PAK1 の「異常な活性化」が認知症の一因であることが、かなり以前から、知られ
ていたが、「遺伝学的な」直接の証拠はなかった。 2023年10月に、遂に、その証
拠が見つかった。広東のグループによって、PAK1 を活性化する "CDC42" というG 蛋
白を不活化する 「CDC42 GAP」 遺伝子 (抗癌遺伝子) を欠損させると、マウスに
(典型的な) 認知症が発症し、"タウ蛋白の燐酸化"や "BA 42蛋白の凝集" が生じる!
従って、種々の (「BBB」を通過しうる) PAK遮断剤 (D3, K2, プロポリス、フコ
イダン、メラト二ン, カルピスなどの酸乳飲料 etc) で、認知症の治療や予防が可能である!
我が輩は"80"を越して、人の名前を忘れ易くなったが、 D3 と K2 (納豆) の御蔭か、
「推理力」は益々冴えてきた!
Reference:
Zhu M, Xiao B, Xue T, et al (2023).
Cdc42GAP deficiency contributes to the Alzheimer's disease phenotype.
Brain. 146: 4350-4365.
言い換えれば、CDC42-activated kinase (ACK) も、 PAK1 と同様、 (発癌ばかりではなく) "認知症の原因" で
ある可能性が高い。。。
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