ゲノム説: 長寿の秘密はゲノムのサイズに在り! (人類ゲノムの2倍!) かつ 「ジャンピング遺伝子」(トランスポーゾンor 修復DNA) がゲノムの7割!
成長が緩慢 (人類の数分の 1) で、百歳にならないと、「生殖能」が備わらない (成熟が極めて遅い)! つまり、"大器晩成"! 泳ぐ速さも時速 1 km 程度で、「世界一鈍い魚」と言われている (人類は、最大時速 6 km で泳げる) !
注:大小様々な鮫が世界各地に生息している。進化上、北極の長生き鮫だけが、別格のゲノム構造を持っている事は有り得ない! 従って、(長寿に関する) "ゲノム説" は極めて疑わしい!
"機械的" にゲノム解析をしただけでは、寿命の長短の要因は到底捉めない!
環境説 (我が輩自身の見解): この鮫は、第一に低温で生活している。第二に深海の暗い(紫外線の届かぬ) 場所に生息している事実が、長生きの主因である。その理由は、高温と紫外線は、生物を確実に短命にするからである!
更に、海の生物は一般に、陸の生物より長生き ("重力" は寿命を縮める!)。 事実、 宇宙旅行をしてきた線虫は、地上の線虫より長生き (老人病研究所の本多夫妻による実験結果)!
逆に言えば、例えば、 線虫 (20度で寿命14日) を、低温 (10度) 、暗室で飼育すれば、4倍 (56日) ほど、長生きするはず!
Nature よりもNurture という言葉がある。 一卵性双生児でも、育て方 (教え方) によって、全く別の人格になる。 詰まり、遺伝子パターンは同じでも、各々の遺伝子が何れだけ発現されるかどうかは、環境 (外界の刺激) の違いに 大きく左右 される!
(飛べない) ペンギンは (泳いで) "南極" に移動したから、絶滅を免れた。(猫が移住してきた) ニュージーランドに居残っていたら、既に絶滅していたはず!
結論: 家で飼う兎の寿命は約10年。ところが、豪州ブリスベン動物園で飼っていた象ガメ (メス、ガラパゴス出身のハリエッタ) は何と175歳まで生きた! 急がず ゆっくり生きる (大器晩成が、長生きの秘訣!)。もう一つの秘訣は、この象ガメの好物が、ハイビスカスの赤い花 (アントシアンという "PAK遮断剤") だった! 勿論、我が輩は、長寿をめざして、"ハイビスカス茶" も愛飲している!
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