ヒマワリは「ウクライナの国花」であるが、 実は、ヒマワリの種由来のポリフェ
ノール配糖体の一種、Secoisolariciresinol 配糖体は、ウクライナ人 (コサック
) の健康長寿を支えるPAK遮断剤の一種であることが、最近、中国の四川省の研究
グループによって、明らかにされた。 線虫の寿命を25% 程延長するそうである。
そこで、 (ロシアによる侵略と勇ましく戦う) ウクライナの人々を支援する一環
として、ヒマワリ産物 (特に種) を健康食品として、積極的に購入するというア
イディアは如何だろうか? 勿論、種を自宅の庭に植えて、ヒマワリの開花を楽
しむ、というやりかたもあるが (実は、我が輩は何度も「種蒔き」を試みたが、
近所の「飢えた」野鳥が直ぐ食べてしまうので、ヒマワリの植樹には成功したことがない)
。。。
そういえば、我々の世代が大学院生であった頃、イタリア映画 で「ひまわり」と
いうのが上映されていた。 名女優ソフィア=ローレンが主演の映画だが、我が輩は
実験で忙しく映画を見る暇はなかったが、あらすじによると、第二次世界大戦中
に、イタリアの兵士がソ連に出征する前に、妻から「一握りのひまわりの種」を
もらった。たとえ、戦場で 戦死しても、種が美しいひまわりの花を咲かせるだろ
うと。。。 夫はとうとう戻ってこなかった! 実は、戦死したのではなく、シベ
リアで、命を助けてくれたロシア生まれの娘と結ばれて、別の花を咲かせていた
(悲劇か喜劇か)。 正直な話、日本でこの映画が "大ヒット" した理由が、我が輩には未だにわからない。。。
2年後に、博士号をもらってから暫くして、我が「初恋のヒト」と一緒に、有楽町
で「ラ=マンチャの男」(ドンキホーテの話) (ソフィア=ローレンとピーター=オトゥー
ルの共演) を楽しんだ思い出が、ふと甦った。。。ピーター=オトゥールは、既に10年ほど昔、他界したが、独特のユーモアを備えた
英国の名優だった。「アラビアのローレンス」や「Good Bye, Mr. Chips」など、
名画に活躍した。 彼は「ラ=マンチャの男」出演から3年後に、腹部の悪性腫瘍で、
余命いくばくもないと宣告されたが、奇跡的に助かり、以後も数々の映画に活躍
した。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿