2025年3月31日月曜日

世にも不思議な町「Atherton」:鉄道、市電、自転車さえも走らない! 町内を走るのは、マイカー、通学バス、トラックだけ!

町の商店街 (いわゆる、Downtown) は、「高原の低地」にあり、住宅地は高原や丘の上、あるいはその途中にある。従って、Shopping、 通学、通勤のためには、坂道を下れば良いが、帰りはかなり急な坂道を登らなければならない (そこで、自転車に乘る人間は皆無!と思っていたが、ごく最近、"Mountain Bike" で坂道を駆け下る若者達を 2、3 見かけた) 。
学校からの下校は、 全てスクールバスで。
その中で、我が輩やごく小数の人々(大部分は"原住民" = Aboriginals) が徒歩で、Downtown と自宅間を (買物用に、"ザック"を脊負って) トボトボ往復している。

Shopping センターの前で、たった一人、「高齢者用電動四輪車」(屋根付) を利用している老人に出会った! 最大速度は12 km/hr だそうだ。こちらでは (日本国内と違って) 道路幅が広いので、2倍の速度で舗道を走行出来る! (バスで 2時間の) 隣町 (Cairns) で入手出来るそうである。
平屋又は2階建てで、3階建ての病院が最も高層!

南国高原での散文詩:「豪州火焔木の下で」
ある秋 (雨期) の晴れ間に、裏庭のベランダで作詞

赤い花のように、その木は紅葉してきた
我が新居の裏庭に、高くそびえる一本の木
名も無きその木は、私を高見から見つめていた
来たるべき幾年を 共に過ごすかのように
私はその木を見上げて 感謝の意を表した
庭に植えし数本の苗木よ
明日には、我が子とならん

この珍しい "落葉樹"は、豪州火焔木(カエンボク: Brachychiton_acerifolius):春に赤く開花、秋に紅葉。
早朝7時45分に、朝日が、この木のてっぺん(高さ 10 m) から、下界を照らす (天照らすの神!)。

我が愛する高村光太郎の「道程」には到底及ばないが、 我が道程の "終点" に因み、一句詠んでみた。。。 若かりし頃、我が輩は「画家」を目ざしていた時期があった。そして、彼の「道程」に感銘して、(独自の) "薬学者の道"を歩み始めた。。。
光太郎は不幸にして、肺結核で73歳の波瀾万丈な生涯を閉じた (来たる4月2日はその「命日」)。我が輩も小児結核に罹ったが、幸い、特効薬「PAS」の御蔭で、九死に一生を得た。それが切っ掛けとなり、薬学の道を歩み始めたのかも知れない。

Black Pepper 由来の「Piperine」(IC50=25 micro M) にも、「美白作用」あり!

芳香環に "アミノ基"を含む (右図) が、ポリフェノール系 "PAK1 遮断剤" (CAPE や クルクミン etc) に化学構造が良く類似している。 ""ネズミを""ネズミに変化させる!
文献:
JH Lee, J Lee, S Dej-Adisai et al (2025).
Piperine Regulates Melanogenesis through ERK Activation and Proteasomal Degradation of MITF. Biomol Ther (Seoul). 33(2):408-414.

2025年3月30日日曜日

Selaginella (岩松/岩ひば) 由来のポリフェノール(Selaginellin ) に美白作用、MITF/PAK1 遮断作用 ( IC50 = 5 micro M) あり (1) ! しかも、ジャスミンの香水成分がSelaginellin の合成を数倍飛躍させる (2)!

即ち、巻柏 (いわひば) と羽衣ジャスミンの共演/共棲で「健康長寿の園」が誕生!
然も、Methyl Jasmonate 自身にも(痛みの病因) COX-2 遺伝子を抑える作用 (= PAK1 遮断作用) がある (3)。
結論:少なくとも極東では、「化粧品」事業と「健康長寿促進」事業を兼業しうる!
(日本を含めて) 極東の学界では、「男尊女卑」だが、化粧品や健康食品の業界では、必ずしも、"男尊女卑" ではない。そこで、この新しい「兼業」を若い女性達にぜひ勧めたい!

REF:
1. Y Zhou, HL Zeng, XY Wen et al (2022).
Selaginellin Inhibits Melanogenesis via the MAPK Signaling Pathway. J Nat Prod 85(4):838-845.

2. FPS Reginaldo, PCP Bueno, EMG Lourenço et al (2022).
Methyl jasmonate induces selaginellin accumulation in Selaginella convoluta. Metabolomics. 19(1): 2.

3. F Mohammadinia, S Esmaeili-Mahani, M Abbasnejad et al (2024).
Methyl jasmonate ameliorates pain-induced learning and memory impairments through regulating the expression of genes involved in neuroinflammation. Brain Behav. 14(5): e3502.

2025年3月29日土曜日

休眠打破: 桜の開花には、春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要。"暖冬" は、開花を遅らす!

冬の寒さによって花芽が休眠から目覚める「休眠打破」が起こり、春に向けて開花準備が整う。「地球温暖化」のために、寒さが不足すると、開花が遅れる (あるいは、開花しなくなる)!
我々の人生にも、この種の "ショック" が必要であり、素晴らしい "才能の開花" をもたらす!
ダーウインの "進化論" は、南海の「ガラパゴス島」の訪問を転機に誕生した!

2025年3月28日金曜日

豪州の総選挙 (5月3日) に向けて:河川の氾濫を予防するために、(洪水地区に) "貯水池" を掘れ!
太田道灌曰く: 治水の名人は天下を治める!

QLD 州では、毎年の如く、台風や大雨の度に河川が氾濫して、鉄道が麻痺している。それを解消するには、州政府が先頭に立って、治水事業を遂行すべし!
何千年にも渡る "原住民族" の「原始的な」対応から脱却すべき時期が到来した!
QLD People demand QLD Government to Protect Rivers from Flooding by Digging Reservoirs (Ponds or Lakes)!

世界 "最長寿" の象亀「ハリエッタ」(175歳) の好物:
赤いハイビスカスの花の主成分は "アントシアニン" !

豪州ブリスベン動物園にいた象亀「ハリエッタ」は、2006年に175歳で永眠したが、この亀は、ダーウイン (進化論の提唱者) がガラパゴス島で発見して、動物園に寄付した贈物。
彼女の大好物だった「赤いハイビスカス」の花の主成分 (アントシアニン) が、ドイツの研究チームによれば、線虫の寿命を有意に延長した! アントシアニンは "PAK1遮断剤" であり、以来、我が輩は ("COVID 除け"を兼ねて) 「赤いハイビスカス茶」を常飲している。。。
REF:
Koch K, Weldle N, Baier S, et al (2020).
Hibiscus sabdariffa L. extract prolongs lifespan and protects against amyloid-beta toxicity in Caenorhabditis elegans: involvement of the FoxO and Nrf2 orthologues DAF-16 and SKN-1.
Eur J Nutr. 59: 137-150.

我が輩は、丁度2006年にメルボルンの癌研を退官し、翌年、米国で夏休みを送りながら、線虫の "PAK1 欠損株" が野生株より6割も長生きすることを発見!
"沖縄" には古来から、様々の「PAK1 遮断」食材があるが、戦後、米国基地の影響で、「Fast Food Culture」 に毒され、とうとう「健康長寿」県の座を失った!
そこで、我が輩は2015年から3か年、沖縄の琉球大学構内に「PAK 研究センター」を臨時に設立し、「PAK1 遮断」食材の発掘をめざし、美白作用=PAK1遮断作用という公式を確立!
NOTE:
因みに、数学は「演えき法」によって定理を確立する学問であるが、生物学は「水平思考」により、種の違いを越えた「共通点」を探し出す学問である。

2025年3月27日木曜日

秋に木々が紅葉する理由: 日照時間が短くなり、「アントシアニン」が合成され、葉が赤くなる(紅葉する) 。
アントシアニンは "PAK1 遮断剤"!

従って、紅葉した葉を集め、(お茶の葉同様) 湯で煎じて飮むと、"健康長寿" に繋がる!
我が裏庭にも (秋になると) 紅葉する高さ 5 メートルの不思議な (珍しい) 木がある!

「アーベル賞」(数学のノーベル賞) に、京大の柏原正樹氏 (78歳)、 日本人で初受賞!

「アーベル賞」の今年の受賞者に、京大の数理解析研究所の柏原(かしわら)正樹特任教授(78)が決まった。ノルウェー科学文学アカデミーが発表。
アーベル賞は、先駆的業績を上げた数学者に授与される賞として, 2002年に創設賞金は約1億700万円 (「フィールズ賞」の約10倍!)。フィールズ賞の受賞は「若手」数学者 (40歳未満) が対象だが、「アーベル賞」には年令制限がないらしい。。。
彼は、いわゆる「大学闘争中」の東大理学部数学科卒 (1969年5月)。
NOTE:
従来の受賞者の出身地: 米国 14名、フランス 5名、英国 2名 (圧倒的に欧米が多い!)

2025年3月25日火曜日

抗生物質「Rifampicin」に美白作用 (=PAK1 遮断作用) !

韓国の済州島にある国立大学の研究チームによれば、従来 (1965以来)、結核や癩病 の治療薬として、使用されてきた (安価な) 抗生物質「Rifampicin」に美白作用 があることが判明した!
この薬剤は、(前述の如く) 「チロシナーゼ遺伝子」の発現を抑えるので、明らかに「PAK1 遮断剤」である! この発見は、決して驚くには、当らない! 何故なら、少なくとも癩病の発症は "PAK1 依存性"であることが既知だからである。
REF:
YJ Lee, CG Hyun (2025)。
Rifampicin Repurposing Reveals Anti-Melanogenic Activity in B16F10 Melanoma Cells。Molecules。30: 900.
ただし、PAK1 遮断作用 は、「Gleevec 」の方が数倍高いようである。。。

2025年3月24日月曜日

PAK1 遺伝子とチロシナーゼ遺伝子との密接な関係:
「美白作用」を指標にして、「PAK1遮断剤」を同定!

ヒトの染色体 21 は、23種類の染色体中、最も小さな染色体であるが、235 種類の遺伝子が詰まっている。その代表的な遺伝子の一つが "病原性/老化" 「PAK1 」遺伝子である。健常者は、2本(一対) の染色体を有するが、これが3本存在すると、"DS" (ダウン症) を発症する。
さて、同じ染色体上に、メラニン色素を合成するために必須な "チロシナーゼ" 遺伝子が、PAK1 遺伝子と極く近接して存在する。それは、マウスの場合でも同様である。

最初に (我々が) PAK1 遺伝子の欠損株の発現型を線虫で発見したのは、2007年 だった。少子化と熱耐性が発見された。通常、少子化と熱耐性が生じると、寿命が延びる。実際、2013年になって、我々の手で、この欠損株が野生株より6割も長生きする事を実証した。 さて、2009年になって、米国のグループが、マウスでPAK1 遺伝子の欠損株を作り出し、炎症が発生し難い事を発見した。その後、2021年頃に、線虫と同様、「長生き株」であることを発見した。
面白いことには、黒いマウス由来のPAK1 遺伝子の欠損株は白マウスだった! そこで我々は、メラニン色素合成は、PAK1依存性ではないか、と推測した! しかしながら、詳細を調べてみると、この白マウスには、PAK1遺伝子のみならず、近接したチロシナーゼ遺伝子も欠損していることが判明した。

そこで、我々は2015年に沖縄の琉球大学構内で、メラノーマ (メラニンを合成する細胞) に "SiRNA" によってPAK1遺伝子の発現のみを遮断することによって、メラニン合成が半減することを発見した! 面白い事には、PAK1 が遮断されると、チロシナ-ゼ遺伝子の発現が半減することを分かった。こうして、メラニン合成にはPAK1 が必須であり、美白作用のある物質はPAK1遮断剤であることが確立した! この(世紀の) 発見には、ベトナム出身の男女2名の院生 (博士課程) による貴重な寄与を強調したい!

REF:
Nguyen BC, Be Tu PT, Tawata S, Maruta H (2015)。
Combination of immunoprecipitation (IP)-ATP_Glo kinase assay and melanogenesis for the assessment of potent and safe PAK1-blockers in cell culture. Drug Discov Ther. 9 :289-95.
以後、「美白作用」を指標にして、多様な「PAK1遮断剤」(CAPE etc) が敏速に同定されるようになった!

我田引水になるが、美白作用=PAK1遮断作用という発見は、(人類の) "健康長寿" に直接寄与するので、「抗COVID RNA ワクチン」やペニシリン等の開発 (ノーベル賞) よりずっと価値が高い! 更に附け加えれば、「少子化」を促進するので、「戦争無し」(平和的) に、地球上の「人口過剰」を解消しうる!

2025年3月23日日曜日

Atherton 高原で、マンゴーの植林開始!

今朝も(珍しく) 晴れだったので、裏庭に2本のマンゴー苗木を、 10 m 間隔で植えた。マンゴーは成長すると、高さが 5-6 m になり、枝が 4 m 近く横に伸びるから。 この2本を底辺にして、正三角形の頂点にあたる位置に将来、3本目のマンゴー (メルボルンで食していた絶品) を種から育てる計画である。
さて、当地の土は火山灰地 (赤土) で、ひどく固く、シャベルではとても歯がたたない!炭坑夫が石炭堀りに使用する斧か農夫の使用する鍬が、穴堀りに必須である!
直ぐ隣りに住むポーランド生まれの老人から、斧やシャベル etc を借りて、穴堀りを貫徹した。

2025年3月22日土曜日

豪州 Atherton 発: マンゴーを丸ごと凍結乾燥し、その粉末から健康食品 (御菓子) を製造販売するという案 (夢)!

マンゴーは種が大きく、果肉を切り取るのがやっかいである。日本では、その果肉からジュースを絞り出して、アイスクリーム等の味付けにしている。 さて、我が輩の引っ越し先、豪州 Atherton の丁度向かいの家は、「凍結乾燥」という技術を活かして、御菓子類を製造販売しているそうだ。
そこで、我が輩の裏庭でマンゴーが豊作になったあかつき(数年先の話) には、その町工場の凍結乾燥機を利用して、マンゴーを丸ごと凍結乾燥し、様々な健康食品 (御菓子類) を製造販売するという、新しい企業計画を目下, 夢見ている。。。

2025年3月20日木曜日

魚油由来の Omega-3 不飽和脂肪酸 (DTA etc) に、
美白 (PAK遮断) 作用あり!「IQ」や 健康の増進効果も!

韓国プサンの研究チームによれば、魚油由来の Omega-3 不飽和脂肪酸 (DTA etc) に美白作用がある事が最近、判明した。 つまり、これらの脂肪酸を含む魚 (鮭や鱒 etc) を常食すると、PAK1 が遮断され、「IQ」が上昇するばかりではなく、健康長寿にも役立つはずである!

我が細君は、ギリシャ系のアメリカ人 (数学者) だが、(ずっと昔から) 毎週金曜には、鮭などの魚類を食べる事を習慣にしている。 彼女には、確かに「先見の明」がある!
末息子は、英国ケンブリッジ大学の数学教授であり、孫 (息子) も同大学の数学科の院生! 三代に渡って、所謂「ピタゴラスの系譜」を守っている。。。 (将来) 「フィールズ賞」も決して "夢" ではない!
REF:
Moon KM, Lee MK, Park SY, et al (2024).
Docosatrienoic Acid (DTA) Inhibits Melanogenesis Partly through Suppressing the Intracellular MITF/Tyrosinase Axis. Pharmaceuticals (Basel). 17:1198.

2025年3月19日水曜日

数日前、「天国への道」(Atherton 高原) に無事到着!
家財道具は、(2800 km の道程を) 列車とトラックで
輸送中 (河川氾濫のため、列車不通!) 3 週間後に到着?

目下、家具は寝台のみで、(屋根の下で) "キャンプ" 生活中。まず、新居の前に低い垣根、裏庭でマンゴーの栽培を開始する予定!
当地は目下、雨期 (土砂降りの秋雨) の最中! (気温: 15度-25度)
Atherton (豪州北部、クイーンズランド州高原) には、メルボルンでは見かけない 濃い紫の花の咲く「紫紺野牡丹」(ブラジル/台湾 原産) と呼ばれる花木 (右上の写真) が、彼方此方で満開中!
我が家の前にも一本植えたいと思い、 「紫紺野牡丹」(TibouChina) がある近所に住むジョンというお年よりの紹介で、 郊外の植木屋で、TibouChina Alstonville の苗木を、早速、入手した。 (到着時には気づかなかったが) 実は、新居の裏庭にも, 立派な 「紫紺野牡丹」の大木が (晴れ間に) 2、3輪 花を秘かに咲かせていた (灯台、元暗し!)
"落語" のオチ: 一週間後に訪れた "植木屋" 曰く、 「あの木は Tibouchina ではない!
"朝顔" の弦が高く攀じ登って、(紫)の花を咲かせただけだ!」
朝顔の効害: 朝顔につるべ取られてもらい水:(井戸の) 水を汲むために, 蔓を切ってしまうのは忍びないので、 近所から水をもらって、間に合わせた。。。 !

豪州の (四大) 花木暦:
アカシア(ミモザ) の開花期は春、黄色の花。
鳳凰木の開花期は初夏、真っ赤な花
ジャカランダの開花期も真夏、薄紫の花
「紫紺野牡丹」の開花期は秋、濃い紫の花 (日本での、"桜" の開花とほぼ同時). 開花後、"紅葉" する

我が家の新住所は、21 Viola Street (スミレ通り) : その昔には、スミレが一ぱい咲いていたようだが、今は、「紫紺野牡丹 」で花盛り。(将来) "Purple Street" に変更するという案も浮びつつある。。。

さて、大雪の "富山" で、ある友人 (母子) の車がスリップし、 更に, 除雪の "雪の山" にぶつかって吹っ飛び、90度曲がって, 車が 横転 (大破)したが、奇跡的に、母子とも「無傷?」(運転手は, かすり傷) という、便り (E-mail) を受信。 恐らく、プロポリスとフコイダン (PAK遮断剤)との相乗作用で、骨密度が高まっていたので, 「骨折」を幸い "回避" 出来たのだろう。。。
"雪解け道" では、出来るだけ「徐行」をお願いしたい。「天国への道」を急ぐ必要なし!

2025年3月11日火曜日

NY株相場が (連日) 急落! トランプによる「貿易戦争」
(=対外高関税) で、米国が、先ず「自業自得」!
マスク(「極右」社長) の「テスラ株」も15%超下落!

1929年の「大恐慌」が、"再発" するかもしれない! 歴史は繰り返す。。。
最終的には、経済恐慌が世界中に波及し、"第二次世界大戦"へ発展!
警告:
"関税を撤廃" しなければ、第三次世界大戦世界 (= "核戦争") が勃発する!

2025年3月9日日曜日

吉村妃鞠 (ひまり) : 天才的なヴァイオリン奏者
(目下、13才の少女: 2011年生まれ)

音楽家夫婦の娘、「Himari 」さんの「豪州」(=地球の果て) 公演は、未だ実現していないので、我が輩は専ら You tube で「無料」演奏を時々拝聴している。
彼女の演奏を聞いていると、ヴァイオリンが "感情を如何に上手く表現しうる楽器" であることが理解出来る。。。。
彼女の通学している米国フィラデルフィアの "Curtis 音楽院" (大学) は、「授業料無料」!
日本で, 久々に誕生した「才能」(ピン = 絶品) を伸び伸びと伸ばしてもらいたいものである。

「ピン」から「キリ」まで:
それに比べて、秋篠宮家の通称「ズル仁」(「とんぼ研究」の長男) は、最低 (=キリ) !
少なくとも、彼を「日本の象徴」 (=天皇) には、したくない!!
"音感" 教育は3歳から、"数学" 教育は10歳から、と言われている (我が家では代々、「後者」を採用!) 。
音感のほうが、論理機能より、ずっと早期に (我々の脳内で) 発達し始める。。。
然も、音感は "100歳" を越えても、持続するが、数学の才能は余り長続きしない (だから、「フィールズ賞」の受賞資格は40歳未満!)。
"京大" (霊長類研究所) の服部裕子研究員ら (2013年) によれば、チンパンジーの "音" 感 (特に、リズム感) 教育は可能!

2025年3月8日土曜日

韓国の女性作家 (ノーベル文学者) ハン=ガンさんの名作「少年が来る」を読書中!彼女の作品「菜食主義者」とは違って、とても読みがいのある (やや難解な) 作品。

実は、豪州メルボルンに住む友人で、大阪の実家に両親を見舞いに出かけて、最近戻ってきた方に、梅田の"紀伊国屋"で、この本を最近、わざわざ購入してもらった。
「菜食主義者」の方は、豪州の図書館から英訳を借りて読んだが、中途で、とうとう返却してしまった! 内容が "異様" で (残念ながら) 我が輩好みではなかった!
「少年が来る」は、ごく最近、韓国ソウルで発生した「クーデター」事件に 関連がある作品である。もっとも、事件の舞台は、1980年に勃発したより悲惨なクーデター「光州事件」(著者が10歳の時、"故郷" で発生した政変)!
日本で起こった「1960年安保反対国会デモ」を、更に悲惨化した事件: 政府軍による発砲で、数千の若い (学生や市民の) 血が流され、死亡者が続出した! 主人公の少年は、小柄な高校3年生!
我が輩も1960年のいわゆる「安保闘争」時に、高校3年の「チビ」 (全校で最もチビ) だった。
我が輩自身は、未だ政治的に目覚めていなかったので、母校が国会の直ぐそばにあったが、デモには参加しなかった!
もっとも、成人後も、我が輩は「"大衆デモ" には参加しない主義」である。政府に対する反対の意志表明は、"徒党" を組まず、「個人」でやる主義!
群衆の中では、個人の「理性」を発揮出来なくてなるからだ。 いわゆる (動物的な) 「群衆心理」に圧倒されてしまう。。。

著者がこれらの文学的作品で訴えたいのは、どうやら、凡ゆる(政治的、軍事的、あるいは家庭や職場での) 暴力/拷問を止めよう、という (平和的あるいは女性的) 信条らしい。。。
彼女の文章は、「詩的な」散文で、時代や舞台が勝手に前後したり、前触れ無く、事件が登場する。言わば、「精神分裂症」的な所がある! 散文的な頭の持ち主 (我が輩) には、しばしば理解 (消化) に苦しむ!

2025年3月6日木曜日

トルコが真っ先に「平和部隊」をウクライナ国内へ派兵するらしい! ロシア軍をウクライナ(特に, クルミア半島) から追い出す作戦?

米国のメディア「ブルームバーグ」が報じた「情報筋」の話!
「クルミア戦争」(1853年-1856年) は、ロシア帝国と、オスマン帝国 (=トルコ) ・英国・フランス・サルデーニャの連合軍との間で行われた戦争。
この戦争中、トルコの首都 "イスタンブール" で、戦傷者の手当てを指揮した英国の "看護婦長"
「ナイチンゲール」が、世界に名を轟かせた。
ウクライナと共に、黒海 (Black Sea) に面した "トルコ" (NATO 諸国の一員) は、「クルミア半島の平和」に少なからず興味を抱いている。。。
"成功の暁" には、("意地汚い" トランプの代わりに)、トルコ政府にノーベル平和賞を!

2025年3月5日水曜日

マウスから「マンモス」へ 進化: その "第一歩"
北極でも生息できる "多毛な" GM マウスの誕生に成功!
米国「Colossal Bioscience」 というバイオ企業"発"

実は、(我々は沖縄で) 10年ほど昔、PAK1 を遮断すると、多毛になる事を発見 (1)!
つまり、PAK1 遮断剤には、美白作用のみならず、"育毛作用" もある!
従って、この多毛/育毛遺伝子は「PAK1 遮断」遺伝子の一種である可能性あり!
しかしながら、緑茶を飲んだだけでは、マンモスにはなれない!
"脂肪" 細胞や、"牙" 細胞などを育成する "多種多様な" 遺伝子が必須!
文献: 1。BCQ Nguyen, N Taira, H Maruta, S Tawata (2016)。
Artepillin C and Other Herbal PAK1-blockers: Effects on Hair Cell Proliferation and Related PAK1-dependent Biological Function in Cell Culture。Phytother Res。30: 120-7.

2025年3月4日火曜日

L-Theanine (緑茶成分) の美白 (PAK1 遮断) 作用、
更に、"寿命延長" 効果!

2017年に日本の国立神経科学研で、L-Theanine (緑茶成分) の臨床試験が行われ、毎日 250 mg の経口により、うつ病や不眠症の患者に (有意な) 治療効果が観察された(1)。これらの症状は、PAK1依存性であることが知られているので、この緑茶成分に "PAK1遮断作用" があることが予想される。
さて、2025年に、中国の研究チームによって、この緑茶成分 (アミノ酸) に "美白作用" が発見された(2)。 従って、この緑茶成分が "PAK1遮断剤" であり、健康長寿に寄与することが、明白になった! 実際、中国の研究チームによって、この緑茶成分 (1-100 micro M) によって、(少なくとも) 線虫の寿命が "2割" ほど延びる事が実証された(3)!
更に、この緑茶成分は "COX-2 遺伝子" の発現を抑えるので、天然の "鎮痛剤" としても、有効である。
従って、"緑茶" を適度に常飲すると、前述した 緑茶成分 (EGCG) との「相乗作用」も期待できる! 言い換えれば、緑茶で「NF腫瘍」を治療しうる可能性がある。

REF:
1。 S Hidese, M Ota, C Wakabayashi et al (2017).
Effects of chronic l-theanine administration in patients with major depressive disorder: an open-label study. Acta Neuropsychiatr. 29: 72-79.
2。CL Yu, H Pang, Z Run et al (2025).
Anti-Melanogenic Effects of L-Theanine on B16F10 Cells and Zebrafish.Molecules. 30: 956.
3. Huang Z, Jing H, Pan Y, et al (2025).
L-Theanine Extends the Lifespan of Caenorhabditis elegans by Reducing the End Products of Advanced Glycosylation.Foods. 14: 221.

美談:英国の国王「チャールズ3世」の "機転"
Buckingham宮殿衛士の中に, 貧しい「ホームレス」を
見付けて、直ちに、宿舎を提供/世話する!

宮殿衛士の一人に関して、 制服の異常に偶々気づいたチャールズは、履歴書を調べた結果、その中に「住所不定」の衛士が一人いることを発見した。彼は (兵役終了後) 貧しさのため、適当な住いが見つからず、車の中で寝泊りしている事が判明! そこで、チャールズは不憫に感じ、幹部を介して、その衛士に"無料" の宿舎を手配した。
戦前の乃木大将や山本五十六なら、 (部下に対して) そうしたかもしれない。しかし、今の「天皇」や首相に、同様な "機転" を利かす "英知"と "徳" が、果してあるだろうか?
君子の徳は風:
風が草をなびかせるように、君子がその "徳" によって, 人々をなびかせ教化すること。
独裁者の貪欲は狼:
プーチンやトランプの如き「ヤクザ」は、小羊の肉を貪る "狼" の如し!

2025年3月3日月曜日

(筋肉中の) Actin もMyosin も "ATPase "。しかも両方が共鳴して、更にATPase 活性が高まる。その共鳴に必須なのが、Kinase「PAK」である。意外にも、そのPAK が「病原/老化酵素」でもある事が判明! こうして、PAK遮断剤が「健康長寿薬」として、脚光を浴び始める!

ヒストリア:最初に「Myosin がATPase である」事がロシア (ソ連) の学者によって、1930年代初頭に発見された。 その後 (1940-50年代に)、Actin Fiber (F-Actin) が Myosin ATPase を活性化することが、セント=ジョルジー(ハンガリーのノーベル科学者) や江橋節郎 (東大医学部薬理) などによって、発見された。
更に、その後 (1970年代に)、米国 NIH の研究者 (Ed Korn など) によって、Actin が重合する時に、ATP を分解することが発見された。 1970年代後半に、(Ed Korn 研究室で) 我が輩が、Myosin-Actin の共鳴に "PAK" が必須であることを(土壌アメーバで) 発見した! その後 (1990年代前半)、シンガポールのEd Manser が、哺乳類にも "PAK" が存在することを発見し、更に (我々と共に)、PAK が「発癌酵素」であることを突き止めた。
最後 (2007-2013年) に、我々はPAKが「老化酵素」でもあることを突き止めた! こうして、一連の"PAK遮断剤"が「健康長寿の薬」となり得ることが判明した!

さて、皮肉な話であるが、筋肉収縮 (actomyosin の共鳴) の "草分け"、セント=ジョルジーは、"ビタミンC" の発見でノーベル医学賞 (1937年) にもらったが、「筋肉研究」分野では、ラスカー賞を貰った者はいても、ノーベル賞を受賞した者はいない! 更に、(「健康長寿」に深く結び付く)「PAK研究」分野からは、ノーベルもラスカーも, 未だに受賞者が出ていない

2025年3月2日日曜日

美白遺伝子 "SMILE" は、"緑茶" の成分 (EGCG) に誘導され、PAK1 シグナルを遮断する! 故に、緑茶を飲めば、美白ばかりではなく、健康長寿にも通ずる!

この遺伝子が発現すると、"メラニン合成" が抑えられることが、2022年に韓国の研究チームによって、発見された(1)。
更に、面白いことには、この遺伝子は、緑茶だけに含まれる "ポリフェノール" (EGCG) により誘導され、PAK1 の下流にある "STAT3" (転写因子) を抑える(2)。
従って、緑茶は "SMILE" 遺伝子を介して、PAK1 を遮断し、"美白作用"を発揮するばかりではなく、"健康長寿"をも促進する事になる!
参考文献:
1。 XT. Truong,YS Lee, TTP. Nguyen et al (2022).
SMILE over-expression significantly reduced α-MSH-induced MITF and melanogenic genes, thereby inhibiting melanin production in melanocytes. Thus, "SMILE" is an anti-oncogenic/anti-melanogenic gene. Int J of Mol Sci 23:15094.
2。 YJ Kim, KS Kim, D Lim et al (2020).
Epigallocatechin-3-Gallate (EGCG)-Inducible SMILE Inhibits STAT3-Mediated Hepcidin Gene Expression. Antioxidants, 9, 514.