2022年4月2日土曜日

新学期に備えて、年令相応の「頭の体操」
幾何学: 多角形の内角の和?
「シニア電動カー」の運転マナー : 歩道を徐行せよ!

「三角形の内角の和=180度」という定理は恐らく、小学4年の算数の教 科書に載っているはず (我が輩の記憶が確かならば、70年前の我々の小学時代 の教科書にはあった!)。
問題1: さて、四角形の内角の和は一体何度? (小学生向け)
問題2: 次に大きく飛躍して、2022角形の内角の和? (中学生向け)
正解1: 先ず、四角形の内角の和=180度 X 2=360度。
正解2: 一般にN 角形の内角の和=180度 X (N-2) 。 従って、2022角形の内角の 和=180度 X (2022-2) =363600 度! https://www.okadori.net/des-nkaku/
女神“スフィンクス”の難問: 円の内角の和?
解答: 無限大、or ”円には角がない” (理論的には、どちらも正解!?)。
実は、「最初(朝) は四本足、次(昼)に二本足、最後(夕)は三本足で歩く "化け物" は一体何?」というのが 最も有名なスフィンクスの難問。「それは人間。赤ん坊の時は四本足、後に二本足、年をとると杖をついて三本足」が、正解と言われている。 最近は、(杖と同様、"運転免許無し" で運転できる) "シニア電動車" (3輪) が、(足の衰えを感じる) 「ハイカラ」 老人の間で流行っている!
先日、京都市内で、派手に「マイカー」で 衝突事故を起こした「本庶さん」(京大) も、そろそろ "シニア電動カー" (低速) に、ギアチェンジすべき「年令」(80歳) に達している (関西雀の囁き) ! 彼のケースを「他山の石」として、同年に達しつつある我が輩も、往年の「競歩」 ペース (時速10 km) からペースダウンして、「シニア電動カー」 (3輪、最高時速 6 km?) スタイルに (頭を) 切り換える準備を、目下進めつつある。。。
シニア電動カーに関する "交通規則" (運転マナー): 日本で は (右図によれば) 、シニア電動カーは「車道」を走るよう、義務付けられているかのようだが、道路巾のひどく狭い日本の車道で、複数のシニアカーが時速 6 km でノロノロと徐行し続けると、急ぎのマイカーやトラック (時速 40-60 km で疾走したい) にとって、明らかに「交通妨害」になる! 従って、豪州同様、シニアカー (3輪 ) や乳母車は、原則として「歩道」を進み、幼児や老人などを追い越したい場合に限って、一端 「車道」に出てから「追い越し」をすべし! スフィンクス曰く「然り」
ソクラテスの ”対話術”は、一般に産婆術(助産術)と呼ばれている。すなわち、産婆が妊婦に子を産むのを手助けするのと同様に、教師の役割は学生自身の学習意欲を促すことに他ならないということである。
不幸にして、我が母校 「日比谷」の数学教師 (我々生徒に尻/背を向けたまま、授業する故岡田先生) は、ソクラテスの産婆術を知らぬどころか、逆に生徒の学習意欲を剃いだ!
結論: 数学に限らず、どんな学問も、(学生) 本人に興味(意欲)さえあれば、「教師 (産婆) 無し」で独学しうる。
従って、極論を言えば、義務教育 (小学/中学) の教師は必須だが、高校/大学の教師は、必ずしも必要ではない、という結論に達する。 教師たるもの、心せよ!
実は、我が輩が「教育者ではなく、研究者の道を選んだ」理由は、そこにあった。我が亡父 (兼家庭教師) の言葉「search dictionnaire」(疑問が沸いたら、辞書を引け) が懐かしい。 高校/大学の入学祝いに (両親が) 神田の三省堂で、広辞苑、英和、和英、独和、医学英和など一連の辞典を買ってくれた。 65年経った今でも、かなりボロボロになったこれらの辞典 (家宝) を愛用 (座右の銘に) している。。。皮肉にも、研究職とは、「辞書に未だ載っていないこと (=未知)」を発見する職業である。

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