2018年10月19日金曜日

89歳の老人が、数学に関する「世紀の謎」を解いた!

複素数に関する「リーマンの仮説 (予想)」を実際に証明したと、主張する英国の老数学者 (89) が最近現れた! マイケル=アティヤ 教授で、1966年の「フィールズ受賞者」。この仮説は過去160年、証明に成功した者がいなかった「世紀の謎」の一つだった。もし、彼の証明が正しいとすれば、正に「ユーレカ!」ものである。賞金 "1億円" 以上がかかっているそうだ。

 緑色蛍光蛋白「GFP 」の発見者、下村 脩 博士 (90) さんが他界
1960年頃、プリンストン大学に32歳で研究留学中、オワンクラゲから緑色の蛍光を発する蛋白 (GFP) を偶然発見した下村 博士は、30年以上後、GFP 遺伝子がクローンされ、細胞内標識に広範に利用されるようになって初めて、その功績が認められ、48年後 (2008年) にノーベル化学賞をもらった。 それまで、彼の名は余り一般には知られていなかった。

私自身も、2007年頃、このGFP のお世話になって初めて、 下村さんの存在を知った。熱ショック蛋白 (HSP16) を発現する遺伝子のプロモーターにGFP 遺伝子を融合した人工的な遺伝子を発現する特殊なせんちゅう株を、プロポリスなどのPAK遮断剤で処理すると、熱ショックを与えた後、 HSP16 の遺伝子が急速に活性化され、透明なせんちゅう体内がGFPにより蛍光を発するようになると共に、長生きするようになる。 原理的には、この方法で、種々のPAK遮断剤 (副作用のない抗癌剤、健康長寿の薬など) を、敏速かつ簡便にスクリーニングできる。

最近、下村さんが (原爆に会ったり、青少年時代を過ごした) 郷里の長崎で、90年の長い人生を閉じた。 彼の冥福を心から祈る。。。

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