2024年11月13日水曜日

養老孟司 (名誉) 教授 (東大医学部解剖学卒、
1937年11月11日生れ) : 「肺癌」で東大病院に入院!
病因は、(明らかに) 「喫煙」! 「他山の石」 とせよ!

2003年に出版された『バカの壁』は450万部を記録し、戦後の日本における歴代ベストセラー5位! (我が輩は "豪州永住" なので、先生の著作を読んでことはない)
残念ながら、先生は、「喫煙」が肺癌や心筋梗塞などの病因になることを理解していない!
東大薬学の「解剖学」実習で、我が輩の班は、「喫煙で死亡」した患者 (男、50歳代) の死体解剖をやった。その肋骨を開くと、肺が「タールで真っ黒」だった! 隣の班の死体は女性(年令不明)だったが、その肺は「美しいピンク色」だった!
幸い、我が班に属していた同級生からは、喫煙者は一人も出なかった!
養老先生には、恐らく、喫煙者の死体解剖をした体験がないのだろう (あれば、喫煙を辞めたはず!)。 "東大 (灯台)、 下暗らし" の典型的な一例! (幸か不幸か) 人間は、"体験の動物"!

要注意: 喫煙は、肺癌などを 起こす「タール」ばかりではなく、ニコチン中毒により、"発癌" キナーゼである PAK1 や TOR を活性化する(1)。 従って、いわゆる「Vapor 」式の "電子" タバコでも、ニコチン(NT) により、発癌が誘導される。しかも、「Vapor 」式のタバコ中の "NT" 含量は、従来のタバコよりずっと高い、と言われている。
文献:1. K Yuge, E Kikuchi, M Hagiwara et al (2015).
Nicotine Induces Tumor Growth and Chemoresistance through Activation of the PI3K/Akt/mTOR Pathway in Bladder Cancer。 Mol Cancer Ther. 14: 2112-20.

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