この薬 (糖のアミノブタノール誘導体) は、元来、Alpha-Glucosidase の阻害剤として、1981年に(武田薬品で) 開発され、1994年に市販され始めた。 ところが "極" 最近になって、韓国の研究チームによって、"美白作用" があることが判明した (1)。 つまり、"PAK1 を遮断する" ことによって、癌などの難病の治療にも役立つ「万能薬 」(健康長寿の薬) としても、利用しうる事がわかったわけ！
更に、インドの研究チームによれば、この薬剤は、ラットの実験で、AD (アルツハイマー病) の治療にも効くそうである (2)。
この (漢方) 薬の "特許" はずっと昔に切れているので、安価な「ジェネリック」薬が市販されているはず！
参考文献：
1。 HM Kim, CG Hyun (2025).
Drug Repurposing of Voglibose, a Diabetes Medication for Skin。 HealthPharmaceuticals (Basel). 18(2): 224.
2。M Rajkumar, S Kannan, R Thangaraj (2023)。
Voglibose attenuates cognitive impairment, Aβ aggregation, oxidative stress, and neuroinflammation in streptozotocin-induced Alzheimer's disease rat model。 Inflammopharmacology。 31(5):2751-2771.
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