幼女の名は、クレオ=スミス。 事件は西オーストラリア州の首都 (パース) から北へ900 km の西海岸線にあるCarnarvon という町付近で発生。 両親と共に、近くのキャンプ場のテントで宿泊中に、ある夜明け前に、独り娘のクレオが忽然と姿を消す。。。
付近の警察官 100名以上が総動員され、(州政府からの) 一億ドルの賞金付きで、捜査が一帯で開始されるが、18日間、殆んど糸口無しだったが、町付近で、独身で子供無しのある (喫煙、肥満体の) 男 (36歳) が、スーパーに赤ちゃん用のオシメを購入しに来たエピソードが、糸口になって、(真夜中) 男の住んでいるらしい家宅が警察により、捜索され、幼女クレオがベッドルームから無事保護された!
そのビッグニュース (Happy End) に、両親は勿論のこと、豪州全体の人々が拍手喝采をした。 。。 この男は身体の調子が悪いらしく、病院に一時入院中だが、退院後、先ず「参考人」として、警察から事情聴取を受けることになっている。。。一つ判明している事実は、この容疑者が「女の子の人形」を無数に収集していること (ひょっとすると、クレオもその収集品の一つ?)。 実は、これらの人形は本人が購入したものでなく、祖母から譲り受けた物ばかりであることが判明した!
事件の全貌は未ださっぱり解らないが、この珍しい事件を題材に「映画」(Vanished and Found) を製作しようという動きがあり、様々な作家たちが、"想像力" を駆使して、一斉にシナリオを書き始めている。。。。遂に、犯人が誘拐を自白 (1月24日)! 動機は??
実は、我が輩も 3 歳頃に (敗戦直後) 都内で、(突如) 失踪した経験がある。朝、父親と共に、畑に出かけた折、父が畑で懸命に仕事をしている間に、退屈したのか、トコトコ独りで歩き出して、昼の食事をしようと、父親が手を安めた瞬間、息子が辺りにいないことに気づいた。近くに渓流が流れていたが、その付近には、息子の形跡はなかった! あわてて、近所の駐在に、息子の失踪届けを出して、父は自宅でじっと待機した。その日の日没頃になって、(10 km ほど離れた) 隣村の駐在から、年取った巡査が (恐らく自転車で)、息子を連れてやってきて、「Happy End 」に終わった!。 以来、我が輩は、自宅の住所「中野区江古田1-242」を空で暗記するように、厳しく教えられた。 偶然に、 息子の「足腰の強さ」を知った父親は、我が輩を連れて、高尾山などへ登山訓練に出かけるようになった。。。
成人後、我が輩は単身渡米、世界中を独り旅しながら、波乱万丈な人生を楽しんできた。 その芽生えは、「3歳時の失踪」にあったような気がする。 クレオ嬢が将来、一体どんな人生を歩むことになるか知らないが、彼女の両親が決して「過保護」にならないことを、 切に望みたい !
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