2021年5月20日木曜日

海の幸: 魚類と海藻 (鬼に金棒) による「健康長寿」法
ビタミンD3 (魚類) とフコイダン (海藻) の相乗作用!

20年以上昔 (1997年)、 米国デンバー大学の研究グループが、せんちゅうに大量のビタミンD3 (2。5 mM=1 mg/ml) を与えて、寿命を35% ほど延長するのに成功した。しかしながら、その濃度は、我々のPAK遮断剤 「15K 」の有効濃度 (50 nM) の何と50、000 倍だった。 実は、(2年ほど前に) 前述したが、ビタミンD3 もPAK 遮断剤の一種であるが、体内で容易に代謝 (酵素 「CYP24 」によって、水酸化)され "不活化" する。 そこで、ビタミンD3 の代謝を抑えるいくつかの対策が立てられつつある。
その一つは、CYP24 抵抗性のビタミン D3 誘導体 を開発することである。 10年ほど昔、帝京大学薬学部の橘高教授の手で、そのような誘導体「MART-10」が抗癌剤として、開発された。この誘導体は、マウス実験では D3 の抗癌作用の (少なくとも) 1000 倍だった。 もう一つの試みは、CYP24 阻害剤 「CTA 091」 (IC50=10 nM) が、2010年ごろ、米国ジョンス=ホプキンス大学のポスナー教授らにより開発された。
第3 のアプローチは、「CYP24 遺伝子の発現がPAK 依存性」であることを、逆手に使う方法である。つまり、 CYP24 抵抗性の非ステロイド系のPAK 遮断剤 (例えば、市販のプロポリス、沖縄フコイダン、納豆由来の「ビタミン K2 」など) とD3 を併用するという方法。
さて、 第1 と第2 の方法は、残念ながら未だ市販されていないので、実用化には、未だ相当時間がかかるが、 "最後のアプローチ" (二者の相乗効果を狙う、いわゆる「鬼に金棒」) は、既に市販されている安価な天然物、例えば「魚類 (サケ、マグロ、サバなど) に豊富なD3」 と「(モズクなどの) 海藻由来のフコイダン」 との組合せなので、即、実行に移せる! 癌/NF 治療、認知症やCOVID 対策のみならず、全ての人類の「健康長寿」に、これら「海の幸」を是非役立てて欲しい。。。
蛇足になるが、2016年の琉球新報 (記事) によれば、"OIST" の研究グループにより、沖縄 "モズク" の全ゲノムDNA配列が解明され、フコイダンの生合成過程に必須な "3つの酵素" が同定された: https://ryukyushimpo.jp/news/entry-332212.html
従って、モズクの養殖に代って、「フコイダンの工業 (醸造) 化」が可能になった!
最近、ヤクルト薬品では、沖縄モズクを原料に、「ヤクルトフコイダン」なる胃潰瘍薬を販売しつつあるが、近い将来、フコイダンの醸造を開始するかもしれない。。。 https://www.yakult.co.jp/ypi/product/fuco.html

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