我が輩の大学時代の同級生 (M くん) は、薬学部のボート部員の一人だったが、いわゆる「タフガイ」で、マラソン、登山、スキーも学生時代にやっていた。このM くんが、数年前、有名な「百名山」をとうとう全部踏破したというニュースを別の同級生から聞いた。そのMくんの勧めもあって、今夏 (登山客が未だ少ない6月中旬から7月末まで)、暑苦しい梅雨の本州を離れ、(涼しい) 北海道の大雪山麓にある旭川市内にマンスリー (長期) 逗留して、登山やハイキングなどをしながら、「コロナ」(COVID) が希薄な空気を吸いながら、「命の洗濯」をする計画を立てつつある。。。実は、我が輩は、海外生活が長く (半世紀近く)、米国のロッキー山脈や欧州のアルプスの山々には度々登ったが、未だ北海道の高山に登ったことがない。 大雪山系の主峰 (旭岳) は、豪州の最高峰 (コジオスコ) とほぼ同じくらいの標高である、と聞いている。
さて、旭川は、有名な山岳小説「氷壁」を書いた昭和期の作家「井上靖」の生地として知られ、彼の ”記念館” がある。 実は、井上靖は、京大文学部 (美学専攻) 時代、我が亡父 (独文専攻) の2、3 後輩で、大学時代、北アルプスで、一緒に登山やスキーを楽しんだことがあるそうである。従って、1957年 (我が輩が中学2年の頃) に「氷壁」が出版された時、父は「氷壁」の熱烈な愛読者になって、この小説の話を良くしてくれた。 この小説は、実際に穂高 (前穂) で起こった遭難事故に基づいて書れたもので、切れないはず (?) の強靭な「ナイロンザイル」がなぜ、プッツリ切れて、氷壁を登山中の (ザイルで綱がった) 2人の登山家の一人が谷底に転落死したかを描いた作品である。 我が亡父もロッククライマーの端くれで、最新の「ナイロンザイル」を愛用し、我が輩にも、ザイルさばきを教えてくれた。「氷壁」は何度かテレビ映画になったが、最新作では、舞台が穂高から、何とヒマラヤの難峰「K2」にエスカレートしたそうである。。。
その遺伝子が殆んど同じであるにも拘らず、猿類と人類との間の大きな違いは、人類が二本足で直立に歩くことである。猿類の平均寿命は長くてもせいぜい 35-45 年 (ギニアヒヒ) である。我が輩の「持論」では、「二本足で歩く」 (あるいは「ジョギング」する) ことは、寿命延長 (倍増!) に大いに寄与している。 だから、「健康長寿」のために、足腰が丈夫の内に、(マイカーや自転車に頼らず) 出来るだけ歩く習慣をお勧めしたい。 PAK 遮断剤を経口すると同様、「PAK を抑制」することによって、健康長寿に役立つ! 最長寿の 岩「亀」は4つ足でゆっくり歩くが、長寿といわれる「鶴」も (人類同様) (短距離ではあるが) 2本足で歩く (長距離の場合は、飛行する!)。
エベレストの初登頂に成功したヒラリー郷は、養蜂家でもあったが、PAK遮断剤のプロポリスと登山のお蔭で、一生病気せず、「米寿」を全うした! もっとも、百名山で有名な登山家 「深田九弥」(1907-1971) は、皮肉にも登山中に “脳溢血” で死亡した。 久弥の場合は、どうやら「飲酒」が命を縮めたらしい。。。飲酒の場合は、PAK遮断剤 (Resveratrol) を含む 赤ワイン (養命酒) を勧めたい!
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