2025年5月9日金曜日

ジョアナ・ブラント (1876-1964 ) : 癌のぶどう療法を
産んだ「母」

実は、彼女は南ア出身の女医であるが、母を癌で失って間もなく(40歳頃に)、 自分自身も癌にかかっている事を発見! 色々な "食餌療法" を試みたが、(9年間の闘いの末) 結論としては、「天然(化学肥料を使わないで)栽培した赤や紫色の" ブドウの絞り汁" を毎日飲んで、自分の胃癌を根治」! その後、米国に永住し、ニューヨークで、1928年 (世界大恐慌の直前)、「Grape Cure) という単行本を出版して、"癌のぶどう療法"を世界中に広めた。米国のコロンビア大学の研究チームによって、(蜜蜂の巣由来の)「プロポリス」 が癌の治療薬として、開発された 1980年代の後半より、60年も以前の発見だった!

さて、 一体、ぶどう中の何が癌を根絶したのだろうか? その科学的根拠は、それから70年ほど経った1997年に、初めて明らかにされた! 何と、それは「レスベラトロール」(R3) というポリフェノールだった! その後 (2015年頃)、我々自身の研究によって、R3 が発癌/老化酵素「PAK1 」を阻害することが判明し、癌ばかりではなく、多くの病気を治療し、"健康長寿" に役立つ事が確立した! 従って、健康長寿には "R3" が豊富な「赤ワイン」(養命酒の一種) をお勧めしたい!

0 件のコメント:

コメントを投稿