2023年7月31日月曜日

COVID 23 (変異株) は COVID19 と“似て非なる"もの!!
4年遅れのワクチンなど、“賞味期限切れ”も甚だしい!
COVID 肺炎(PAK依存)は、“PAK遮断剤”で対処すべき!
製薬会社や(政府)防疫役人の “非科学性”に呆れる!

膵臓がん患者の9割が、3か月以内に死亡する! COVID 患者は、たった1%しか、死亡しない。(言わば)死ぬべき者の死期が、COVIDにより、単に早まったに過ぎない(ダーウインの"進化論"に従えば、COVIDで死ぬ者は、"適者"ではない)。
COVIDは、年々変異(=進化)を繰り返して、別物になっている。ところが、ワクチン製造業者は、4年前の"COVID19"に対するワクチンを製造し続けている。そんなワクチンが、現在流行している"COVID23" に効くわけがない。
COVIDは、年々変異を繰り返しているが、肺炎の発生メカニズム(PAK依存性)は、(幸い)全く変わっていない。従って、PAK遮断剤(例えば、カルピスやプロポリス等)で、処理するのが、常套手段である。それが未だに理解できないWHOや政府関係者は、“大バカ”である。恐らく、ワクチン製造業者(製薬会社)からの“賄賂”のため、頭が"バカ"になっているのだろう。。
結論:エベレストを征服したヒラリー卿のように、登山家と養蜂家は、風邪やCOVIDにかからない"適者"だ! だから、マスクもワクチンも無用!
上高地で、マスクをしている登山家などたった一人もいなかった! “適者”として生存するためには、足も頭も使わねばならない!

2023年7月28日金曜日

“癒しの湯”の治療因子: "熱ショック" による炎症抑制!
“癒し”には、"PAK" の遮断が必須!
銭湯を “癒し湯” にする “極意” : 入浴前にカルピス!

復路(下山): 涸沢小屋に泊まった我が輩は、(最寄りの) 涸沢ヒュッテに泊まった三宅夫婦に、分岐点で、翌朝、ばったり再会したので、横尾まで、同行下山。
その後、明神橋までの道のり(約1時間半)を、我が輩は、年甲斐もなく、先行する若いハイカーを追走(歩)したが、明神橋で、急に右足の膝が痛み出し、上高地のバス停まで、ビッコを引く破目に陥った!
幸い、バスの出発時刻の30分前に、バス停に辿り着いたので、予定どうり、東京に帰宅。
翌朝、近くの銭湯で、湯に長らく浸かると、不思議にも、膝の痛みが殆んど取れ、ビッコを引かずに歩けるようになった! 正に、“癒しの湯”である! 
膝の痛みは、主に、ひざ関節の炎症による。この炎症は、温泉に浸かる(適当な"熱ショック"を与える=HSP遺伝子の発現を誘導する) ことによって、治癒される。
"PAK遮断"が関与しているはずだが、はっきりしたメカニズム(シグナル経路)はまだ不明。
考えてみると、殆んど全ての(身体的な)痛み(頭痛、腹痛、神経痛、等々)は、炎症が原因である。従って、癒しの湯は、これ等の痛みを、少なくとも一時的に、解消し得る。
A Targosz, T Brzozowski, P Pierzchalski, et al (2012).
Helicobacter pylori promotes apoptosis, activates cyclooxygenase (COX)-2 and inhibits heat shock protein HSP70 in gastric cancer epithelial cells. Inflamm Res. 61(9):955-66.
驚くなかれ。もう10年も昔、ポーランドの研究グループによって、胃潰瘍を起こす(PAKを活性化する)ピロリ菌が、痛みの原因である"COX-2"を活性化すると共に、HSP (熱ショック蛋白) を抑えることを、発見していた。つまり、癒しの湯は、(逆に)"PAK" を遮断しているはず。
(温泉業界に一大"ブーム"をもたらすかもしれない) この"世紀"の発見は、我が輩の"怪我の功名"
さて、癒しの湯の一体 “何”(どの成分)が、PAKを遮断しているか?
我々の線虫実験では、HSP遺伝子を発現するには、2種類の刺激が必要であることが分かっている。その一つは、温度の急激な上昇。もう一つは、プロポリスなどのPAK遮断剤。従って、"純粋な" 温湯のみでは、HSP遺伝子は殆んど活性化されない
例えばの話であるが、四川特産の花椒中のPAK遮断剤、GX-50は、42度以上の温湯に溶ける。従って、花椒湯は、間違い無く“癒し湯”である。同様に、ヒノキ湯も、癒し湯である。
結論: 言い換えれば、PAK遮断剤を服用しながら、銭湯に浸かれば、“癒しの湯” になる!!
喉の渇きを癒すためにガブ飲みした“カルピス”(PAK遮断剤)と“銭湯”という絶妙な組み合わせが、“奇跡の癒し”をもたらした、と解釈できる。。。
従って、銭湯や温泉の入り口に、カルピス・アサヒビールの売店を開き、湯に入る前に、カルピスをコップ一杯飲むことを勧める“癒し湯”キャンペインは、医学的に合理的な営業アプローチである! 最終的には、“健康長寿”をもたらすからである。
驚くなかれ!"アサヒビール" (Calpis) の競争相手、キリンビールが、”免疫ケア”なる乳酸菌飲料を、この銭湯(益の湯)で、配り始めた!(店長に)”先見の明”あり!
実は、“温泉の癒し”効果については、古代ギリシャ時代のヒポクラテス(医学の祖)も知っていた。彼は、恐らく、プロポリス(PAK遮断剤)を飲んで、"カルピス" 効果を発揮させて、長寿(90才前後)を全うしたのだろう。我が輩は、CAPE (Propolis) アレルギーなので、“カルピス”を選んだ。
不幸にして、豪州には、温泉もないし、カルピスもない。従って、我が輩(自称:豪州のヒポクラテス)は、ビタミンD3や K2(納豆)などのPAK遮断剤を常用しながら、できれば、隣のニュージーランドにある温泉に浸かって、米寿を全うしたい。
温泉のない豪州などでは、少なくとも“リューマチ”の治療用に、膝関節を温める(熱ショックを与える)ための、赤外線ヒーター・マッサージパッド(Knee Heat Massager)が市販されているようだ。これに、PAK遮断剤を併用すれば、“鬼に金棒”である。

2023年7月27日木曜日

"山"(登山や自然)を愛する者に悪人はいない!

20年(近く)振りに、上高地―涸沢小屋往復を、今回は、2泊(徳澤ロッジ、涸沢小屋)3日で、やってみた。 途中、徳澤―涸沢(上り、4-5時間コース)で、珍しくロシア語を話す、還暦祝いの登山家(奈良から来た)田中さんや、80歳をま近にする三宅(老)夫婦などと、一緒に、多岐にわたる雑談 (と"小休止" を連発)しながら、きつい涸沢を克服した。
"山"(登山や自然)を愛する者に、悪人はいない、というのが、"全員一致の結論" になった (勿論、山登りや自然保護をしなかったヒットラーやプーチンは、明らかに悪党の典型だ!)
沢 (涸沢カール) 自身の風景は変わらないが、小屋は、その後(2006年に)増築され、ずっと立派になっていた(右図)。
P.S., 徳澤ロッジは公営で、とても良い小屋・ホテル(一泊2食"風呂"付きで、1400円)。ここで、"岩魚"を初めて、ごちそうに!
涸沢(一泊2食付きで、1300円)では、(不幸にして)夕食に “サバ” が出たため、(サバ) "アレルギー"の我が輩はパス!

2023年7月21日金曜日

自然科学研究を推進させる2つの要因:
1.競い合う(男性的)、2.助け合う(女性的)

この2つの要因をうまく組み合させることによって、自然科学研究は、スムーズに促進される。 この結論は、半世紀にわたる我が輩自身の海外における抗癌剤開発研究(特に、PAK遮断剤研究)を通じて、産み出された!  特に、欧米先進国での研究では、第2の要因がしばしば、決定的になる場合がある。わが研究室で、歴史的に、女性の研究員が多く活躍したのは、その反映であろう。
一世紀以上前に、ピエール及びマリー=キュリー夫妻によるラジウムに関する輝かしい共同研究に始まる、"欧米先進国"での男女科学者間の共同研究の成功が、“男尊女卑”がなお根強い"後進"
社会(例えば、日本や回教諸国)では、未だに芽生えていないのは、極めて残念至極である。
言い換えれば、封建的な宗教は、科学の発展を妨げている
見方によれば、宗教は肥った豚であり、科学は痩せたソクラテスである。少なくとも、“旧統一教会”は(明らかに)“肥った豚”である。

2023年7月17日月曜日

JR中央線の座席に関する、"痩せた" 老登山家の体験
新宿-塩山間: 特急券(3600円)vs 普通券(2000円)
その差額(1600円)は、座席の"クッション"の良さ?
“肥った豚になるよりは、痩せたソクラテスになれ!”

昨日(日曜)、西沢渓谷ハイキングのため、新宿-塩山間を中央線(鈍運行)で往復した。 結局、行きはヨイヨイ、帰りは恐くなった! 行きの早朝は、まだ特急が運航していなかったので、鈍行で。 高尾から幸い"ボックスシート"で、ゆったりと、2時間かかったが、話し相手の若いハイカー (40才) との会話がはずんで、あっという間に塩山に到着!
ところが(数時間の山行後)帰りも、"鈍行" に乗ったら、ひどい目にあった。 通勤電車風の“横長”の座席(クッションが悪い)で、痩せた我が輩 (80才) のお尻が、痛くなって、相模湖で、とうとう、立上がってしまった。
さらに、高尾から、快速に乗り換えたが、日野あたりで、人身事故の未然点検のため、電車が20間ほど、停止した(しかも、ドアを開けっぱなしで、冷房が全く効かない!)。再び、お尻が痛くなって、新宿(終点)まで、立ったままだった。
我が輩の結論としては、“特急と鈍行の違い”(1600円)は、座席のクッションの質の違いによるらしい。勿論、特急では、20分だけ早く、目的地に着くが。。。
教訓:
次回、鈍行に"長時間"乗車する際は、クッションの効く“座布団”を持参すべし!
時も金なりであるが、尻も金なりである
(呟き):
JR列車の座席のクッションが改善されないのは、“肥満”の乗客が年々増加傾向にあるからかもしれない。もっとも、肥満は、墓場への “Highway”と言われているが。。。

もう半世紀以上も昔、我々の母校の総長(大河内さん)が、卒業式に、“肥った豚になるよりは、痩せたソクラテスになれ!”という、有名な言葉を卒業生たちに向かって、送ったという、"伝説" が残っている。その解釈に関して、諸論が出ているが、ようやく、彼の言いたいこと(真意)が、わかった!つまり、ふとった豚は、すぐ“と殺場”行きだが、痩せたソクラテスは、JR列車の座席のクッションの品質検査 etc に長らく役立つ(=長期雇用!)、という忠告(先見の明)だ。流石、大河内さんは("John Stuart Mill" を遥かに越える)経済学者だ!

2023年7月12日水曜日

(糸引き) 納豆の起源は、どうやら "ネパール" !!
納豆が、COVID などRNAウイルスの予防に効く!
その有効成分は、“ビタミンK2”(PAK遮断剤)!
COVID患者体内では、K2 量が極端に低い!


納豆の起源: 
納豆は “日本固有の食材”と、思っている人々が多いが、実際には、外来の食材文化であり、仏教や文字(漢字)などと共に、日本に渡来した。仏教の起源はインド、漢字の起源は中国だが、納豆の起源は、どうやらネパールらしい。ネパールの食材で、“キネマ”と呼ばれる発酵大豆は、いわゆる“糸引き納豆”で、カレー汁の中に入れて食すると美味だそうである。詳しくは、横山 智著:納豆の起源(NHK book)を参照。

COVID が流行し始めた2020年頃に、”食品と科学”という雑誌に、COVIDによる肺炎がPAK依存性であるから、その予防や治療に、“PAK遮断剤” (例えば、ビタミンD3, フコイダン、プロポリスなど) が有効であると、我々は力説した。さて、それから二年後(2022年)に、オーストリア(Graz 医科大学)の医学専門家チーム (Harald Mangge et al) が、極めて驚くべき臨床データを発表した。COVID感染者体内のビタミンK2 (納豆中のPAK遮断成分) 濃度が、健常者に比べて、極端に低い (5分の1 以下!) ことを発見した。 言い換えれば、これ等の患者は、ビタミン K2 (Menaquinone-7) 不足のために、COVID に感染・肺炎になった可能性が高い。K2は老化現象、特に骨がボロボロになる病気(骨粗しょう症)の予防に有効だが、炎症などの予防にも有効。
文献:
H Mangge, F Prueller, C Dawczynski et al (2022).
Dramatic Decrease of Vitamin K2 Subtype Menaquinone-7 in COVID-19 Patients.
Antioxidants (Basel); 11:1235.
Harald によれば、Grazは、(いわば "京都" のような)古都で、ウイーンに首都が移されるまで、長らく"オーストリア=ハンガリー帝国" の首都 だったそうである。ウイーンに比べて、政治的に、“革新的”で、目下女性が市長だそうだ! 来年の夏、Graz(ウイーンから汽車で 2時間半)を初めて訪れ、セミナーをする予定。

2023年7月9日日曜日

自然に 帰れ! 人類の祖先は、元々 "森" に住んでいた!
“渓谷散策”は、健康長寿をもたらす(動的な)“ヨガ”なり

“梅雨明け”に、“西沢渓谷”の沢道、林道を散策し、"命の洗濯" をしよう!  溪谷入口まで、JR(中央線) 塩山駅からバス(8:30 or 9:00 発)で 60分!  
(ハイカーの"雑踏"を避ける)作戦塩山からの始発バス(8:30)に乗り込むためには、新宿を快速 (中央線) で(遅くとも 6:30発、高尾で7:40 の準急に乗り換え)なければならない。
西沢渓谷の天気(予報) : 7月15日(土)は、まだ雨模様なので、(ハイキングは)翌、日曜に延期! 路面が未だ濡れている可能性あり! 登山靴を履けば、大丈夫!
さて、西沢溪谷を満喫したが、意外な伏兵に会つた。 圧巻 “五段の滝” の直前に、“迂回路”というのが設定され、“長い直登”を強いられたが、登り詰めると、何にも見るべきものがなく、そのまま、だらだらと下山した。一体何のための迂回路?

2023年7月7日金曜日

ゴミ回収の革命: 都内でも、“ゴミ収集箱”(プラスチック性)を各家庭に設置 (配布)すべし! “ブルーの網”は、
カラスや 野良猫(避け)には、全く役に立たない!

豪州の大都会(メルボルンやシドニー)では, 10数年前から、各家庭に、少なくとも "3色"(あか、き、みどり)に色分けした(燃えるゴミ、木々雑草などの資源ごみ、プラスチック・ガラス瓶など, 別々の)プラスチック製(ふた付き大型)"分別" バケツが、(市から)配布され, 週に一回, ゴミが回収されている。"文明国"ドイツでは、5種類もの、プラスチック製(大型)分別バケツが配布されている。日本の都会でも、これを見習うべきだ。現行の安物 “ブルーの網”は、カラスや 野良猫(避け)には、(誰の目にも) 全く役に立っていないからだ!
あの網しか“貸与”できない都庁の職員・知事 (現在は, 清掃局の格下げで、“区役所”が担当)の“頭脳”レベルは、カラス以下! カラスの頭脳を侮るな!公園にある水道の蛇口を口ばしでひねって、水を飲むことができる。もっとも、その後、"蛇口を閉め直す" 配慮は全くないが。

(文化人類学)類人猿から人類への進化の第一歩:
(爪先ではなく)“踵” から着地して歩く
人類も老齢化すると、(爪先立ち歩きの) 類人猿へ退化!

猿などの類人猿は、(常時)木の上で生活しているので、足のつま先を、手の指のごとく、使用している (踵は、ほとんど使用しない!)。 ところが、人類(の祖先)が、木から降りて、地上で生活し始めた時、(歩行距離を稼ぐため)“大股で歩行”するために、まず“踵”から着地する事によって、歩幅を大きくする術を学んだ。
それが、さらに進化を積み重ね、(世界一流の)“競歩”選手の歩行スタイルへ飛躍的に進化!
ところが、人類の “老人”の歩き方を、観察していると、前こごみで、爪先立って、遅々として進み、つまり、まるで"チンパンジー"のごとく、“類人猿に退化”したかのような、歩き方を多く見かける。
結局、老化(現象)は、退化への一歩であるといえよう。
“四つ足”動物の進化: 興味深いことには、四足で疾走する動物、例えば、“競走馬”の場合は、(我が輩の理解が正しければ)踵ではなく、“爪先”で、地面を蹴るため、四足の爪(蹄=ひづめ)が、石のごとく強靭化している。。。
逆に、人類の "前足(手)" は、歩くためではなく、"道具を操る" ために、高度に進化(発達)した!
かような“人類の進化”に関する研究の方が、"ネアンデルタール人と人類の交配"(証明)よりも、ずっと“ノーベル賞”に値する!

2023年7月4日火曜日

(高価・高貴な)Royal Jelly (RJ) の延命効果:
脂質成分10-Hydroxy-2-decenoic acid (10-H2DA)に
意外にも、“美白作用” あり(=PAK 遮断剤!)

"Royal Jelly"は、主に女王蜂用の餌で、下々の働きバチの餌ではない。女王蜂の寿命は約3年、働き蜂(主に雄?)の寿命は、せいぜい数カ月だから、(高価・高貴な)Royal Jellyに延命効果があるに違いない、という説が昔から、巷にあった。老人病研の本田夫妻の研究(10年ほど昔:2011-2014)によると、少なくとも、線虫を実験台にすると、2割ほどの“延命”効果、6割ほどの“耐熱”効果があることが判明している。更に、その有効成分の一部は、脂質成分10-Hydroxy-2-decenoic acid (10-H2DA)(俗に、女王蜂酸)といわれている。構造的には、"レチノイン酸" (RA) から芳香環が外れたような形(右図を参照)。しかしながら、その分子メカニズムについては、未だに、研究が遅々として進んでいないように見えた。。。。
ところが、2017年になって、国立台湾大学の研究グループ (1) によって、意外にも、“美白作用”(IC50= 1 milli M) が発見されていた(従って、10-H2DA は、微弱だが、PAK 遮断剤である)!
実は、RA(ビタミンA)にも、微弱だが、美白作用があることが知られていた。しかしながら、RAには、皮膚に炎症を起こす“副作用”がある。
そこで、星薬科大学のグループによって、2014年頃、その改良型(一種の誘導体:para-alkyl-aminophenol, IC50=0.25 micro M)が開発された (2)。我々自身が、PAK遮断剤に、美白作用があることを "遺伝学的に" 突き止める直前だった。
従って、para-alkylaminophenol (PAAP)は、強力な “RJ”代用品(合成品)となる可能性がある! PAAPの延命効果を、線虫などで、確かめてみる価値がある。。。
REF:
1. CC Peng, HT Sun, IP Lin, et al (2017).
The functional property of royal jelly 10-hydroxy-2-decenoic acid as a melanogenesis inhibitor.
BMC Complement Altern Med. 17:392.
2.N Takahashi, M Imai, Y Komori (2014)。
Inhibitory effects of p-alkylaminophenol on melanogenesis。
Bioorg Med Chem。22: 4677-83.

2023年7月1日土曜日

PAK の下流、MEKを阻害すると、
ショウジョウバエの寿命が2倍に延長!
NF2 患者の寿命を2倍に延ばす可能性あり!

It is most likely that RAS-induced "premature" death requires RAF-MEK-ERK signalling pathway (just downstream of PAK1). According to 2015 article by a German team at Max-Planck Institute for Biol. of Ageing, Cologne, blocking RAS-ERK signalling by MEK inhibitor developed by GSK (Trametinib or Mekinist) extends the lifespan of Drosophila by 100%!
Trametinib, an FDA-approved drug (in 2014) for therapy of melanoma, is a highly specific inhibitor against MEK, preventing the activation of ERK by RAS (Yamaguchi et al., 2011) with IC50 around 10 micro M.
REF:
C Slack, N Alic, A Foley, et al (2015).
The Ras-Erk-ETS-Signaling Pathway Is a Drug Target for Longevity.
Cell. 162(1):72-83.

多細胞生物(線虫、ショウジョウバエ、マウスなど)では、RAS-PI3K-PAK-RAF-MEK経路を遮断しても、寿命の延びは、せいぜい2倍だが、単細胞の“酵母”では、RASを遮断すると、寿命が6倍も伸びる!従って、往年の喜劇俳優(フランキー堺)なら、”私は、(貝ではなく)酵母になりたい“というかもしれない。