納豆は、大豆を納豆菌で発酵させた健康食品。 納豆製品のいわゆる「王様」は金
の粒「ほね元気」(2000年発売開始)! なぜなら、このミツカン特製納豆は、納
豆菌(Bacillus subtilis OUV23481株)を使用して、普通の納豆の2倍近いビタミ
ンK2 を含み、 カルシウムの骨への吸収を促進する! 北欧ノルウエー等では、(特
に、老人向けに) そのエキスを錠剤として販売/通販!
さて、2003年頃に、昭和大 (薬学部) の研究グループによって、K2 には、抗癌作
用もあることが報告された! 特に、卵巣癌やすいぞう癌の増殖を抑える。 さて、
スイゾウ癌の増殖には "PAK" が必須である。そこで、我々は兵庫県立癌センター (婦人科
) の研究者と共同で、「卵巣癌の増殖もPAK必須である」という仮説を、PAK18 と
呼ばれる「PAK遮断」ペプチドで、実証した。 更に2009年には、ノーベル賞に輝く抗
生物質「イベルベクチン」も、卵巣癌を抑える「PAK遮断剤」であることを証明し
た。従って、K2 も「PAK遮断剤」である可能性が極めて高い!
2015年なって、中国 (武漢工科大学) の研究グループによって、ショウジョウバ
エの抗癌遺伝子 (Heix) を欠損させると、メラニン合成 (PAK依存) が異常に高
まると共に、JAK とMAK 活性 (PAKの上流と下流) も異常に高まることが発見され
た。面白いことには、転写蛋白「Heix 」は、K2の合成にも必須であることが以
前から知られていた。従って、K2 がPAK 遮断剤であることが "9分9厘" 確実である。
参考文献: Y Xia, SZ Midoun, Z Xu, L Hong (2015).
Heixuedian (heix), a potential melanotic tumor suppressor gene, exhibits specific spatial and temporal expression pattern during Drosophila hematopoiesis. Dev Biol. ; 398: 218-230.
修士/博士論文研究: 言い換えれば、K2 を製造する納豆菌は、乳酸菌同様、健康長寿をもたらす「善玉」
菌の仲間という結論が出る。従って、線虫に餌として、大腸菌の代わりに、 例えば、ミツ
カンの納豆菌 (Bacillus subtilis OUV23481株、 あるいは 「ほね元気」エキス
) を与えれば、平均寿命が数割、伸びるはずである。。。線虫を使う「寿命」実
験は、最低 3-4 週間かかる (マウスを使うと "数年" かかる!)。しかし、「寿命と
産卵数は逆比例する」、あるいは 「多産は短命」という、動物界の一般法則を利
用すれば、産卵数を測定することによって、(線虫なら) わずか2-3日で、寿命の長短を "予測" することができる。。。
更に、ごく最近、中国の研究グループによれば、少なくとも「認知症モデル」のショウジョウバエをビタミンK2で処理すると、"記憶力" が回復し、 寿命も有意に延長するそうである ("大学入試" を控える受験生にも良報!)。「水平思考」が得意な院生諸君なら、ぜひ「挑戦」すべき課題!
前述したが、「線虫に "乳酸菌"を食べさせると、"大腸菌"を餌にした線虫より、4割も
長生き」した! 従って、上記の (納豆菌に関する) 学説/仮説は、それほど「奇想天外」ではない。。。
驚くなかれ、2019年に米国 (アトランタ) の研究グループによれば、大気中に生息する枯草菌を餌代わりに、育てられた線虫は、(「大腸菌」育ちの) 線虫より少子
化 (産卵数が半減) する代わりに、極めて熱耐性になる、ことが判明した! "多産は短命!" なる 一般原則に従えば、 (納豆菌を含めて) 枯草菌の仲間は、乳酸菌同様、(特に、地球温暖下に) 健康長寿をもたらすこと疑いなし! 韓国では、特に名産地である淳昌(スンチャン)では、古くから、枯草菌などで発酵した「テンジャン」味噌 (固形) が、「健康長寿の素」といわれている。
KL Hoang, NM Gerardo, LT Morran (2019). The effects of Bacillus subtilis on Caenorhabditis elegans fitness after heat stress. Ecol Evol; 9: 3491-3499.
韓国研究者のかなり古い論文によれば、 テンジャンには、抗癌作用及び美白作用のある「ortho-dihydroxyisoflavone」と呼ばれるPAK遮断性のイソフラボン誘導体が存在するそうである。 これが「健康長寿の素」の一部に違いない。。。
更に、水平思考を重ねると、納豆や テンジャンを常食すると、(ワクチン耐性の) 「オミクロン」
変異体をも撃退できる、という結論にも達する!とにかく、ワクチン製造業者や政府の「お偉方」の馬鹿げた洗脳「ワクチンの
接種強要」(=イタチゴッコ) には、我々学者連は、とても着いていけない!
結論 (ダーウインがやって来た) : 「ホモ サピエンス 」とは、人類を指すラテン語だが、直訳すれば、賢い (sapiens)
人 (homo) の意。 我田引水になるが、乳酸菌や納豆菌などのPAK遮断食材を常時
摂取する者は、より「賢明、かつ長寿」な人種へ進化するに違いない。。。
驚くなかれ! 植物界や微生物 (バクテリアやウイルス) には、PAKが全く存在し
ない! そして、少なくとも長寿の大木は何千年も生き続ける!
前述したが、鶴と亀はしばしば「長寿の代名詞」に使われるが、少なくとも象
ガメには、実際に180歳を越えるものがいたそうだ。我が輩の知る限りでは、1830年
頃生まれの「ハリエッタ」(雌亀) は、有名な進化論者 「ダーウイン」によって、
ガラパゴス島から、豪州のブリスベーン動物園に移され、2006年まで、健康長寿
(175歳) を完うした。 彼女の好物は、 何んと「赤いハイビスカスの花」! 最
近、ドイツの研究グループにより、その赤いエキス (アントシアン=PAK遮断剤)
が線虫の寿命を有意に延長することが証明された! 従って、ハリエッタは、最
も「進化した」(賢明な) 亀の仲間だったことになる。。。その論文を読んで以来、
我が輩も、しばしば「赤いハイビスカス」茶を飲むようになった。。。このハーブ茶にはクエン酸を含まれているのでやや酸っぱい。そこで、砂糖と牛乳
を少々加え、「カルピス様」の味付けで、飲むのが良い! 驚くなかれ! 小さじ一杯 2 g (20 円分) で 、少なくとも三番煎じ (250 ml の
コップで 3杯) が可能。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿