2020年4月3日金曜日

「タマネギの皮」から PAK 遮断剤 「ケルセチン」:
抗COVID-19 作用あり!

様々な野菜や果物中に含まれるフラボノイドの一種 、ケルセチン (Quercetin) はプロポリス中にも含まれるが (1)、PAK遮断剤の一種であり、抗癌作用ばかりではなく、抗コロナウイルス作用もあることが、かなり昔から、中国 (武漢) や南イタリアの研究グループなどによって、明らかにされていた (1, 2)。 野菜の中では、赤紫のタマネギ (皮の部分) # に最も含量が 高いようである。従って、ケルセチンの含量が高い食物 (野菜や果物) を常食することによって、ウイルス感染を予防することができるはずである。

#「タマネギの皮茶」 の作り方: 
ケルセチンは玉ねぎの皮100g中には1200㎎含まれているとされているが、これは玉ねぎの実の部分の30倍以上もの量になるという。
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2019/01/post-1588.html

タマネギ茶自体は多少苦味があるので、砂糖とレモン汁 ( あるいは梅酒) などを多少加えると、ずっと飲み易くなる!  なお、タマネギの苦手な人々のために、ケルセチン錠剤 も (アマゾンなどから) 市販/通販されている。

参考文献: 

1. Debiaggi M, Tateo F, Pagani L, Luini M, Romero E. Effects of propolis flavonoids on virus infectivity and replication. Microbiologica. 1990; 13(3):207-13.
2. Li H, Chen C. Quercetin Has Antimetastatic Effects on Gastric Cancer Cells via the Interruption of uPA/uPAR Function by Modulating NF-κb, PKC-δ, ERK1/2, and AMPKα. Integr Cancer Ther. 2018; 17(2):511-523.

0 件のコメント:

コメントを投稿