2023年12月7日木曜日

神経線維腫症 ( NF1) の治療に、"GABA" とビタミン D3!
NF1 患者 (特に、幼少) には、"GABA" とD3 が不足する
この不足が、もろい骨格や "学習能の低下"をもたらす!
D3 と GABA の併用は、"受験生"にも必勝への「鍵」!

稀少難病「NF1」(俗に「レック」) は、抗癌遺伝子 (RAS GAP の一種) が欠損ある いは機能不全のために発生する(主に) 「良性腫瘍」を伴う疾患。
軽度の場合は、皮膚上に大小様々な腫瘍 (俗に「ブク」) が発生するが、重度の 場合には、脳内に(良性あるいは悪性の) 腫瘍が発生し、失明、難聴ばかりではな くしばしば「学習能の低下」、ひ弱な骨格などをもたらす。
残念ながら、"公けには" (しばしば「後遺症」をもたらす)「手術」以外に、治療法はないが、 NF2 同様、PAKの異 常活性化が病因なので、様々な「PAK遮断剤」 (プロポリス、フコイダン、ビタミ ンD3, ビタミン K2, Gleevec など) が「代替療法」として使用され、一定の成功 を修めている。

さて、 前述したが、アミノ酸由来の「GABA」が美白作用のある「PAK遮断剤」の一 種で、いわゆる奇跡の妙薬「メラトニン」と同様な薬理/生理作用を発揮すること が、最近明らかになった (実は、メラトニンが「GABA」合成を誘導する!)。 極めて興味深いことには、NF1 患者 (特に、幼少) では、「PAK遮断剤」であるビタミンD3 ばかりではなく、「GABA」の脳内レベルが (健常者に比べて)、極めて低い、ことが最近明らかになった! 「GABA」の生成 には、D3 が必須であることから、「GABA」レベルもNF1 患者で低いのは 必然的であろう。 そこで、NF1 患者、特に脳内に腫瘍のある患者の治療に、(先 ず) 不足している D3 と「GABA」を併用してみるというのは、極めて「道理にか なった」アプローチであろう、と我が輩は確信している。
REF:
J J Garcia-Penas (2017).
Learning disorders in neurofibromatosis type 1. Rev Neurol. 64(s01): S59-S63.
2021年に台湾の研究グループが、"GABA" の (“陶器に固定した” 乳酸菌の培養による) 「量産 」法を発表 した。
LWT 140, April 2021, 110640
Mass production of γ-Aminobutyric acid by semi-continuous fermentation using ceramic support by Lactobacillus brevis RK03.
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0023643820316285

いよいよ、「大学入試」シーズンが近付きつつある! 合否いかんは「最後の一点」 の有無で決まる。 "D3 と GABA" の併用は、受験生にも必勝への「鍵」! 即ち、「健常者」にも極めて有効! 非常に興味深いことには、「GABA」には 「メラトニン」 と同様、鎮静作用があると共に、 (「ストレス」 がかかると低下する) 「免疫機能」を回復させる作用がある! 勿論、 COVID やインフルエンザの予防にも必須!
REF: AM Abdou, S Higashiguchi, K Horie, et al (2006).
Relaxation and immunity enhancement effects of gamma-aminobutyric acid (GABA) administration in humans. Biofactors ; 26: 201-8.

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