2022年5月5日木曜日

ヒマワリ由来の "Secoisolariciresinol" 配糖体:
「健康長寿」をもたらす "PAK" 遮断剤
ヒマワリは ウクライナの "国花"!

ヒマワリは「ウクライナの国花」であるが、 実は、ヒマワリの種由来のポリフェ ノール配糖体の一種、Secoisolariciresinol 配糖体は、ウクライナ人 (コサック ) の健康長寿を支えるPAK遮断剤の一種であることが、最近、中国の四川省の研究 グループによって、明らかにされた。 線虫の寿命を25% 程延長するそうである。
そこで、 (ロシアによる侵略と勇ましく戦う) ウクライナの人々を支援する一環 として、ヒマワリ産物 (特に種) を健康食品として、積極的に購入するというア イディアは如何だろうか? 勿論、種を自宅の庭に植えて、ヒマワリの開花を楽 しむ、というやりかたもあるが (実は、我が輩は何度も「種蒔き」を試みたが、 近所の「飢えた」野鳥が直ぐ食べてしまうので、ヒマワリの植樹には成功したことがない) 。。。
そういえば、我々の世代が大学院生であった頃、イタリア映画 で「ひまわり」と いうのが上映されていた。 名女優ソフィア=ローレンが主演の映画だが、我が輩は 実験で忙しく映画を見る暇はなかったが、あらすじによると、第二次世界大戦中 に、イタリアの兵士がソ連に出征する前に、妻から「一握りのひまわりの種」を もらった。たとえ、戦場で 戦死しても、種が美しいひまわりの花を咲かせるだろ うと。。。 夫はとうとう戻ってこなかった! 実は、戦死したのではなく、シベ リアで、命を助けてくれたロシア生まれの娘と結ばれて、別の花を咲かせていた (悲劇か喜劇か)。 正直な話、日本でこの映画が "大ヒット" した理由が、我が輩には未だにわからない。。。
2年後に、博士号をもらってから暫くして、我が「初恋のヒト」と一緒に、有楽町 で「ラ=マンチャの男」(ドンキホーテの話) (ソフィア=ローレンとピーター=オトゥー ルの共演) を楽しんだ思い出が、ふと甦った。。。ピーター=オトゥールは、既に10年ほど昔、他界したが、独特のユーモアを備えた 英国の名優だった。「アラビアのローレンス」や「Good Bye, Mr. Chips」など、 名画に活躍した。 彼は「ラ=マンチャの男」出演から3年後に、腹部の悪性腫瘍で、 余命いくばくもないと宣告されたが、奇跡的に助かり、以後も数々の映画に活躍 した。。。

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