目下、イーロン= マスクの伝記 (英文600 ページ以上) を読破しつつある。最初の発明は、1995年頃の「ZiP-2 」という、 電話帳をインターネット化したプログラムである。
電動カー (テスラ) の開発には賛同できるが、正直な話、電話嫌いの我が輩は、「ZiP-2 」には余り感銘しなかった。。。E-mail の開発は, 実に素晴らしい!実は、我が輩が "E-mail" に執着し始めたのは、(Computer が研究室に導入された) 21世紀になってからだ! それまでは、"FAX" System を専ら研究室で使用していた!FAX を頻繁に送信するので、「FAX-Man」 と秘書に呼ばれるようになった!
21世紀に入って間もなく、我々は、「ZIP-CM」 と呼ばれるべき発明を「沖縄」滞在中に完成した: 2007年の夏休みに米国東海岸、ワシントンの隣町 (Baltimore) で、線虫の実験を始めた:
PAK欠損株が、野生株に比べて、極端に産卵数が少ない (少子化する!) 事を先ず発見した。
プロポリス等のPAK遮断剤処理でも、全く同じ様な現象が見付かった。 従来の研究から、少子化すると、長生きするという、原則がほぼ確立していた。言い換えれば、PAK を遮断すると、健康長寿になる! という発見に通ずる。更に、PAK欠損株が、野生株に比べて、極めて熱耐性であることをも、発見した。 熱耐性は、明らかに、健康長寿に結びつく。それから、数年後に、線虫研究の大家 (梁瀬女史) の手によって、PAK欠損株が野生株より6割も長生きすることを、実証してもらった! 2021年には、米国で、マウスでも全く同様であることが証明された! 従って、人類でも同様であることが、容易に推量できる。。。
さて、動物の寿命を縮めている酵素 (キナーゼ) がもう一つ知られている。「TOR」である。TOR阻害剤であるラパマイシンも、線虫やマウスの寿命を延長する。しかしながら、同時に我々の「免疫機能」を抑える副作用がある (従って、臓器移植のためにした使用されない!)。反対に、PAK遮断剤は免疫機能を高める。 従って、PAK遮断剤のほうが明らかに、TOR阻害剤に勝る!
さて、この2つを最も「敏速に」見分ける方法を模索している内に、我々は2015年に沖縄滞在中に、大発見をした! PAK遮断剤には、美白作用 (細胞培養系で、「血清依存性」のミラニン色素合成を抑える) があるのに対して、TOR阻害剤には、逆作用があることが、 既に知られていた!
こうして、"美白作用で、PAK遮断剤を敏速に発掘しうる" ことが確立した!
つまり、線虫の少子化/熱耐性 (C) と美白作用 (M) の組合わせで、(副作用のない) "健康長寿薬/
食材" (= PAK遮断剤) が敏速に発掘できる!
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