2017年1月21日土曜日

「クルクウイン」 加工: PAK遮断剤「クルクミン」の腸管吸収を46倍に増強できる!

我々自身の研究によれば、ウコンエキス中のPAK遮断剤 「クルクミン」自身のAnti-PAK指数 (抗癌作用の指標) は10、 Bio 30 (12) と沖縄プロポリス(8) の中間に位置する。

さて、最近、ある知人から、ある健康食品会社の興味深い 「広告」 情報 (右端にコピーを添付) を入手した。 それによると、CurcuWinは、Curcumin より46倍も (腸管から) 吸収され易いそうである。 もし、それが本当ならば (科学的に証明されているならば)、 研究論文がどこかに発表されているはず。 そこで、文献調査をしたところ、2014年にNutrition Journal  (栄養学雑誌、医学や薬理学の雑誌ではない!) に発表されたものが、CurcuWinに相当する論文 (下記の文献) らしい
ただし、この会社 (Increnovo) のCurcuWin に関する特許は, なぜか未承認のままである。。。

問題は、この製品 (CurcuWin=ウコンエキスの加工) 中のクルクミンの含量である。この製品には、その含量が表示されていない。従って、例えば、250 mg の錠剤の一体何% がクルクミン(CurcuWin) なのかが不明。 従って、この製品自体のAnti-PAK指数を、プロポリス (Bio30) と直接比較することができない。 つまり、一体何錠、毎日経口すれば (Bio30と同程度に) 有効なののかを、残念ながら科学的に算出することができない (言わば 「宝のもち腐れ」に終わる!)。

参考までに、ウコンエキスのクルクミン含量を調べると、含量の高い「野口医学研究所」のウコンエキスは、クルクミンの含量が1250 mg (3 粒) 中、310 mg, つまり約25%がクルクミンという計算になる。 http://ukonmania.com/ganyu
 つまり、上記の野口ウコン製品のanti-PAK指数は2.5 (Bio30の1/5) と算出される。癌患者などにお勧めのBio30の有効daily dose は、体重10 kg 当たり最低1 ml (250 mg) だから、上記のウコンエキスの有効daily doseは、1250 mg/10 kg, つまり3粒 /体重10kg 、 体重50kgなら、毎日15粒という計算になる。 もちろん、腸管からの吸収率が同じと仮定しての計算である。

月刊雑誌「食品と科学」(2017年1月号) の総説「プロポリスの科学」でも、我々が詳しく述べたが、健康食品を病気の予防や治癒に効果的に利用するためには、「PAK遮断成分の含量」および 「Anti-PAK指数」の表示が必要である。 それなしでは、製品を毎日、どれだけ摂取してよいかがさっぱりわからない! 

参考文献:  

R. Jager et al.  Comparative Absorption of Curcumin Formulations. Nutrition J. 2014, 13, 11. 

1 件のコメント:

  1. 国産のクルクミンで、吸収率350倍を謳う製品があります。http://okimachiya.ocnk.net/product/1

    CurcuWinにはデータに不審な点があるとの指摘があります。
    http://parkinsonsand5htp.blogspot.jp/2015/08/curcuwin-caution-and-example-of-patient.html

    Recent Amazon 1-star review of the Curcuwin product FYI:
    "Very deceptive! They are measuring inactivated curcumin and comparing to Longvida's active curcumin in blood!" By Amazon Customer on April 14, 2015.

    "Their research mentioned in Product Description distorts the facts. They measured inactive curcumin in the bloodstream and then compared it to active, free curcumin measured in Longvida's testing. The fact is that almost all of the curcumin measured in the bloodstream with Curcuwin is inactivated by enzymes and is not effective at all. Only Longvida has published graphs of actual active Curcumin in the blood vs time. Most brands, including Curcuwin have deliver measurable active curcumin to the blood."

    I was surprised to find absolutely no mention of any of the curcumin products licensed to use the bioavailable 'Longvida' version (65x more bioavailable than regular curcumin) anywhere in the ConsumerLab reviews. Either they're behind the times, or they operate on kick-backs(?). There are a few companies currently licensed to use the technology in their superior versions of this amazing supplement.

    For summary of Longvida: http://longvida.com/ (click links on right side of main page for in depth details)

    返信削除