の『論語』「學而(がくじ)」篇) 。
メルボルンからも、昔の研究者相棒 (H) とその夫がそろって訪ねて来た。実は、昇、 T 、 H の3人は、ブリスベーンにある "スエーデン領事館" から、特別の招待を受けていた。"アルフレッド=ノーベルの命日" に、ある特別の勲章を授かる予定になっていた。。。
H は中国の北京大学医学部出で、同じ医学部出の夫と共に、天門安事件の直後、豪州に移住して来て、昇の研究室の助手として、数年間働いた後、メルボルン大学病院で、自分自身の研究室を持ち、癌と免疫に関する研究を続けて来た。
昇は未だ若かりし頃、雪のストックホルムを 2度ほど訪れた経験がある。しかしながら、米寿に達した昇には、「雪のストックホルム」は寒過ぎた! そこで、スエーデン政府に頼んで、授与式を 特別の計らいで, "夏のブリスベーン" に場所変えしてもらった。

2025年8月26日火曜日

悪液質の如き難病は、医師 (石頭) の「垂直思考」では、治せない!
"ダーウイン流" の柔軟な「水平思考」が必須!
悪液質は「急性老化現象」: 体全体 (頭から足まで) の病気

Chemical Evolution of Pain-Killers and Cancer-Killers: From Aspirin, through Ketorolac to 15K, a million times stronger!

Around the end of 19th century, Aspirin was developed by Bayer AG in Germany. It blocks both COX-1 and COX-2, and PAK1 with IC50 around 3 milli M.
A century later (between 1970s and 1980s), a new pain-killer called "Ketorolac" was developed by Roche in US, patented and marketed. It is a mixture of S form (COX-1 inhibitor) and R-form (COX-2 inhibitor). Their IC50 around 10 micro M, 300 times stronger than Asprin.
Interestingly, R-form was found to block PAK1, as well, later (around 2015).
Then (during 2015-2016), through CC (Click Chemistry) we developed its (highly cell-permeable) ester called 1, 2, 3-Triazolyl ester of Ketorolac (15K), which is 500 to 5000 times stronger than Ketorolac, depending on cancer cell types. 15K is a "highly potent" pain-killler as well as cancer-killer. IC50 is around 6 nM.
As I have described previously, 15K can be used as a new potent "Cachexia" therapeutic as well.

2025年8月25日月曜日

"New" Therapy of Cachexia : Through "One" stone (15K) catching "Two" birds (PAK1 and COX-2).

Cachexia is a complex "body wasting" disease, an acute ageing process, apparently depending on three "oncogenic" enzymes (PAK1, TOR and COX-2) at least.
A decade ago, we developed a highly cell-permeable ester called "15K" from an old pain-killer called Ketorolac, a racemic mixture of R- and S- Ketorolac, through CC (Click Chemistry).
15K is 500 times more potent than Ketorolac, to block the PAK1-dependent growth of lung cancer cells, while 5, 000 times more potent to block COX-2 dependent growth of B16F10 melanoma cells. R-Ketorolac is a PAK1-blocker, while S-Ketorolac is a COX-2 inhibitor.
REFERENCE:
BC Q Nguyen, H Takahashi, Y Uto, et al (2017).
1,2,3-Triazolyl ester of Ketorolac (15K): A "Click Chemistry"-based highly potent PAK1-blocking cancer-killer. Eur J Med Chem. 126: 270-276.

Thus, it is most likely that 15K, apparently one stone, would catch two birds (PAK1 and COX-2), hopefully curing cachexia which depends on PAK1 and COX-2, 500-5,000 times more efficiently than Ketorolac.

PAK1 遺伝子の欠損あるいは機能不全: 来たるべき世紀の "人類" に関する "優生的" 進化 (飛躍)!

人類を含めて哺乳類には、6種類の "PAK" 遺伝子 (1-6) が存在するが、その内、PAK1 遺伝子のみ、欠損あるいは機能不全になっても、生存しうるばかりではなく、寿命が6割も延びる!
しかも, 免疫能が増大する (つまり、伝染病に対する抵抗力が増す)!
ただし、この遺伝子の欠損/機能不全により、「少子化現象」 (即ち、出産する子供の数が7分の1に減少) が起こる。 従って、 地球上 (特に、アジア- アフリカ大陸) の「人口過剰」が解消される!
更に、耐熱性になるので、地球温暖化にも、耐え得る!
その他の "PAK" 遺伝子 (2-6) は、生存に必須なので、欠損すると、産まれてこない (あるいは死産!)。
しかも、PAK1 遺伝子欠損児の "IQ" は、通常児よりも、かなり高くなることが予想される。
つまり、優生遺伝 (少数精鋭=エリートへの進化) である。
来るべき世紀には、いわゆる 「トランプ」や「プーチン」人間は、 もう出現しないかもしれない。

残念ながら、今世紀までは、このような「遺伝子」操作実験は人類に関しては、(「倫理的」理由で) 未だ禁止されているようなので、実現は出来ない。 しかしながら、同様な効果は、PAK1 (病原/老化キナーゼ蛋白) 自身の機能を体外あるいは体内で遮断することによって、十分「実現可能」である!

さて、人類の場合、PAK1 遺伝子は 21番目の染色体上に存在するが、 この染色体は一対 (つまり2本) づつ存在する。 もし仮に、その一方が何らかの理由で機能していないと仮定してみよう。 日本人の健全な男性及び女性の平均寿命は、各々80歳及び88歳である。従って、その "3割増し" が、片方のPAK1遺伝子が遮断された場合に予想される寿命になる。男性の場合は、80+24=104 歳、女性の場合は、88+26=114 歳、 となる。実際に、104 歳を越す男性、114歳を越す女性は、日本国内に、少なからず存在する。 従って、これら長寿者 (男性や女性) の場合、何らかの(内的 あるいは外的な) 理由で、PAK1 遺伝子が半分しか発現していない可能性が、十分考えられる。。。外的な理由としては、これらの健康長寿者は、若い頃から、様々なPAK1 遮断食材 (食物や飲料) を摂取し続けているために、長生きしている可能性がある。。。言い換えれば、これらの長寿者は "高いIQ" を誇るインテリでもある可能性が高い! つまり、賢者= 長寿という、方程式が成立っているかもしれない。。。

我が輩の亡母 (インテリ) は(10年昔に) 97歳の長寿を全うした。つまり、女性の平均寿命の1割増しである。彼女の PAK1 遺伝子の 6分の1 が (何らかの理由で) 発現していなかった、という逆算が成立する! もし、 我が輩が亡母のPAK1 遺伝子の内、発現が低い一本を (幸運にも) 譲り受けていれば、 我が輩も長寿を楽しむ事ができるはず。白髪は長寿のシンボルである (亡母は50歳頃から白髪だった!)。我が輩も白髪 (インテリ) である。従って、母親の機能していなかったPAK1遺伝子を受け継いでいる可能性が高く、少なくとも 88歳 (1割増し) までは、生き延びられる可能性が高い。。。 勿論、「悪液質」にかかる可能性は極めて低い!

1953年に、最高峰エベレスト(海抜8850m) に初登頂した登山家ヒラリー卿はNZ 北島出身の養蜂家だった。彼は米寿 (88歳) を全うしたが、恐らくプロポリスのお蔭だろう (ドイツの養蜂家仲間の統計によると、養蜂家は常人に比べて、1000倍ほど、癌に罹り難い!)。
我が輩は、過去 "半世紀" にわたる研究により、エベレストの代りに、PAK1 を遮断する様々な食材や薬剤 (宝の山!) に到達した。残念ながら、ヒラリー卿とは違って、プロポリス中の "CAPE" に対してアレルギー 症 (人口の僅か1%!) なので、Bio 30 の代りに、(ひ弱な骨格を補う) ビタミンD3 や納豆 (ビタミン K2) を常用している。幸運ならば、ヒラリー卿の米寿を更に越えて、100歳に到達するかも知れない。

2025年8月24日日曜日

大発見: "悪液質" の特効薬は "納豆" (ビタミン K2)!
ビタミンD3 と併用 すれば、"相乗作用" (鬼に金棒) !

納豆由来のビタミン K2 は、20年ほど昔から、"PAK1 遮断剤" であることが知られていた。
線虫の実験では、K2 が最も強力な "健康長寿の薬" として、知られている。
さて、 ごく最近になって、中国の研究グループが、ビタミンK2 の "TOR 阻害作用" を発見した (1)。"悪液質" には、PAK1 とTOR という2種類の病原/老化酵素が必須である事が知られている (前述)。 従って、ビタミン K2 ("納豆" )は、最も強力な 天然の (しかも安価な) "悪液質" の特効薬に違いない!

「水平思考」によれば、 骨粗しょう症 (Osteoporosis) は、"悪液質" の一部である可能性が強い。ビタミンD3 も (K2 同様) PAK1 と TOR を遮断する!
従って、ビタミンD3 とビタミンK2 の併用 (相乗作用) で、"悪液質" は克服しうる、と我が輩は確信している。。。
臨床医は、症状を "垂直" (縦割り) 式 (= 臓器別) に分類するが、実は、もっと「水平」思考で、体全体から症状を観察する必要がある、と我が輩は思う!
REFERENCE:
Y Zhang, Y Wang, Z Ming et al (2025).
Vitamin K2 Alleviates Insulin Resistance Associated Skeletal Muscle Atrophy via the AKT/mTOR Signalling Pathway. J Cachexia Sarcopenia Muscle. 16(3): e13840.