2024年11月30日土曜日

長谷川–三間方程式 (1978年) に基づき、 "OPEN STAR" (NZ) が (重) 水素の核融合によるエネルギー (太陽原子炉)
開発 実験 に初成功!

Nestled in the hills of "Wellington’s Ngauranga Gorge" in New Zealand (NZ) is a small company attempting to crack nuclear fusion and building the beginnings of a reactor.
"OpenStar Technologies" is one of 45 known companies attempting to commercialise nuclear fusion globally, according to the Fusion Industry Association.
It reached a "milestone" last week, hitting "plasma" inside its 5m-wide steel vacuum chamber, effectively a super-hot cloud of gas that provides the environment for "fusion" to occur.
“This is like humans discovering fire again,” OpenStar founder and chief executive Ratu Mataira told Markets with Madison at its facility this week.
“And that will unlock huge business applications, but also really good societal outcomes. Families won’t worry about continuing to pay the power bill to keep their houses warm.”

と言うわけで、専門外の我が輩には、詳細は解らないが、長谷川 晃 (名誉教授、阪大工学部出身、 91歳) が来年辺り、ノーベル物理学賞候補に挙げられるかもしれない。。。同博士は、一般読者向けに、「目から鱗が落ちる」本を幾つか出版しているので、詳しくは、それを参照されたし。
なお、標題の "長谷川–三間方程式" は、長谷川博士が米国のベル社に勤務していた頃に、同僚の三間博士と共同で案出した方程式である。丁度同じ頃 (1977年)に、我が輩は米国 NIH で、土壌アメーバから「PAK」 (病原/老化酵素) を発見した!

英国議会でも、「尊厳死 」(安楽死, "不治の病" に苦しむ患者のために) の制度が可決! 豪州, NZ や欧州大陸などでは、既に実施されている。日本でも合法化すべき!

安楽死は2001年、オランダが 世界で初めて ("国レベル" で) 合法化。
豪州の "メルボルン" (ビクトリア州) でも、数年前に安楽死が合法化された!
Pentobarbital は元来、鎮静/麻酔剤で、主にCa-依存性のPKC の阻害剤であるが、大量に投与することによって、血圧を急に下げ、呼吸を止める「安楽死」薬としても、使用される。
言い換えれば、ごく微量に使用すれば、(逆に) 「健康長寿」に繋がる。。。言わば、「両刃の剣」である。

2024年11月29日金曜日

"トランプ" のウクライナ= ロシア休戦案:
朝鮮戦争同様、国境に「非武装地帯」を設ける!
ウクライナのNATO 加盟をできるだけ延期する!
最善ではないにしても、殺し合いを続けるより良い ("better")

結局、(喜劇役者) ゼレンスキーは辞職して、"親ロシア的" な人物に交代する模様。。。
"プーチン" については、 暗殺されるか、 病死 (パーキンソン氏病?) するかを待つ以外には、術がないだろう。。。

2024年11月27日水曜日

アンゲラ=メルケル (前独首相) の回顧録: "Freiheit"
(自由) が出版! "邦訳" の出版は "来年5月" 頃の予定...
日本の政治家も「メルケル」を見習え!

原文は700 ページを超える 「 豪華版」! "邦訳"は, 恐らく上下巻、500 ページづつ!!
メルケルは「ウクライナのNATO 加盟」に反対していた。理由は、プーチンによる「ウクナイナ侵攻」を誘導することになるから (「先見の明」あり!)。
言い換えれば、NATO 加盟を掲げる "ゼレンスキー" (喜劇役者!) を歓迎していなかった
(むしろ、プーチンと仲良くする指導者を歓迎していた)。
(我が輩の理解が正しければ) "ドイツ経済" の発展には、「ロシアからの石油パイプライン」が必須で、ウクライナ-ロシア戦争は、その "邪魔" になる!
更に、米国の「トランプ」は、プーチンに魅了されていた ("独裁者" の 同士愛!) と指摘!
2017年3月のトランプ氏との初会談の回想では、報道陣のために "握手を促したが, 無視された" エピソードを紹介。日本の安倍晋三首相(当時)とは「19秒も握手していた」と苦々しく振り返った (実は、彼女は "日米両国" を自国ドイツとの「経済上の競争相手国」と理解していた!)
また, トランプ氏は国際関係を "不動産ビジネスの視点" で捉えており、「一方の成功は、他方の失敗」と見なしていると嘆いた。
なお、彼女に関する随筆: "世界最強の女帝、メルケルの謎" (佐藤伸行著、文芸春秋) が, 2016年に出版。 わずか "250 ページ弱" (文庫本) だから、 回顧録を十分に消化するための "予備知識" (前菜)として, お勧め!

ドイツは「メルケル首相のお蔭で」、米国、中国に次いで、GDPで (日本を抜いて)、 第3位に躍進! 日本はボヤボヤしていると、インドに抜かれて、第5位に転落する! 従って、それが嫌なら、「メルケルを見習う "現実主義" の政治家」を首相に選ばねばならない! しかし、そんな人材が果しているだろうか? 石破も「ドジョウ」も "メルケル語録" を読む必要あり!

石破の「アジア版 NATO」案は辞めろ! ウクライナのゼレンスキー(喜劇役者!)の二の舞だ!
日本は「日米安保」を破棄し、"永世中立" を宣言すべき!

我が輩は, メルケル女史 (ハンブルグ生まれ、東独出身の物理学者)を、ノーベル平和/文学賞に推薦したい! 世界的な指導者としては、オバマ大統領 (ノーベル "平和" 受賞) に次いで人気。。。
彼女は、父 (プロテスタントの宣教師) の娘。 中道右派 (CDU=キリスト教民主同盟) の党首ながら、(我が輩同様) "科学者" で、"神の存在" は信じていないようだ。。。

2024年11月26日火曜日

池袋で暴走:  飯塚幸三受刑者 (93) が、遂に獄死!
信号を無視して暴走、横断歩道を歩く母子を死亡させた、"老いぼれ" は、当時、88歳 (元通産省技官長) !
美談 (?): 長崎の女性、 80歳で免許を返納、愛車 "RX-7" を手放す!

そんな歳 (88) で、都内のど真ん中で車を運転するのは、「非常識」極まるばかりではなく、全く反省もなく「無罪」を主張していた! (あの世で) 待っているのは、煮えたぎる「地獄の釜」だけ!
都内/都会では、どこにでも電車があるので、マイカーの運転は必要無し!
もっとも、"沖縄" では、飛行場から市内へ「モノレールが一本」しか無く、他に"鉄道"がないので、バスに頼るしかない. (タクシーか) 自分でレンタカーを運転する必要があるかも。。。

貴方も「80歳で免許を返納」、愛車を手放すと、新聞に掲載されるよ! https://www.asahi.com/articles/ASSCT46XNSCTULLI00PM.html?iref=comtop_7_07

2024年11月23日土曜日

Alfred Nobel (1833-1896) の進化:
"ダイナマイト" 王 (死の商人) から "平和" 主義者
「女性」主導の政治になれば、「戦争」は無くなる!
問答無用ではなく、問題を会話/外交で、解決しょう!

12月10日は, Alfred Nobel の命日。この日にノーベル賞が授与される。 彼は、1833年にストックホルムで誕生、1896年に永眠。世界的に著名な有機化学者 (炭鉱などに使用する爆薬や地雷の発明家) だが、1867年にニトログリセリンをニトロセルロースや珪藻土 等と混合して、爆薬を安定化して、「ダイナマイト」を発明し、特許を得る。間もなく (1870年) に、仏 対 プロシャ戦争で、ダイナマイトが使用されるようになる。「ダイナマイトのような破壊力の大きな兵器が使われることで、それが "戦争抑止力" として働く」ことを、 彼自身は期待していたようだが、 実際には「戦争の激化」を招き、ノーベルの名は「死の商人」として世に知られるようになる。

1888年にダイナマイト工場の爆発で、不幸にして、兄のルードビックが死亡したが、"誤報" で、アルフレッドが爆死したと報道された。ある新聞の見出しによると、「死の商人がとうとう死んだ!」。 噂/伝説によれば、それを読んで、彼は (自らの悪名に) 失望して、自分の遺産を、 もっと平和的な発明/発見や活動の奨励のために、利用してもらおう、という遺書を綴ったと言われている。他説によれば、ノーベルの秘書 (女性: ベルタ フォン・ズットナー、1844-1914) , 急進的な平和活動家/作家の影響だった、と伝えられている。彼女は、 1905年に, ノーベル平和賞を受賞。1889年 (事故の翌年) に 小説「Die Waffen nieder! (武器を捨てよ!)」を出版 (毎年10月にベルリンで、このスローガンの「反戦デモ」が開催されている)。

こうして、生誕地「ストックホルム」の丘、カロリンスカ医科大学の隣りに「ノーベル財団」が発足して、1901年から毎年、数部門 (医学、化学、物理学、文学, 平和など) のノーベル賞が授与されるようになった。我が輩自身、大学構内の "カロリンスカ研究所" に2度ほど、学術講演のため、訪れた事がある。

我が輩は "反戦デモ" には参加したことがない。"虚しい" からだ。戦争は古今東西、人類が出現して以来、ずっと続いている。 我が輩の結論は、男性の政治指導者 (少なくとも、国の長) を 全て 去勢すれば、戦争は即時に終る! テストステロンが分泌されなくなれば、戦いにならない
あるいは、「"国の長" は全て、女性から選ぶ」という選択肢もある。 "後者" の方がより実現可能かもしれない。

"ノーベル平和賞" に輝く女性群 (15名): https://www.will.pref.aichi.jp/jyoholibrary/booklist/2014-19.pdf

前述したが、実はニトログリセリン (NG) には、「血圧降下(血管拡張) 作用」がある。そこで、高血圧気味のノーベルは「甘いニトログリセリン」をしばしば舐めていた。。。。戦後の食糧難の時代に、安い甘味料として、日本でも使用されていた。しかし、余りなめ過ぎると「立ち眩み」がするから要注意! 皮肉な話だが、 NG には抗炎症や抗癌作用もあり、"PAK 遮断剤" である可能性がある。

2024年11月22日金曜日

ペニシリン開発の原動力: ハワード=フローリー

実は, ペニシリンの発見者はフレミング博士 (英国) : 1928年に、シャーレに混入した青カビの周囲には、バクテリアが繁殖しないことを発見して以来、カビ由来の抗生物質が「ペニシリン」という化合物であることを同定! 矢張り、「鋭い観察力」が、大発見の始まり。しかしながら、フレミングは、その抗生物質を医薬として開発/市販することには、興味がなかった。。

ペニシリンの再発見/市販に、全力を尽したのは、"豪州" アデレード (メルボルンに隣接) 出身のフローリー博士 (1998-1968) で、1938年 (第二次世界大戦勃発) 以来、英国のオックスフォード大学や米国で、カビのタンク大量培養法を開発し、大戦中、多数の戦傷者の"感染"治療に供した。
戦後 (1945年) に、その功績を讃えられて、相棒のエルンスト=チェイン (化学者) と発見者フレミング (病理学者) と共に、ノーベル医学賞を分かち合った。
なお、フローリーは巨万の富を残さなかった。1940年代、ペニシリンに関する "特許" を取得することは、「医療倫理」に反するからだった (?!)。
注:実際には、発明者の受取る特許料など「端た金」に過ぎない。特許を買い取り、新薬の販売に成功して、儲ける "製薬会社" の利益に比べれば、ゴミに過ぎない! ダイナマイトを開発し (戦場で大儲けした)「ノーベル」のような億万長者にはなれない!
兎に角、(お互いの命を縮め合う) 「戦争」に加担するのは、絶対に辞めよう!

2024年11月19日火曜日

マリー=キューリーによるラジウム発見:
"女性" 科学者の足下を照らす灯台!
Dava Sobel 著 (2024), HarperCollins 出版 (英国)
教訓:「鋭い観察」が自然科学や絵画の始まり!

ニュートンが「りんごの落下」を観察しなかったら、「万有引力の法則」は生まれなかった。。
盲目者には、(数学/代数は出来ても) 自然科学や絵を描くことができない!
放射性 (蛍光を発する) 元素 (ウラニウムやラジウム) の発見は、写真「乾板」への感光から始まる! キューリー夫人は、凡ゆるウラン鉱石中の「ラジウム/ウラン比」が一定であることから、(大きな) ウラン (92/238) が崩壊して, (小さな) ラジウム (88/226) 等に変化したことを "演えき"!

最近, メルボルンの書店で、新本 (Non-fiction) を探している内に、目に止まったのが、(邦訳すれば) 上記の如き題になる「英文の本」である: The Elements of Marie Curie:How the glow of Radium lit a path for women in science.
著者は、New York Times (新聞) の元科学評論家で、現在 「Scientific American」 (雑誌) の論説家。 「 ガリレオの娘」で, ピューリッツァー賞を受賞.
もう20年以上昔、我が輩はノーベル文学賞に輝く米国作家、パール=バック女史の評伝 (上下巻) を、"7人の侍" (女性科学者) と一緒に共訳した経験がある。 その体験を生かして、読書後 (1-2年中に)、上記の評論 (約270ページ) を 約3人がかりで、邦訳してみたいと考えている。
訳者には、ノーベル賞をめざす女性科学者 (できれば、分子生物学者) を募りたい。
さて、この評論 (最初の90ページ) 中に、"思わぬ" 発見をした: キューリー夫人は科学者ながら、画才もあり! 幼年の日記の中に、飼い犬「ランサー」の表情豊かな "デッサン" が発見された (我が輩も科学者ながら、絵画を趣味にしている): "観察" は, 自然科学/絵画の "第一歩"!
キューリー夫人に関する最初の伝記は、次女 (エヴァ) によって、1935年に出版され、ベストセラーになり、翌年 (夫人に扮するグリア=ガースン主演で) 映画化された (我が輩も30年ほど昔に、ビデオを観賞したことがある) 。。。
キューリー夫人は夫のピエールと最初のノーベル賞 (物理学、 1903年) を分かち合ったが、 不幸にして、1906年4月19日に、ピエールが暴走してきた馬車に牽かれて即死した。 その後 (1911年の誕生日) に、キューリー夫人は2度目のノーベル賞 (今度は化学賞) の受賞通知を受けた。 丁度その頃、彼女はピエールの弟子であったポール=ランゲバンと極めて親しくなっていた。実は、ポールは、その妻 ( ジャン) と、"不和" が長らく続いていたからだ。しかしながら、ジャンが、この "2人" を殺す、と強迫し始めた! 結局 、キューリー夫人の "再婚" は実現しなかったが、(ずっと後に, 第二次世界大戦終了後) ポールの孫 (マイケル) とキューリー夫妻の孫 (ジョリオ夫妻の娘 ヘレン, 原子物理学者) 同士 が めでたく結婚にゴールインした!
キューリー夫人の最初の功績は、放射性 (蛍光を発する) 元素 "ラジウム" を発見したことであるが、更に、ウラニウムなどの放射性元素が崩壊して、ラジウムやポロニウム等、別の元素になる現象 (Transmutation) を "化学的" に証明 (右図を参照)し、二度目のノーベル賞に輝いた。 最終的には、これらの "壊変" が、ウラニウム等の「原子核の崩壊」に伴なう莫大なエネルギーの放出として実現され、原子炉や原子爆弾の開発に発展した。。。従って、彼女は (是非は兎も角) "原子エネルギー" 開発の切っ掛けを構築したと言えよう。
残念ながら、彼女は1934年に (「放射能」被ばくのため) 67歳で病死し、1945年の米国による原爆の開発や (広島/長崎への) の投下を阻む事はできなかった (実は、彼女は「戦争が大嫌い」だった)。
なお、キューリー夫妻の長女 (イレーナ) は、その夫 (フレッド=ジョリオ) と共に、初めて「人工的な同位元素」を開発し、1935年にノーベル化学賞を獲得し、戦後、フランスの「原子炉の開発」 (原子力の平和利用) に貢献した。"放射性"同位元素 (Isotopes) は、我々"生化学者"によって、"トレーサー" として広く利用された (もっとも最近は、大衆の間に広まった「放射能恐怖症」のため、利用されなくなったが)!
キューリー夫人は、"ロシア占領下" のワルシャワ, ポーランドを抜け出して、自由なパリで成功を修めた。"ロシア占領下" のウクライナを抜け出して、海外/西欧諸国で活躍しているウクライナ人達にも、勇気を与えることだろう。

注: ラジウムは、1898年にキューリー夫妻によって、ピッチブレンドから微量な蛍光元素として発見されて以来、放射線源として、主に"放射線治療"や時計の文字盤などの"夜光塗料"として利用されて来たが、1960年以後 (「発癌性」が発見されたため) 使用禁止! 従って、その発見自身は「歴史的意味」をもつが、"実用性" はもはや無い。 従って、(敗戦後まもなく日本を襲った) 集団結核から我々児童を救った特効薬「PAS」や、全く「無害な」一連の "PAK遮断剤" (=健康長寿促進剤) の発見 のほうが、ずっと "社会福祉" に貢献している (我田引水)!

自然科学分野で、最も有用な発明を果した女性は、ドイツ系の米国有機化学者、Gunda Georg 教授である。天然PAK遮断剤 「Triptolide」 を燐酸化して、その水溶性を 3000 倍 に高めるのに成功した! この誘導体「Minnelide」は、抗癌剤として、臨床テストで、"Phase III" にまで目下進んでいる。市販まで、もう一息である。 市販されたら、"ノーベル化学賞候補" に、我が輩は推薦したい!

2024年11月16日土曜日

高温は、大部分の生物の寿命を著しく縮める!
気温が4度上昇するに伴い、寿命は半減する!
「地球温暖化」後の日本や地球の"深刻な"姿?

先ず、東京や大阪の夏の温度は40度近くになり、熱帯地方になるので、首都圏や関西に住む人々の大部分は、北海道の札幌や旭川に、或は海外 (カナダ、アラスカ、シベリア等) に、集中的に移住することになるだろう。アフリカ大陸、東南アジアや赤道に近い地域に住む住民は大部分、より北の欧米や、より南の豪州へ「民族の大移動」が始めるだろう (我が輩は別の理由で、36年以上昔から、豪州へ永住!)。 実際、中南米から米国へ、アフリカから欧州への "大量移民" が続出している! 野や畑は干ばつに悩み、作物が育たなくなるため、深刻な食糧不足が世界中に訪れるだろう。 従って、食糧の取り合いを巡って、戦争 (殺し合い) が、世界各地で頻繁に起こるだろう。
最終的には、人類も家畜も棲息できなくなり、地球上には、植物しか生息できなくなり、更に、花粉を運ぶ (蜂や蝶などの) 昆虫もいなくなるので、植物に花が咲いても、生殖が出来ず、繁殖ができなくなり、絶滅に頻するだろう。 つまり、地球上には、高温の温泉に住む熱耐性微生物(Thermophile) 以外は絶滅する事になる。。。最終的には、水分が全部蒸発し、月のような、「無生物の世界」になるだろう。。。
「地球温暖化の"最大原因"になっている」経済大国の米国や中国が、「地球温暖化対策」を拒否する限り、この予想は現実となり、「人類の絶滅」は近い将来、現実的なものになるだろう。
これに対抗 (米中の「利己的な姿勢」を是正)するためには、「米中からの輸入」をボイコットする政策を世界全体が打ち出さねばならないだろう。 つまり、米中との「貿易戦争」が必至となろう。。。
我々 "インテリ" は「百歳クラブ」への入会をめざして、「地球温暖化」を何とか防止する運動を世界的に展開せねばならない!
石破さん、トランプさんへ:柿食えば 地球温暖化に 耐えられる!
(来る米国のHHS=健康相、JFK Jr を, 医学的に "再教育" せねばならない!) : 彼は "地球温暖化の緩和" 運動に関心を持っている! (教師の役目は、弟子の欠点を直し、長所を伸ばすことにあり)

2024年11月15日金曜日

三笠宮ご夫妻 (夫は100歳、妻は101歳) は「健康長寿」!

三笠宮妃百合子(ゆりこ)さまが今朝 (11月15日午前6時32分)、入院先の"聖路加国際病院"
(東京都中央区築地)で老衰のため亡くなられた。
この聖路加病院 (米国のミッションスクールの病院) は、我が輩が 戦時中 (1942年11月8日の朝) に誕生した "思い出" の場所でもある。 我が両親は、このご夫妻と同様、"真珠湾攻撃" の前後に結婚した。
少なくとも「滑り出し」は, 良かった!「初め良ければ、終りも良し」(「百歳クラブ」に入会できる) かもしれない。。。
因みに、日本全国で、100歳を越えた老人は、約9万5千人で、その内, 女性が 88% を占める。
この聖路加病院の元病院長「日野原重明」 (京大医学部卒、1911-2017) も 「百歳クラブ」の会員だった (105歳) !
世界の "病院 (best) ランキング" では、 聖路加国際病院が16位、東大医学部附属病院が18位! (日本国内では、トップ)。 "世界一"は、米国の "Mayo Clinic" at Rochester!
残念ながら、我が輩の最寄り、豪州で最高の "Royal Melbourne Hospital" は, 世界で 約 100位。。。
"死に場" はどこでも良いが、(出来れば) 「孤独死」ではなく、病院のベッドの上で、優しい看護婦さんに見取られながら、死にたいものだ!
我が大学の同級生で、最初に亡くなったのは、未だ60歳前後で、自宅の台所で脳溢血のためバッタリ倒れ、孤独死した。独身だったのだろうが、2週間後に、様子を見に来た弟に発見されたそうである。。。

2024年11月14日木曜日

川柳:柿食えば 風邪が治ると 石破言う
実は、健康長寿にも通ずる: 紀州名産の「長寿」柿 。

しかしながら、首相はその理由 (科学的根拠) を知らない!
(無知な「朝日新聞」は、ビタミンC のせい、と "嘘" を報道)!
実は、この嘘を1970年に言い触らし始めたのは、ノーベル化学/平和賞を貰ったライナス=ポーリングだった。それを信じ込んだのが、この「朝日」である。 罪は深い!
"無知" は許せる。 しかし、「嘘で洗脳」するのは、許し難い!
実は、柿の実のオレンジ色は、人参やトマト等と同様、"カロチン" による。
前述したが、カロチンは "PAK" 遮断剤の一種で、伝染病 (特に、ウイルス感染) の予防/治療に役立つばかりではなく、健康長寿にも通ずる: 紀州名産の「長寿」柿 (あんぽ柿)
ただし、カロチンには (風邪薬同様)、「催眠」作用があるので、"国会の審議中" (あるいは"車の運転中") にウトウトする (要注意!)。
従って、"競馬界" では、レースの直前に、競走馬に人参は絶対に与え無い
(レース後に "餌" を与える) ことが「常識」になっている。
"午年" の我が輩は、人参や柿を (寝る前の) "夕食" に食べる。。。
従って、「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」 の情景は「夕景色」であるに違いない。。。
正岡子規は、この俳句で、柿の実と夕日の色を見事にマッチさせる「美的センス」も持っていた。

2024年11月13日水曜日

養老孟司 (名誉) 教授 (東大医学部解剖学卒、
1937年11月11日生れ) : 「肺癌」で東大病院に入院!
病因は、(明らかに) 「喫煙」! 「他山の石」 とせよ!

2003年に出版された『バカの壁』は450万部を記録し、戦後の日本における歴代ベストセラー5位! (我が輩は "豪州永住" なので、先生の著作を読んでことはない)
残念ながら、先生は、「喫煙」が肺癌や心筋梗塞などの病因になることを理解していない!
東大薬学の「解剖学」実習で、我が輩の班は、「喫煙で死亡」した患者 (男、50歳代) の死体解剖をやった。その肋骨を開くと、肺が「タールで真っ黒」だった! 隣の班の死体は女性(年令不明)だったが、その肺は「美しいピンク色」だった!
幸い、我が班に属していた同級生からは、喫煙者は一人も出なかった!
養老先生には、恐らく、喫煙者の死体解剖をした体験がないのだろう (あれば、喫煙を辞めたはず!)。 "東大 (灯台)、 下暗らし" の典型的な一例! (幸か不幸か) 人間は、"体験の動物"!

要注意: 喫煙は、肺癌などを 起こす「タール」ばかりではなく、ニコチン中毒により、"発癌" キナーゼである PAK1 や TOR を活性化する(1)。 従って、いわゆる「Vapor 」式の "電子" タバコでも、ニコチン(NT) により、発癌が誘導される。しかも、「Vapor 」式のタバコ中の "NT" 含量は、従来のタバコよりずっと高い、と言われている。
文献:1. K Yuge, E Kikuchi, M Hagiwara et al (2015).
Nicotine Induces Tumor Growth and Chemoresistance through Activation of the PI3K/Akt/mTOR Pathway in Bladder Cancer。 Mol Cancer Ther. 14: 2112-20.

2024年11月12日火曜日

2024年11月11日月曜日

「犬歯が欠けた」高齢者向けの "ジューサー"「料理」法!

3年ほど昔 (コロナが世界的に蔓延して、海外渡航ができなくなった頃) 、豪州の北方(亜熱帯) にあるケアーンズに 2、3 カ月、「避寒」 のために逗留した。 逗留先は、若い旅行者 (いわゆる Backpackers) が安く宿泊できるユースホステル並みのホテルで、(男女別だが、年齢は問わず) 同室に2段ベッドが2 セット、合計4名が泊まれるようになっている。一泊、2千円位の宿賃で、共同のトイレ、シャワー室やキッチン等が別にある。最大の難点は、同室の誰かが、夜中に大きないびきをかき始めると、同室の他の住人(「耳のよい」我が輩など) が "騒音"で、寝られ無くなる!
そこで、或る日、別の部屋に移動した際、大変面白い老人に出会った。 フィリップという老人 (82歳位、当時、我が輩より3歳ほど年上) で、元々、オランダのアムステルダムから、若い頃、豪州の南西端、 パースにやって来て、ダイヤモンド炭鉱で長らく働いていたが、70歳位で、退職して、豪州中を旅行し回って、結局、このユースホステルに半ば永住している。 普通の貸し屋に住むと、一晩 7千円程、とられるので、家具無しで、ザックやボストンバッグで旅行しながら、10年ほど独り暮らしをしているらしい。
彼の趣味は、近くの "市立図書館" (右図=写真の真ん中にある赤れんが屋根の平屋) で、チェスを楽しむ事。彼のチェスの腕前は「プロ級」である。 それだけではない!若い頃に、北海道の札幌近くに滞在して、スキーを楽しみながら、将棋を日本人のスキー客から、教わったそうだ。 彼の将棋の腕前も我が輩以上だった。 彼は, いわゆる「さ迷えるオランダ人」(ワグナー作曲) だが、我が輩も「さ迷える日本人」を代表して, お互いに意気投合した。彼には、将棋の駒の "漢字" が読めるので、ボール紙で、将棋の駒を2セット作り、図書館にあるチェスの碁盤 (9x9) を使って、ゲームを楽しんだ。チェスと将棋の共通起源は 古代インドで、中東を経てヨーロッパに伝わったのがチェス、中国を経て、日本へ伝来したのが将棋である。 ルールは多少違うが、基本的原理はほぼ同じなので、両方を熟すことは可能! 実は、我が輩がチェスを習い始めたのは、1973年に初めて、米国シアトルに向けて、巨大な貨物船で太平洋を渡った折に、米国人のセイラーから、伝授されて以来である。
さて、フィリップからもう一つ学んだ貴重な「生活の知恵」がある。 実は、彼には、歯が一本も残っていない! 豪州では、歯科は健康保険が利かないから、ひどく歯の治療に金がかかる。 そこで、彼は、虫歯になったら、歯を抜いてもらうが、入れ歯を拒否し続けた結果、とうとう一本も歯がなくなってしまった!
そこで、「歯無しで食事をする術」を, 自ら考案した! ジューサーに食べたい具材を全部入れて、一分間、ジューサーを回転させた後、それを鍋で軽く煮炊きしてから、口の中にジュース (「流動食」) の如く流し込む! いわゆる「歯応え」は楽しめ無いが、(長生きに) 必要な栄養は十分にある、 という訳だ! 最近、我が輩も上下左右の"犬歯"などを抜けたままにしているので、そろそろ「フィリップ方式」に従って、ジューサーで料理を始めるため、ジューサー (一台 4500 円) を安価にスーパーで入手してきた。 実は, "入れ歯一本" よりずっと安い! 駄洒落ではないが、彼は「歯無し」で、普通に会話 (はなし) ができる!
来年の冬 (6-8月) に避寒のため、再びケアーンズに逗留する予定であるが、前回、ユースホステルで豪快ないびきをする客に悩まされたので、今回は個人用の「Bed and Breakfast」式個室に泊まる(一泊 8千円ほどの家賃!) 予定であるが、出来れば (未だ存命であれば) 、フィリップに再会して、将棋や (図書館に近い) "海岸公園" の散歩などを一緒に楽しむ機会があれば、素晴らしい!

2024年11月10日日曜日

1918年終戦 (第一次世界大戦) 記念;11月11日11時(午前) 今から106年前、世界中で、「戦争はもう止めよう!」と言う宣言がなされた!
11月11日を日本の「永世中立国」記念日にしょう!

それ以後、何度、戦争が勃発しただろうか?
第2次世界大戦 (太平洋戦争) 、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争、イラク戦争、ロシア-ウクライナ戦争、そして、イスラエル-パレスチナ戦争。。。
それ以外にも、大小様々な戦争が世界各地で勃発している。。。
毎年、11月に入ると、 (豪州も含めて) 欧米諸国 で、胸に赤い花のリボンをつける政治家やジャーナリストが多い。あの "赤い花" は、実は、「戦場に散った戦死者たち」を記念した「ケシの花」である。
豪州は、英連邦の一員として、第一次大戦に初めて参戦して以来 (本国自身は侵略されていないにも拘らず)、欧米諸国と一緒に何度も参戦している!
米国は、これらの戦争で、"主要な役目" を果して来た。奇妙にも、南北戦争以来、米国は「国外の戦争」にばかり関与している。
さて、再選されたトランプは、新たな戦争を始めるだろうか?
米国ファースト(第一)! をスローガンにして、米国や (自分自身の) 利益を第一にする(利己的=
排他的な) トランプ
は、中国やドイツなどの「経済的な競争相手」(強国) に、「過大な関税」を課そうとしている。。。「戦争は不可避」かもしれない。。。
従って、無益な戦争に巻込まなれないために、"日米安保条約"を破棄して、日本国内にある"米軍基地"を全て、国外に、出来るだけ早期に撤去して貰いたい!
日本は, 来年11月11日に「永世中立国」宣言をすべき! ノーベル平和賞への近道 (Highway) でもある!
実は、今が永世中立を宣言する好機なのだ! 現在、日本に侵略する可能性が最も高い(敵) 大国はロシアなのだが、ウクライアとの戦争に酷くてこずり、北鮮軍まで動員する状態にあるので、日本へ戦争を仕掛ける余裕など全く無い! 日露戦争 (1904-1905年) で、日本が辛くも戦勝したのは、ロシア国内で、レーニンによる革命運動が頻繁に起こっていたので、戦争どころではなかったからだ! 今正に、同じ様な状況が発生している。
勿論、「戦争放棄」を明記した憲法第9条にはピッタリなので、憲法改正の必要は全く無い!
兎に角、「戦争好きな米国」の片棒を担ぐのは、もうご免だ!
米国は戦争が始まると、同盟国に武器を供給して、「ぼろ儲け」をしている悪どい「死の商人」に過ぎない! ウクライナの現状を見よ!
日本の外交官は、"YESMEN" ではなく、もう少し「外交的手腕」を研ぎ澄ませねばならない!
"外務大臣" として、雅子 (皇后、元外交官) を起用するという"大胆な選択肢" もある!
彼女は、英仏独露を含めて数か語を流暢に話す事が出来る秀才である!
我が輩が、もし「首相」だったら、憲法を改正して、「天皇制を廃止」し、彼女を外務大臣に任命するだろう!
不幸にして、我が輩は豪州永住で、日本に戻る計画はもうないので、誰か "我が輩に代わって"、その様な "英断を下す" 首相になってもらいたい!
「石破」は明らかに "失格" (トランプと5分間しか会話が続かず) だが、「ドジョウ」(元首相) はどうだろうか?

2024年11月8日金曜日

エルゴチオニン (キノコ由来) が、マウスや線虫の寿命を延ばす のみならず、催眠作用もある (「PAK遮断剤」)!

金沢大学薬学部の "加藤 将夫" (ゆきお)研究チームによれば、エルゴチオニン (えのき茸などの "キノコ" 由来の"含硫"アミノ酸) は、少なくともマウスや線虫の寿命を2割ほど、延ばす、ことがごく最近、証明された。
REF:
M Katsube, T Ishimoto, Y Fukushima, A Kagami, T Shuto, Yukio Kato (2024).
Ergothioneine promotes longevity and healthy aging in male mice.
Geroscience. 46(4):3889-3909.
そのメカニズムについては、未だ良く解明されていないが、上海工科大学の研究グループによる最近のレビュー (2023年) によれば、(PAK依存性の) メラニン合成を抑制しているそうである。従って、エルゴチオニンは "メラトニン" 同様、「PAK遮断剤」である可能性が高い!
REF:
Hui-Min Liu, Wei Tang, Xiao-Yi Wang et al (2023).
Safe and Effective Antioxidant: The Biological Mechanism and Potential Pathways of Ergothioneine in the Skin. Molecules. 28(4): 1648.
面白いことに、最近、サントリー Holdings から、(メラトニンの代わりに) エルゴチオニンを
"催眠剤" として利用 (処方)
する特許も出ている。
大変皮肉な話であるが、日本国内では今日、(「薬事法」によって) 「メラトニンの販売も輸入も禁止」されている。武田薬品がメラトニン類似物質 (ロゼレム) を市販し始めた (2010 年) 以来のことである。しかしながら、エルゴチオニンは「ヒスチジン」の誘導体であり、メラトニンとは全く化学構造の違う天然物なので、遂に、武田による「独占」に終止符が打たれるだろう。。。

2024年11月6日水曜日

2024 年米国大統領選挙 (ハリス 対 トランプ) の結果:
トランプ氏が "圧勝" (301 票を獲得) !
トランプよ、(「防衛費」をもう負担せぬから)、沖縄の
"米軍基地" を全部、グアム島 (米国領) に移転せよ!
「日米安保」も解消し, 日本は「永世中立」を宣言!
革新陣営の敗因: 日米「義務教育」が弛んでいるから!

もう一つ (敗因): マスコミ ("赤旗" 以外) が、「御用」(洗脳) メディアだから!
(例えば、 政治家の「脱税」を「裏金」という造語で、事実を '隠ぺい"!)
選挙人の "過半数" (270票) を 先取すれば、勝利!
ハリス氏は "226人"、トランプ氏は "219人" の選挙人の獲得が確実視されている。
どちらが勝つか予測がつかない "激戦州" は今回七つ。大統領選のたびに勝者が入れ替わる "スウィングステート"(揺れる州)、民主党のシンボルカラーの "青" と共和党の "赤" が混じった "パープルステート"(紫の州)とも呼ばれる。ハリス氏とトランプ氏が7州の選挙人計 "93人" を争う構図。
Purple (Key) States: Penn (19), Georgia (16), Wisconsin (15), N Carolina (16), その他 "3" 州 (計 27). 2020年の選挙では、Biden が "最初の 3 州" (計 50) に 打ち勝ち、当選を果した!
目下のところ、Harris は Purple States 全てで「苦戦」!

日米国内では、しばらく「暗黒時代」(脱税者による "金権" 政治)が続きそうであるが、"ロシア対ウクライナ戦争" etc は, 間もなく停戦になるかも知れない。。。
4年後の "ミシェル=オバマ" の活躍 (女性初の民主党政権)を期待しよう!
さて、 我が輩は、「沖縄2区」で "選挙権"を持つ:沖縄県民の立場からすると、 トランプが「米国の利益を第一に優先」したいなら、沖縄の米軍基地を全部、グアム島 (米国領) に移転してもらいたい。 「沖縄を攻めてくる外敵など、 もはや皆無」だからだ!
(少なくとも) 沖縄県知事 「玉城デニー」は、このチャンスを逃さず、(日本政府に頼らず) 自ら渡米して、トランプと「直接交渉」をすべき、と我が輩は思っている。#
沖縄は「米軍」の防波堤にはなりたくない! (太平洋戦争で、沖縄は無理やりに "日本軍の防波堤"=犠牲 にされた!: しかも、攻めて来たのは、 敵国「米軍」だった!).

# 注: ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が出版した回顧録 (2020年) によれば、トランプ大統領が日本に対し、防衛費の分担金として年間約80億㌦(約8500億円、 現在の 4倍!)の負担を要求し、(もし、日本政府が拒否すれば) 「全ての在日米軍を撤収させる!」 と脅して、分担金交渉を優位に進めるよう、ボルトン氏に指示した!
REF: ジョン・ボルトン回顧録: トランプ大統領との453日

2024年11月4日月曜日

最近、豪州メルボルン出身のワイルド=ライフ (野生動物, 特にカモ鹿や渡り鳥) の研究家、Max Downes 博士 (1927年生まれ) がほぼ97歳で永眠。南極で「盲腸」摘出後も、
(ロビンソン=クルーソー並みの) "ワイルドな" 人生で ,
"健康長寿"を達成!

彼は、1951年頃 (メルボルン大学を卒業から2年目)、南極の「若い越冬隊員」の一人だった! さて、彼は多産で、息子5人と娘2人を育てたが、その娘のLiz Downes (メルボルン大学卒) は、実は、我が前妻の長男 (エリック) の大学時代のガールフレンドだった。 MAX の24歳頃の写真 (右図) と、我が輩の記憶に残っている "LIZ" (実は, 会ったのは 30年ほど昔) が、 丸で「兄妹」のようにそっくりに見える。。。その後、エリックは米国で博士号を取得後、Johns Hopkins 大学の教授 (心臓が専門) と家庭を持つが、最近、LIZ と "メール" のやり取りをしているそうだ。。。

さて、 このMAX に関して、興味深いエピソードがある。彼は南極越冬中に、盲腸炎にかかり、(南極のテントで) 盲腸を緊急に手術 (摘出) する羽目に落ち入った。幸い(手術後) 無事生還したが、それ以来、南極越冬隊員は、事前に盲腸を摘出すべきかどうかが、世界的な関心事になった! 南極に, 日本の「昭和基地」が初めて建設された1957年より、数年も前の出来事。
結局、「盲腸には、免疫機能がある」から、盲腸炎でなければ、温存すべきという、免疫学会の見解が発表され、盲腸の"隠れた機能"が明らかにされた。。。
詳しくは、メルボルンの産んだ天才免疫学者(バーネット卿)ら によれば、盲腸の虫垂にはリンパ球が集まっており、腸内細菌のバランスを維持する抗体 (IgA) の産生に重要な役割を果たしている! バーネット卿は、"免疫に関するクローン選択説" などに対して、1960年にノーベル賞を受賞
その後 (1960年代初頭)、骨髄 (B) 以外に、 胸腺 (T) にもリンパ球が存在し、免疫機能に重要な機能を果たしていることが、 メルボルンの研究者(バーネット卿の弟子)によって、明らかにされた。 こうして、("南極" に最も近い大都市) 「メルボルン」が「免疫学のメッカ」にもなった。
なお、バーネット卿 (1899-1985) は、メルボルン大学病院に隣接する研究所 (WEHI) の所長を長らく勤めていたが、1985年に結腸癌で永眠した。
更に、1990年代に, 我々の研究グループ (at LICR, "WEHI" に隣接) が、PAK による発癌メカニズムを解明して以来、メルボルンは「PAK遮断剤の開発研究」のメッカにもなった!
更に10年ほど昔には、我が相棒である賀紅 博士の研究グループ(メルボルン大学病院) により、PAK遮断剤が (B及びT 細胞による) 免疫/抗癌 機能を高める事も発見された。
という訳で、我が輩も賀紅女史も、PAK遮断「食材」(例えば、ビタミン D3 やK2 , Calpis etc) を、健康長寿のために奨励している。。。
我が輩自身は、MAX ほどワイルドな人生は送っていないが、自宅の庭に、様々な大木 (3種類のポプラ、アカシヤ、等) を15年前に植林し、今は空高く聳え立っている。これらの大木は、実は 様々なPAK遮断物質を生産し、大気に "酸素"と共に、発散している。従って、言わば「健康長寿の森」になっている。。。なお、杉や桧等も揮発性テルペンのため、「森林浴」やダニの駆除に推奨されている。