「ラバ」とは、馬 (メス) とロバ (オス) から誕生した "キメラ" (雑種) である。 家畜として両親のどちらよりも優れた特徴があり、"雑種強勢" の代表例!
"ラバ" は長寿: 最高50年、(馬: 30年、 ロバ: 40年): "ラバ" は「力持ち」(耐久性が高い) !
合金 "ジュラルミン" は、アルミよりずっと性能が高い!
"人類" の場合でも、いわゆる「ハーフ」に、その傾向が強い (例えば、バラク=オバマ etc)。
驚くなかれ! 現代人は、人類の祖先とネアンデルタール人との雑種。(我々) 現代人のゲノムには、ネアンデルタールのゲノムが数パーセント残っている。
"ラバ" は, 紀元前3000年ほど昔から、エジプト等 で利用されていた。
馬は染色体を32対、ロバは染色体を31対持つ。従って、雑種「ラバ」は、馬由来の32の染色体と、ロバ由来の31の染色体を有し、最後の染色体が対を形成しないので、ラバ同士をかけ合わせて、子供を産ませる事は出来ない (一代限り!)。
さて、前述したが、全ての種には、その種特異的な "Self-Marker" (SM) の働きをする「CD47 」と呼ばれる蛋白が、全ての細胞表面に存在し、同じ種由来の Macrophages による貪食を避ける仕組みが存在する。 このCD47 は、Macrophages の細胞表面にある "SIRPalpha" に結合して、Macrophages の貪食機能に必須な "PAK1-myosin" 機能を遮断するからである。
当然の事ながら、ラバの赤血球の表面には、馬由来の "CD47" とロバ由来の "CD47" を同時に保有しているはずなので、馬由来の Macrophages にも、ロバ由来のMacrophages にも、貪食を受けない可能性が強い。しかしながら、それを実際に "細胞培養系" で証明した人物は, 未だに現れない! そこで、それを 実証する 実験データーを発表した "史上初" の学者 (研究者) に、我々「PAK研究財団」から、賞金を授与したい (賞金の額は、実験の "出来具合" により、50-100 万円 プラス 「豪州メルボルン行きの往復旅券」) 。
〆切り: 来年3月末日。
出来れば、4月辺りに、(B and T ) 免疫細胞の発祥地、豪州メルボルンの "WEHI" (研究所) で 「Check Point for B and T Cells」と題する国際 Symposium を開催し、賞金を授与する予定。。。
なお、実験法の参考文献としては、我が輩自身の論文 (下記) etc を参照されたし:
Maruta H, Mizuno D. (1971).
recognition of various erythrocytes in endocytosis by mouse peritoneal macrophages. Nat New Biol. 234 (51): 246-8.
勿論、「Positive」データとして、馬やロバの赤血球が異種の Macrophages (或いは Leucocytes) により貪食される証明が必須である! (ラバ等の血液 etc , "研究材料" を集めるために、農学部の "獣医学科" の研究者と共同研究することをお勧めしたい)
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