2020年7月8日水曜日

自衛隊のあるべき姿

現「マッカーサー憲法」の第9条の「戦争放棄 云々 (うんぬん) 」に従えば、現存の自衛隊は戦争に関与する「軍隊」ではない!  事実、日本は1945年8月15日に敗戦して以来、外国の軍隊によって、国土を「侵略」された事例は全くない。例外は、(マッカーサー元帥を最高司令官とする) 米国を中心にした国連軍によって、1953年まで、8年間に渡って、「占領」をされていたに過ぎない。以後 (現在まで)、日米安全保障条約 (略称: 安保) に基づき、 沖縄を中心に米軍の海兵隊基地が 駐屯し続けている。

さて、国際的な「常識」および「個人の基本的人権」の原理に従えば、他国あるいは他人から、不法な攻撃を受けた場合、自国あるいは自分の安全や生命を守るために、「自己防衛」をする権利が保証されている。 従って、この自己防衛の権利は、「永世中立国」であるスイスやオーストリアなどでさえ、認められ、独自の国防軍を保持している。もっとも、それを実際に発動した例は、幸い未だないようだが。。。

従って、自衛隊を、日本を自衛する (他国による侵略から守る) べき軍隊に改造するためには、現行の「マッカーサー憲法」の第9条の一部を削除、あるいは改正する必要がある。どう改正するかは、最終的には、国民投票の結果によるが、私の個人的な見解は、下記の通りである。 先ず、日本が「永世中立国」宣言をし、「アジア諸国の模範」となることである。 そうすれば、近隣諸国から侵略される心配は殆んどなくなるので、「安保」(日米軍事同盟) は破棄し、沖縄などの米軍基地は閉鎖すべき。更に、日本を襲う「大敵」の大部分は、(実は) 外国の軍隊ではなく、台風、地震などによる自然災害 (天災) である。 目下、九州を襲っている梅雨 (?) による洪水で、50名以上が既に死亡した。 数年前には、東北地方で起きた大地震 (津波) により、数万人が死亡、または行方不明になった。 このような自然災害から (事前に) 国民を守るというのが、自衛隊に課せられた最も重要な使命である、と私は思う。

更に、今回の世界的な"COVID-19" 感染により、日本でも既に、一千名近い死亡者が出ている。 日本の感染防衛は、欧米や南米諸国の貧弱な防衛体制に比べれば、ずっとましだが、近隣の台湾や韓国やオセアニア (豪州やNZ) に比べると、(「鉄人大臣」が不在のためか) はっきり見劣りがする。伝統的には、(世界的な) 感染防御は「WHO」 に依存してきたが、最近のWHO は「震源地」である中国政府の「傀儡」同然になっているので、全く信頼できない!  従って、日本独自の防衛体制を自衛隊に装備すべきである。 従来の「教科書的」な常識では、ウイルス感染は、それに特異的な「ワクチン」を開発/準備して、予防するというアプローチが一般にとられているが、今回のように「新しいウイルス」感染の場合は、ワクチンが市販させるまでに、最低 "1年半" もかかるので、それまでは、全く無防備な状態が続く。。。従って、たとえ (どんな) 新しいウイルスでも、感染が発覚したら直ぐ、予防/治療出来る体制を整えておかなければならない。

そんな方法は一体あるのだろうか?  驚くなかれ、最近のウイルス医学の飛躍的な進歩によって、それは実際に可能である!  例えば、(ポリオ、エイズ、流感、COVID-19 など) RNA ウイルスの場合には、RNA依存性RNA ポリメラーゼ (RdRP) の阻害剤を使用すれば、予防と治療が可能である。 更に、(前述の) 一連のPAK 遮断剤 (例えば、プロポリス、イベルメクチン、メラトニン、ビタミン D3  などの市販品) によって、感染自体及び一連の炎症 (肺炎 など) の抑制、 および免疫機能の強化をすることができる。 従って、有事に、これらの薬剤を速やかに供給できる体制を、自衛隊は常に装備している必要がある。

これが、「自衛隊のあるべき姿」である。 核兵器、ミサイル、超速戦闘機 などの近代 (大型) 殺人兵器の購入に国費を浪費するよりも、感染を含めたいわゆる「見えない」外敵 (天災、ウイルス感染) に対する有効な 「対自然」(および 対 IT「サイバー」攻撃) 兵器のために予算を重点的にとるべきだろう。要するに、近い将来の自衛隊は、従来の (男性的な)「肉弾戦」 から 「高度な知能戦」に頭を切り換える必要がある! 例えば、「孫子の兵法」を応用し、外敵による侵略が予測される直前には、(ワクチンが効かない新型) 「ウイルス蔓延!」という (目に見えない) デマを大々的に海外 (特に "仮想敵国") に流すと、敵は怖じけづいて、もうやって来ない!  もっとも、観光客もしばらくやって来なくなるが。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿