2020年3月18日水曜日

「シクロケム」からプロポリスの "CD包接体" を市販中!

プロポリスは一般に水に不溶なので、腸管からの吸収が悪い。そこで、神戸にある「シクロケム」という会社が、その吸収を高めるために、CD (シクロデキストリン=ガンマ) で包接する技術を利用し、先ずブラジル産グリーンプロポリス (BR) をCDで包接した製品を市販し始めた。

更に、つい最近、NZ (ニュージーランド) 産のプロポリスを同様にCD で包接した製品も市販し始めたと聞いている。

さて、BR産のプロポリスの有効主成分はArtepillin C (ARC) であり、 NZ産のプロポリスの有効主成分は、コーヒー酸 (CA) とそのエステルであるCAPE などである。いずれも「PAK遮断剤」である。(それぞれの製品の成分含有量によるが)  我々自身の扱った特定の製品に関する研究結果によれば、NZ 産のプロポリスの方がBR産のプロポリスよりも数倍、抗癌性が高い。 

しかしながら、新型肺炎ウイルスの世界的な蔓延に伴い、ウイルス感染予防あるいは治療にも、NZ産プロポリスの需要が急に高まったため「マヌカヘルス」のBio 30 (alcohol-free liquid) 在庫が目下、切れてしまったと聞いている。 従って、シクロケムにどれだけの在庫が現在あるいか不明だが、問い合わせてみる価値はあると思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿