実は, ペニシリンの発見者はフレミング博士 (英国) :
1928年に、シャーレに混入した青カビの周囲には、バクテリアが繁殖しないことを発見して以来、カビ由来の抗生物質が「ペニシリン」という化合物であることを同定! 矢張り、「鋭い観察力」が、大発見の始まり。しかしながら、フレミングは、その抗生物質を医薬として開発/市販することには、興味がなかった。。
ペニシリンの再発見/市販に、全力を尽したのは、"豪州" アデレード (メルボルンに隣接) 出身のフローリー博士 (1998-1968) で、1938年 (第二次世界大戦勃発) 以来、英国のオックスフォード大学や米国で、カビのタンク大量培養法を開発し、大戦中、多数の戦傷者の"感染"治療に供した。
戦後 (1945年) に、その功績を讃えられて、相棒のエルンスト=チェイン (化学者) と発見者フレミング (病理学者) と共に、ノーベル医学賞を分かち合った。
なお、フローリーは巨万の富を残さなかった。1940年代、ペニシリンに関する "特許" を取得することは、「医療倫理」に反するからだった (?!)。
注:実際には、発明者の受取る特許料など「端た金」に過ぎない。特許を買い取り、新薬の販売に成功して、儲ける "製薬会社" の利益に比べれば、ゴミに過ぎない! ダイナマイトを開発し (戦場で大儲けした)「ノーベル」のような億万長者にはなれない!
兎に角、(お互いの命を縮め合う) 「戦争」に加担するのは、絶対に辞めよう!
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