2023年3月29日水曜日

「山を動かした」人物 "像": 神武天皇、明治天皇、
そして、厚木飛行場にマッカーサー元帥 (1880-1964)
再度「山を動かす」ために、土井たか子をモデルに
「大衆を導く自由と平等のマドンナ」ブロンズ像を!

日本の歴代天皇の内、ブロンズ像として残されているのは、僅か2人だけ: 神武天皇の (想像上の) 銅像を「千台が原」 (奈良と三重の境)で、ハイキング中 に 我が輩は見かけた (数年前の話) 。 明治天皇の銅像は日本各地にあるようだが、 未だ御目にかかったことはないし、 特に 興味もなし (「富国強兵」のシンボル!)。

さて、もう一人、「珍しい統治者」の銅像が厚木の飛行場内に (古いプロペラ機の脇に) 立っていると、 最近聞いた。 敗戦後の日本を「2000日ほど」統治した青い目の「天皇」、マッカー サー元帥の銅像である。 1945年8月末に、マッカーサーは、GHQ で日本統治 (占 領) を開始するために、この厚木飛行場に 初めて降り立った。

日本に民主主義をもたらした 「 マッカーサー」、 の如き言葉が記されているそ うである。 いわゆる「マッカーサー憲法」を指す。 建造者は、「タカコン」の高 橋健吉。 タカコンとは、(地元の) コンクリートブロック製造会社で、 社長はどうやら、彫像家のようである。 1994年頃に銅像を建造。 なお、マッカーサーの銅像はもう一つ、八王子の雲龍寺 (京王高尾線: めじろ台と山田の間、五重の塔が"目印") にもあるそうである (飛行機のタラップを下りる有名なイメージ!) 。

実は、我が輩の亡毋 (2014年に97歳で他界) は、 米国のミッションスクール「神戸女学院英文科」出身で、 東京の「GHQ」で通訳/翻訳者 として、 数年勤務していた。 従って、 元帥は母の「大ボス」! 我々が小児結核に"集団"感染した時、 特効薬「パス」で 「九死に一生」を得たのも、そのGHQ のお蔭!

実は、マッカーサーは太平洋戦争の初期、マニラで日本軍の猛攻を受けて、「I shall return!」という "名セリフ" を残して、 豪州メルボルンに一時退散! 体勢を取 り戻して、 結局、厚木に「勝利者」として、 戻って来た! もし、彼が戻って来 なかったら、 我々は「東条の大馬鹿」のために、 "絶滅" していたろう。。。
もっとも、マッカーサーが辞任後、「自民党と旧統一教会」との癒着政治が蔓延し、 (再び) 日本の「右翼化」が進行しつつある。。。 I shall return! (山上被告)

マッカーサー政権の断行した「財閥の解体と土地改革」は、忌まわしい戦争を招い た大資本家 (巨万の富を牛耳じる重工業、金融業や土地の所有者) の分散にある程 度、成功を修めた。 しかしながら、再び、これらの大資本家たち同志が「Holdings」 という名の下に、いわゆる財閥を再興し、 私腹を肥やし始めた。 そして、これら の財閥の「金」(賄賂) に踊らされている腐敗政治家の集まり (自民党を代表する とする保守政党) によって、国会が運営されている。それらの弊害を無くすため には、重工業 (特に、自動車、発電、鉄道) 、銀行や土地の「国営」化が必要で ある。その昔、その政策は「社会主義」とか「共産主義」と呼ばれていた。 21世 紀には、新しい名前 (レッテル) が必要である。「大衆主義」というのは、どう だろうか? 一般大衆の目線で、日本社会を組み替える政策である。 勿論、その 大衆運動 (オレンジ革命) のためには、一般大衆を率いる「自由と平等」の女神 (マドンナ)が必要で あろう。 ドラクロアに代わって、それを "彫像" する芸術家を、緊急に募集しようではないか! 20年ほど昔、佐賀県の神崎駅前 (北口) に、 "男前" の「卑弥呼」像が建立 (竣工, 2001年) されたと聴 く。 制作者は一体 "誰" だろう?

江戸幕府を倒した明治維新 (1867年) から78年目 (1945年) に、日本の「軍閥政権」が敗戦に より、崩壊した! それから、丁度 「78年目」に当たる 「2023年」は、日本の 歴史にとって、節目の年になるだろう。。。マラソンに喩えれば、敗戦は「折り 返し中間点」だった。 さて、 目前の「ゴール」は一体何時か? 複雑な "数学" (幾何や代数) の苦手な生徒 (小学生) でも、簡単な「算数」(四則計算) で "正解" が出る。。。ましては、 難解な「Das Kapital」 (資本論) を読む必要もない! 単に「人生はマラソン」なのだ!

さて、冨山県高岡市内には、伝統的に 青銅 (ブロンズ) 像を製作する職場 (工房) が幾つ かある (なんと全国の9割を占める!)。 その一つに、目下、 あるウクライナ人の (年配の男性) 彫刻家がいる。 ロシアの独裁者「プーチン」による侵略を逃れて、高岡市内に、戦争が終わるま で、逗留する計画のようである。 目下、メキシコの女性芸術 (画) 家のブロンズ 像を制作中と聞いている。そこで、この人物に、ドラクロアの 「民衆を導く自由 の女神」をモデルにした「大衆を導く自由と平等のマドンナ」 (高さ 2 メートル程の ブロンズ像) を制作してもらおう、かなと思っている。 制作費用は (台座込みで) およそ "一千万円" 弱と見積もっている。。。
詳しい現場の様子: https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20230121/3060012392.html

問題は、都内の一体どこに、このブロンズ像を設置するか、である。 勿論、(皇居よりは) 国会議事堂に近い場所を 選ねばならない。。。さて、国会図書館構内には、未だ (新しい) ブロンズ像を設置するスペースがあるようだ。。。個人的には、マドンナのモデルとしては、社会党の党首だった「土井タカ子女史」 ( 愛称: マドンナ, 1928-2014) を推奨したい! 土井さんは我が亡毋より10歳ほど若かったが、同じく神戸出身で、同じ2014年に仲良く、 天国へ向かった!

大理石 (あるいはコンクリート) 像に比べて「ブロンズ」 (青銅) 像は、極めて 「高価!」である。 戦争が勃発しない限り、永遠に残る文化財だ。 しかしながら、 戦争になれば、ミサイルによる攻撃でぶち壊されるばかりではなく、軍に供出さ れて、大砲の弾丸などになる。「若者よ、大志を抱け!」という言葉で有名な、 北大 (札幌農学校) のクラーク博士の (ブロンズ) 胸像は、現在、北大構内に残 っているのは、 実は 「二代目」である。 初代の 胸像は、戦時中に、 なんと"陸軍"に供出された! 戦後、その鋳型 (石膏像 ) が札幌市内の教会に保存されていたのが発見され、 無事に複製された。 札幌は敗戦一ヶ月前に、米軍の空母から、日本石油の石油タンクが爆撃を受けたが、 幸い、市内自身は "B29" による爆撃を免れた! 従って、「マドンナのブロンズ像」の鋳型も、念のため、どこか (爆撃を受けぬ) 安全な場所 (地下室) に保存しておく必要がある!

さて、マッカーサーがトルーマン大統領によって、司令官を解雇されたのは、朝鮮 戦争の最中、マッカーサーが、北鮮を後押しする中国側を威嚇するため、「北鮮 - 中共 (Red China) 国境地帯に原爆を投下する」と宣言したのが主な理由だ。 従って、もし万 が一、北鮮が日本にミサイル攻撃をかけるとしたら、最初の一発は "厚木飛行場の マッカーサー像" めがけて、飛んで来る可能性がある! もっとも、今の指導者 (い わゆる「ロケットマン」) が "祖父" (金日成) の話を憶えていたらの話だが。。。

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