2020年10月31日土曜日

「ダーウインがやってきた!」: ハイビスカス (花) 茶
は 「健康長寿の薬」かつ PAK 遮断剤!


沖縄の花「ハイビスカス」! 沖縄では、南国なので一年中ハイビスカスを楽しめる。
豪州の北部 (つまり、亜熱帯気候) にある "クイーンズランド" 動物園で飼っていた 長寿の「ゾウガメ」 (ハリエット) は、元々ガラパゴス島 (galapago とは、スペイン語で 「亀」を意味する) から、チャールズ=ダーウインによって、贈られたものであり、(動物園を訪れる) 子供たちの間で人気者だったが、2006年に 176 歳 (1830年生まれ、亀としては、世界最長寿!) で、安らかに永眠した。さて、彼女の大好物は、何とハイビスカスの花! そこで、ハイビスカス の 茶 (HSE) にあるかもしれない「長寿促進作用」を、せんちゅうでテストしてみる物好きなドイツの学者が最近現われた。
テストの結果、HSE によって、せんちゅうの寿命が 26% 延びたばかりではなく、認知症の原因であるベーターアミロイドの神経毒をも軽減した! PAK は寿命を縮め、認知症の元になっている。数年前に台湾のグループによって、ハイビスカス中のアントシア二ンに、「チロシナーゼ」遺伝子の発現を抑える "美白作用" が発見された。 更に、HSE に含れる "Betulin" と呼ばれる ステロイド が (PAK によって抑制される) 抗癌蛋白 p21 の発現を高めることから、ハイビスカスはPAKを遮断しているのは確実: 実際、ハイビスカスには、その他 抗癌作用、抗炎症作用、糖尿病や高血圧などを癒す作用もある。これらの薬理作用は全て、PAK遮断剤の典型的な特徴である。
原理的には、HSE を 「沖縄特産」の安価な 「COVID-19 予防/治療薬」 としても市販できる! 実際、種々の HSE が 健康食品として、 amazon.co.jp などで通販されている。。。"ゾウガメ" のように長生きを楽しもう!
(酸味のある真っ赤な) ハイビスカス茶: アメ横の "大津屋" などで市販
謎解き:
ハイビスカス茶 が真っ赤なのは、アントシアンが (クエン酸の) 酸味によって、"リトマス試験紙" のごとく赤色になるため。これに "牛乳を加えて中和" する と、無色 (白色) のお茶に変身する。。。ただし、色が消ても効能は同じ!
参考文献: Karoline Koch, Nora Weldle, Sabrina Baier , Christian Büchter, Wim Wätjen. Hibiscus sabdariffa L. extract prolongs lifespan and protects against amyloid-β toxicity in Caenorhabditis elegans: involvement of the FoxO and Nrf2 orthologues DAF-16 and SKN-1. Eur J Nutr. 2020 Feb;59(1):137-150.

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