イワヒバは、日本 (特に栃木県内など) では、盆栽として、広く親しまれているが、実
は、イワヒバの Yellow 成分 (Selaginellin) に「美白作用」があることが、最近、中国
の研究グループによって発見された。 メラニン合成は「PAK依存性」であること
から、その分子メカニズムについて、詳しく調べてみたところ、JAK-PAK-MEK 発癌シグナル経路を遮断することが判明した。 その結果とし
て、メラニン合成に必須な「チロシナーゼ遺伝子」の発現が抑制されている、こ
とも判明した。 従って、この盆栽成分は、美白作用のみならず、 PAK依存性の多
くの難病の治療に役立つばかりではく、最終的には、「健康長寿」にも役立つこ
とが期待される。。。
REFs:
1. Ying Zhou, Hong-Liang Zeng, Xin-Yue Wen et al (2022).
Selaginellin Inhibits Melanogenesis via the MAPK Signaling Pathway.
J Nat Prod. 85(4): 838-845.
2. Chu P, Wang S, Zhu X, et al (2020).
Selaginellin B induces apoptosis and autophagy in pancreatic cancer cells via the JAK2/STAT3 signaling pathway.
Am J Transl Res.;12: 7127-7143.
さて、その薬用成分の含量はかなり低いが、イワヒバを「香水の基」、つまり「メ
チルジャスミン」(MeJA) で処理すると、このPAK遮断剤の含量が数倍に上がるという、報
告が最近、ブラジルの研究グループによって発表された! つまり、イワヒバの
直ぐ隣に、ジャスミンの花を沢山植えると、イワヒバの薬用成分が飛躍的に急増
する、というわけだ。
Fernanda Priscila Santos Reginaldo, Paula Carolina Pires Bueno, Estela Mariana Guimarães Lourenço et al (2022).
Methyl jasmonate induces selaginellin accumulation in Selaginella convolute. Metabolomics ;19: 2.
一体、メチルジャスミン (植物ホルモン) が、如何なるメカニズムで、この薬用成分の生合成を高め
るかは、未だ「謎のまま」である。。。 蛇足ながら、「MeJA」自身も、PAK/TOR 遮断剤である。 香水ジャスミンの「血圧降下」作用は、そこにある。。。
従って、(イスラエルの) ネタニヤフ首相官邸に、「ジャスミン爆弾」を落せば、
テストステロンも急降下! 目下難航中の「ガザ地区の一時停戦」が達成されるか
も知れない。
驚くなかれ、 逆に「ガザ地区」に (イスラエル軍が) 「原爆」を落とすという噂も
ある。。。
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