2019年11月18日月曜日

PGG (Penta-Galloyl Glucose) はPAK 遮断剤!
月見草の茶で「ウイルス」感染の予防/治療が可能!

月見草、漆の木やウコン由来の「Galloyl」(没食子酸)と呼ばれる (ベンゼン環に3つの水酸基が付く) ポリフェノール カルボン酸5個と糖のエステル (PGG) に、PAKを直接遮断する作用があることが、つい最近、韓国の研究グループによって明らかにされた (1)。 数年前に、やはり韓国の研究グループによって、PGG がせんちゅうの熱耐性を4倍ほど高めるばかりではなく、健康寿命を延ばすことが発見されている。従って、プロポリス同様、抗癌剤、「健康長寿」薬、「少子化」剤などとして有効であることが示唆される。しかし、分子量が900 以上であるため、血管脳関門を通過し難くく、残念ながら、NF などの「脳腫瘍」の治療には向いていない!  

 愛知にある「オリザ油化」では、10年以上前から、PGG を含む 月見草エキスを 美白剤 として発売している。メラニン色素の合成に必要なチロシナーゼの発現を、PAK 阻害で抑える作用があるからである。古来には、月見草の葉っぱをハーブ茶として利用していたようである。新型コロナウイルスの感染には、PAK が必須であるから、月見草の茶で、このウイルス感染を予防、治療できる可能性がある。

https://www.oryza.co.jp/product/detail/evening_primrose_extract_igai

参考文献:  
1. Kim JA, Lee JE, Kim JH, Lee HJ, Kang NJ.
Penta-1,2,3,4,6-O-Galloyl-β-D-Glucose (PGG) Inhibits UVB-Induced Photoaging by Targeting PAK1 and JNK1. Antioxidants (Basel). 2019 Nov 15; 8(11). pii: E561.


0 件のコメント:

コメントを投稿