2021年5月23日日曜日

東大陸上部、「文武両道ぶり」を発揮! 関東学生対校
選手権で、医学部の女子選手 (6年) が初優勝!

通称「関東インカレ」の女子三段跳びで栄冠に輝いたのは、東大医学部6年の内山咲良(さくら)(筑波大付属高出身)。 決勝に進み、2度目の跳躍で12メートル 86を記録し、首位に立つ。元々は走り幅跳びの選手。大学3年の時に出場した三段跳びで好成績を残し、4年の春からこの種目で急成長。自己ベストの13メートル00を、その年の日本学生陸上対校選手権(日本インカレ)で出す。今夏の東京五輪は「コロナ」禍のため、どうやら「お流れ気味」("都民全体の命"が先か、"IOC/スガーリンの面子"が先か、で決まる! 「小池劇場」のシナリオは、既に出来上がっている) ! だから、 2024年のパリ五輪を目指そう! 我が後輩、(東大) 男子陸上部 (長距離) も発奮せよ!
1954年、"マイル 4分"の壁を初めて破ったのは、英国オックスフォード大学の医学生ロジャー=バニスター (1929-2018) だった! 彼は、その上、「米寿」 (健康長寿) も全うした! 「スピード」にやや欠ける選手は、距離を伸ばして、「粘り」で勝負せよ! 走幅跳びから三段跳びへ「ギアチェンジ」するのと、全く同じ理屈 (水平思考) ! 同様に、早熟ではない "学者" 諸君は、(我輩のごとく) 「大器晩成」ペースで勝負せよ!
今週の一句:
ただ一つ 三段跳で さくら咲く (東大の応援歌を知れば、その意味は歴然!)
"三段跳び" の記録:
日本(女子)学生記録 13m69 花岡麻帆 (順天堂大学) 1998年

(男子):
世界 記録、18m29 ジョナサン・エドワーズ (英国) 1995年
日本記録、 17m15 山下訓史 (日本電気 ) 1986年
(女子):
世界記録、15m50 イネッサ・クラベッツ (ウクライナ) 1995年
日本記録、14m04 花岡麻帆 (三英社 ) 1999年
つまり、三段跳びの記録は、21世紀に入って、一度も更新されていない!
言い換えれば、三段跳びは今「人材不足」(穴場である!)。 その「穴場」を見事に突いたのが、内山選手 (東大) ! 実は、その昔、三段跳びは日本人の「お家芸」と言われていた。日本の織田幹雄 (早稲田) は1928年アムステルダム五輪で15m21を跳び、日本人として初めて、金メダルを獲得。更に、南部忠平 (早稲田) は、1932年ロサンゼルス五輪の三段跳に出場し、15m72の世界記録を樹立し金メダルを獲得。1936年のベルリン五輪では、田島直人 (京大) が16m00の世界記録を樹立、金メダルを獲得して、日本が三連覇!
従って、短距離走者の "スピード" があり、且つ "ジャンプ力" があり、その上、Hop, Step, Jump を巧みにこなす "頭脳の持ち主" には、(穴場の) 三段跳に挑戦してみることを大いに勧めたい!

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