2007-2013年に渡る "線虫" を中心とする我々の研究の結果、病原酵素「PAK1」が加齢
酵素でもあることが、遺伝学的に証明された。 "PAK1遺伝子を欠損" した変異体が、
野性株に較べて、「熱耐性」が9倍に飛躍、 6割も長生きした。 2022年には、全く同様な結果 (寿命の延長) が "マウス" でも証
明された! 従って、(天然あるいは合成を問わず) 「PAK1 遮断剤」が全て、癌
や認知症等の難病の治療ばかりではなく、「健康長寿」に役立つことが明らかに
なった! 加えて、PAK1 遮断は、「少子化」をもたらし、世界的な「人口過剰状態の解消」
をもたらす!
そこで、今後、PAK1 遮断剤の開発及びその強化に結び付く画期的な研究に多大な
寄与をした研究者 (年令、国籍を問わず) に対して、我が「PAK研究財団」から賞
金 (研究成果のサイズにより、100 - 200万円) を授与する, という決定をした。 第一回の
授与は、来たる2024年6月頃に予定している。
さて、ほんの僅かな資産しか持たぬ「貧乏薬学者」の我が輩が (80歳を越えながら突然) かくの如き "極くささやかな"「薬学」賞を、一体何故敢えて始めたのか、 その理由を、ごく簡単に説明/紹介したい。
先ず、最近の「ノーベル医学/生理学賞」の内容に、極めて「失望」して
いるばかりではなく、ある意味で「怒り」を禁じ得ないからである。 「ネアンデルタール人と人類 (ホモ=サピエンス) が、太古に交配した」とい
う考古学的な証拠を、化石のDNA 分析から発見した (然も、研究所内で、同僚の
妻を寝取った) ある学者が、2022年に、ノーベル生理/考古学賞を得た。 人類全体
の「健康長寿」の促進を究極的にめざすべき医学/生理学の分野で、 "太古" に起こった「異種間の
セックス」が一体どんな貢献をしているのだろうか? 然も、受賞者本人 (及びそ
の父親で、「婚外受胎」を犯した人物が、やはりノーベル医学受賞者=Prostaglandin の発見者) の極めて乱れた
「性道徳センス」 (=極端な"セクハラ"文化!) に、甚だ疑問を感じる。
2023年のノーベル医学賞にも、いささか疑問を禁じえない。 COVID 対策として、
一世紀以上昔に、ルイ=パスツールによって開発された「ワクチン」という手法は、
今日、言わば (分子病理学を無視する) 「化石」的なアプローチである。 COVID
を含めて、いわゆる「RNAウイルス」による感染やそれによって発生する(肺や脳
内などの) 炎症や発癌は、全てPAK依存性である。 何故、市販のPAK遮断剤を使用
しないのか? なるほど、「RNA を使用するワクチン」製造自身は、新しい方法
ではあるが、ワクチンという概念は「化石」である。「ひっきり無しに変異し続
ける」病原ウイルスには殆んど対処できない (「イタチごっこ」の繰り返しであ
る)!
たとえ, ウイルスは変異しても、(発症自身は) 「PAK依存性」に変らないこ
とを、ウイルス/ワクチン学者はちっとも理解していない! これらのウイルス病
は、各種のPAK遮断剤 (イベルメクチン、プロポリス、センシンレン、ビタミンD3/K2、
フコイダン、メラトニン 等) で、十分に治療し得るのだ。 ワクチン療法は、ファイザー
等のごく少数の製薬会社に、"過大な" 利益をもたらすに過ぎない! WHO を始め、
世界中の「医療行政の貧困さ」を如実に露呈している。 ノーベル財団 (少なくとも、医学/生理学賞の審査員ら)は、これら
の "無知な" (あるいは "腐敗し切った") 団体の「尻馬に乗っている」に過ぎない! (我が輩が知る限り) ノーベル化学/生化学賞の審査員らは、もう少しまともな決定 (選考) をしている。
もう一つ、付け加えれば、 (自然科学分野の)ノーベル賞の受賞が遅過ぎる! 発見から半世紀も経っ
て、発見者が既に「化石」寸前 (85歳を過ぎ、片足をかん桶に突っ込む) まで 、評価されないケースがかなり多い! 然も、両足をかん桶に突っ込んだ (死亡した) 多くの科学者には、何の評価を与えられていない! (少なくとも) 「科学者」に対
する表彰とは、言わば「現在進行形」で、与えられるべきである。優れた (将来性のある) 発見/発
明を、(未だ「油の乗った状態」で) 更に助成することが、必要だからである。
(妻やその息子/孫が三代がかりで活躍している) 数学の分野では、「フィールズ賞」の受賞は、40歳未満!とされている。 自然科学分野のノーベル賞の受賞が益々「高齢化」傾向にあるのは、科学者同士の「足の引っ張り合い」の結果 (反映) だろうか?
特に (競争の苛烈な) 米国内では顕著だが、同じ分野で研究する者同士が協力せず、 逆に "論文発表や助成金獲得" の場で、「相手の足を引っ張り合って、妨害しあっている」、という醜い姿 (現状) では、科学の「正常な発展」は、とても期待できない! 我が輩自身が在米10年後に、とうとう米国を去って、 豪州に永住を決めた理由の一つは、 この醜い「足の引っ張り合い」だった。 科学とは、いわゆる「もんじゅの知恵」を絞り合ってこそ、速やかに発展するものであるからだ。
三人寄れば文殊の知恵: https://www.jitco.or.jp/webtomo/pdf/sannin_vn.pdf
なお、我が「PAK 研究財団」による最初の活動は、2015年に沖縄の琉球大学構内に、
PAK研究センターの支部を立ち上げたこと。3年継続し、主な成果は、PAK遮断剤を、
「美白作用」でスクリーニングできることを発見。 更に、「Click Chemistry」
で、カルボン酸を持つPAK遮断剤 (ケトロラック) をエステル化によって、その細
胞透過性を500倍以上、飛躍させることに成功! 次の事業は、数年前 (2019年
10月、COVIDパンデミック直前) に、PAK研究に関する最初の国際シンポジウムを、
米国ニューヨーク市内で主催 (男女各々 5名ずつを講演者として招待)。 来たる2024年の表彰は、3つ目の活動 (
「PAKの発見」30周年を記念する事業!) 。
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