2025年7月11日金曜日

納豆は、ビタミンD3 と併用すると、ダブルパンチで、PAK1 を遮断 (健康長寿を促進) する!

6月10日は「時の記念日) (1920年に、東京天文台が制定)、 7月10日は「納豆の日」 ?
しかし、その日だけ、納豆を食べても実効果は殆んどない! 週に3度くらいは食べてほしい!
しかも、ビタミンD3 と併用してもらいたい。

「科学的」な理由を簡単に述べよう。 D3 (PAK1 遮断剤) は骨格へのカルシウムの吸収を促進する作用があるが、肝臓などで、CYP24 と呼ばれる酵素によって、水酸化され失活しやすい。その失活を抑えるのが、大豆中に存在する「ゲニスタイン」というフラボノイド (PAK1 遮断剤) である。
更に、納豆菌が製造するビタミン K2 (PAK1 遮断剤) が、D3 の骨の強化作用を促進する。 従って、D3 と納豆を併用すると、「骨元気」になる。特に、お年寄りには、その併用をお勧めしたい。
実は、我が輩の大学時代のクラスメート (女性) の一人が、 もう20年ほど昔 (研究所を定年退官直前に)、納豆中の K2 のPAK1 遮断 (抗癌) 作用を偶然に発見した。。。。

なお、K2 (100 nM) のみで、線虫の寿命を "5割" も延長しうる ( 20 度)。
文献:
Zhi Qu, Lu Zhang, Wei Huang et al (2022).
Vitamin K2 Enhances Fat Degradation to Improve the Survival of C. elegans.
Front Nutr. 9: 858481.

我が輩は思うのだが、納豆業者は、7月10日を「納豆の日」と無理矢理に呼ぶよりも、もう少し科学的な説明をして、「頻度高い」納豆の摂取を消費者に勧めるべきだ。 勉強不足なり!

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