2025年7月15日火曜日

仮説: 腸内細菌株 "YB328" による「抗癌免疫活性化」は、その菌が産生する "PAK1/PAK4 遮断剤" による
可能性が高い!
"野生" の腸内細菌を「商品化」する 特許は珍しい!

乳酸菌は酪酸 (PAK1 遮断剤) などを産生して、我々の寿命を延ばす働きを持つ。 "カルピス" は、その典型的な例である。
納豆菌も、ビタミン K2 (PAK1 遮断剤) を産生して、我々の寿命を延ばす。
NOTE:
一般に、発癌キナーゼ (PAK1 や PAK4 ) を抑えると、免疫能が高まり、癌の増殖が抑えられ、患者の寿命が延びる

国立癌センターの西川博嘉 (腫瘍免疫研究) と "理研" チームによる "YB328" に関する研究が、最近、Nature 誌に発表された、と国内の各紙が, 今朝の朝刊に掲載!
Reference:
NY Lin, S Fukuoka, S Koyama et al (2025)。
Microbiota-driven antitumour immunity mediated by dendritic cell migration. Nature (2025 July 14).
善玉菌 "YB328" の商品化を, 将来目指している (2023年に「欧州特許」を獲得!) とか。。。
(この善玉菌を、約 "2割" の人しか腸内に保有していないそうである)

犬猫の売買は、実物を観察できるが、"細菌" の観察は肉眼では不可能! いかにして、その商品 (菌) の実物証明をするのか??? 「詐欺の横行」を防ぐ対策は??

我々、薬学者 (分子生物学者) としては、産生される「有効物質」(新しいPAK 遮断剤?) の同定をした上、その物質を抗癌剤 (or 健康長寿の薬) として商品化したいところである。。。

New Research Project: 手っ取り早い話だが、この腸内細菌の"培養濾液"に「美白作用」が有れば、「PAK1遮断剤」を産生していることが証明出来る! そして、先ず "美白クリーム" として商品化出来る。

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