6月中旬から2カ月ほど、いわゆる「命の洗濯」のため、私は、大雪山山麓に広が
る旭川市内に逗留していた。 主な目的は、大雪山山脈周辺のハイキング/散策で
ある。 しかしながら、市内の路上には、あちこちに、様々な彫刻像が、人々の目
を楽しませていた。その一つが、旭川駅前から、南方へ真っ直走る「買物広場
街道」に並ぶ作品である。街道は、最終的には、左に折れて、(石狩川河川沿いの
)「常盤公園」に通ずる。。。
7月始めのある早朝のことだった。いつものごとく、5時頃、未だ薄暗い買物街道
を通って、公園へ散策の途中、市役所近く、6条の角あたりにある駐車場で、
"ミロのビーナス" の白い石膏像が、首と胴体に切断されて、無惨に、地面に放置さ
れているのを発見した! 胴体には、 "NADC.JP" というタスキがかかっていた。。。
残念ながら、旭川では、寄宿していたマンスリーマンションのWiFiがあいにく、
作動しなかったので、インターネットで、この所有者が一体誰だったのか、(都内
に戻るまで) 特定することができなかった。 1カ月後に、都内に戻り、その持ち
主が、(旭川市内で活躍する) 野村市議 (立憲民主所属、米国帰りの音楽家/不動
産業者?) であることが判明した。
実は、"NADC.JP" は 彼の後援会の事務所だった。 この市議が最近、特に力を入れ
ていた活動の一つは、例の「旧統一教会」など右翼団体による旭川市条例の「
改悪」を、断固阻止する運動だった。 私の推測では、ビーナス像の破壊は、こ
れら右翼による "NADC.JP" に対する悪質な「嫌がらせ」の一環である、と思われ
る。 早速、東京から野村市議に電話連絡をしたところ、野村さん自身も、ビーナス像
の破壊 (事件) を目撃したそうである。。。
私は薬学者なれど、「芸術家の端くれ」でもあるので、数日後、(放置されたままの) 「ミロのビーナスの首」 (縦横30 cm 前後) だけを、”デッサン” 用として、(マンションの部屋に) 大事に保護した。残りの胴体は重過ぎて、今でも (駐車場に) 放置されたままだが。。。
"右翼"の暴力に決して屈するな!
できれば、この石膏 (頭部の鋳型) を、メルボルンに持ち帰り、「クラークの胸像」
の例にならって、例えば、軽量な「素焼き製」の頭部を (プーチンに対抗する) 「平和のシンボル (女神)」として、再製してみようと計画し
ている。。。
実は、メルボルン郊外に住む我が親友の兄貴 (Dave Farrell) は、絵描きであると
共に、プロの彫刻家でもある。もし、将来、我々の開発したPAK遮断剤「15K」が
見事に臨床テストに成功し、世界中で市販されるならば、ノーベル賞 (医学ある
いは化学分野) に値いするので、「豪州に永住する最初の日本人」ノーベル賞候
補として、我が胸像を、(我が「遺灰」を太平洋に散骨すると共に) 我が家 ("PAK Research Center" 記念館) の玄関前に飾ることを、
Dave に依頼してある。。。彼なら、ビーナスの頭部を再鋳造するのは、朝飯前だ
と確信している。。。
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