2024年8月15日木曜日

「治水」で "水害" を治める :「メルボルンの前例」に
習い、豪州ブリスベーン郊外の「洪水」を防ぐため、
"治水工事" を緊急に提案!台風10号、鹿児島に上陸!

我が輩は、メルボルン郊外から亜熱帯ブリスベーン郊外に引っ越す計画を進めている。年寄りになって、"メルボルンの冬が厳し(寒) 過ぎる" と感じ始めたからだ。
しかし、ブリスベーンに引っ越す前に、一つ解決しておかねばならない課題がある:
ブリスベーン郊外 (ミッチェルトン) を流れる渓流 (ブルック) 周辺に頻頻と起こる洪水を防ぐ/軽減することである。 実は、亜熱帯「クイーンズランド」(QLD) はモンスーン地帯で、11月から翌年5月まで、頻ぴんに台風 (サイクロン) が猛威をふるい、度々大雨で洪水を起こす。特に、2011年と2022年の洪水はひどかった!
QLD は、広大な州 (日本全体の5倍) であるが、たった6個のダムしかない! しかも、ブリスベーン市内を流れるブリスベーン川を上流でせきとめる「ダム」はたったひとつしかない。 日本でいえば、列島内にダムがたった一ケ所しかないに等しい! 従って、台風の度に、洪水が発生するのは、必然的である!
日本国内には、驚くなかれ (大小の) ダムが "50" 以上もあるが、それでも毎年どこかで洪水被害が絶えない! しかし、ダムを建設するには、多額の予算と長い年月がかかる。 (日本最大の) "黒部ダム" の建設の歴史を紐解けば、一目瞭然である。
従って、"より手っ取り早い" 対策が必要である。 ブルック川 (恐らく、ブリスベーン川の支流) の直ぐ隣に大きなショッピングセンターやホテルがあるが、2022年に、そこの駐車場が水浸しになったと、近所に住んでいる邦人から聞いた。 更に、近くのフットボールスタジアム全体も洪水で使い物にならなくなった! 周辺にある住宅地も言わずもがなである。 鉄道路線の向う側にある「高台」 (教会や老人ホーム等) だけが、洪水を免れた。
そこで、我が輩は、そこに引っ越す前に、「ブルック川の治水」 (川底を深く掘り下げ、更に川幅を広くする) 工事を緊急に、始めてもらいたい、と地元の政治家達に、(住民たちと共に) 提案/陳情したい、と考えている。もし、洪水が無くなれば、流域の地代や住居 (物件) の値も上がり、地元に莫大な「経済効果」をもたらすことは明白であるから、この "治水工事に献金する" 実業家も少なからず現われるだろう。。。
我が輩が現に住んでいるメルボルン郊外の住宅街の近くには、同様な渓流 (Moonee Pond Creek) が流れているが、1952年にメルボルン五輪の選手村になって以来、70年以上、流域で洪水を起こしたことは殆んどない。"メルボルン市"が, 川底をえぐり、川幅を広げ、コンクリートで固めてくれたからだ。 (80年後の) 2032年には、ブリスベーンで夏期「五輪」の開催が予定されている。目下、その「選手村」の選定が進められていると聴いている。。。
我々は、手初めに、ミッチェルトンの地方紙「ECHO」(こだま) に、「メルボルンの前例」に習い、この (ブルック) 治水計画を促す目的で、短い記事を投稿した:
"Controlling Brook River" for Eradicating Floods, once for all!
「水を治めるものは, 天下を治める」: 戦国時代の名将, "太田道灌", "武田信玄", "徳川家康" などは、"治水" 対策にも 優れていた! 「灌漑」という言葉は「道灌」に由来するのだろうか。。。
(台風に伴なう) 「強風」をコントロールするのは無理である。だが、水は「重力」に沿って流れるから、上手に「水路」(運河)を開け (灌漑すれ) ば、水害 (洪水) は防げる!
我々は、ブリスベーン市役所が、 "岸田内閣" の如き「無策」の政治団体 (=烏合の衆) ではないことを、切に祈る!

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